私の過去の経験を生かしての、読者の方々が「自己啓発の罠」に嵌らないようにするためのアラートをしていくと同時に、自己啓発、出会い、お金等の情報ビジネスにおける「本質」にリンクした記事を発信して行きます。

こんにちは、よっしーです。


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今回はやらかしメルマガの
番外編２という位置づけです。


前のメールで
アダム・グランド著『GIVE&TAKE』
にある概念にわたしとＡさんを当てはめて
今回のやらかしを深堀していく
という話で終わりました。


この本は
『これから先の時代は
与えることができるひと＝ギバー
こそが成功するよ』
という内容です。


ギバーは先に相手に与えることをします。
目先の見返りを求めずに、
先に相手に対してギブをします。

そうすることで、周り回って
どこからか大きなお返しを貰うことができて、
大成功をします。


その一方で一番、失敗するギバーに
ついても書かれていて、
それは過度にギブをしていまうひとです。

自分の自己肯定感の低さを、
ギブすることで補おう。
そしてひとからよく思われようと
という思考のパターンでギブをして
しまいます。


これに対してテイカーというタイプの
ひとがいて、彼らは自分の利益を
先取りしようとします。

言い換えると「奪うひと」です。



わたしは失敗ギバーで、Aさんはテイカーでした。


本には、失敗ギバーはテイカーに
いいように使われてしまい、あげくに
騙されてしまうこともあると書いてあります。



まさにわたしとＡさんそのものの関係でした。


では、なぜわたしはここまでＡさんに
利用されまくったのか？



わたしがいたビジネスコミュニティの中で、
Ａさんはビジネスセンスの塊で
一番の成功者とされていました。
でも全然、偉ぶっていませんでした。

腰が低く、Ａさんは人当たりがよく、
ひとの話をよく聞いて肯定してくれます。


そして世の矛盾を批判し、自分の理想を語り、
相手を共感させます。


さらに
「よっしーさんとわたしはコミュニティに
入ったのがほぼ同時期で、年齢も近く
考え方も近いので特別な存在だから…」

といって自分の弱みを自己開示してきます。


こうされるとわたしは
「なんてＡさんは器が大きなひとなんだ！！」
とＡさんのファンになっていきました。


でもこれだけでは1230万円も差し出す
ような真似はしません。


なぜ、わたしがここまでＡさんに
利用されたのか振り返ってみると



わたしはＡさんと出会う前から、
この『GIVE&TAKE』を読んでいました。
それが逆によくなかったと思います。


Aさんはとにかく他者への貢献を
アピールするのです。

たとえば、アフリカで貧困生活を
送っている子供の里親になっていて、
月にいくらかを送金しているとか、

Ａさんの会社の従業員には、同業他社より
多めの給料を支払っているとか・・・


そして、リスクの少ない儲かるシステムを
つくって、皆で豊かになりたい、貢献したい
といったことを、よく言っていました。


それでわたしはＡさんは
「成功するギバーだ。」
と勘違いしてしまいました。


そして成功するギバーに乗っかれば
俺も勝手に成功するだろう

という他力本願な気持ちでお金を
出していきました。


途中、なにかおかしいと
感じることはありましたが、
Ａさんのことを
「彼はギバーだから大丈夫・・・」
と自分に言い聞かせてきました。

Aさんは典型的なテイカーだった
わけですが・・・


ほんとうにやばい人というのは、
テイカーでありながら、
自分のことをギバーだと思い込んで
いるひとです。


そういったひとは、奪うことを
罪悪感なく無意識にやっています。


奪われた人間は、テイカーから
離れていきますが、
そのテイカーは奪ったつもりは
ないので、なぜ自分の周りから
離れていくのかわかりません。


そして、次の失敗ギバーを
見つけて、奪っていきます・・・



もしあなたが、収奪されている
ギバー役を、狡猾なテイカーに
やらされているのではないか・・・？


そのような疑念を感じることがありましたら、
ご一読されることをおすすめします。


アダム・グランド著『GIVE&TAKE』
https://amzn.to/3dLQb2s


次回からは通常配信にもどります。


では、また