与える人になろうや。
今回は2日がかりの記事や。
難しかってん、これ書くの。
最近、悲しいニュースが多いな。
別に、親戚でも、友人でもないのに
テレビの中で見てた人がこんなになると
思わず、自分の命まで虚しく思えてきてあかんわ。
これは死神が吹く、魅惑的な悲嘆の口笛の音にやられてる気がするわ。
あかん。
これではあかん。
今日は対処法をいうで。
自分にはそない関係ない人やったはずやのに、
亡くなったと聞くとやたらその人の映像とか記事ばかりおってしまう。
あかんで。
そんな時は
テレビを消して、携帯を閉じて、
大きな音をたてていいよ。
拍手でもいい。
歌でもいいよ。
CDでもいい。
大声だしてもいい。
その場の空気を壊すんや。
自分の存在を暗い方へ引き寄せていく
想いを断ち切るんや。
その場を離れる。
外に出てみる。
緑を見て、
鳥のさえずりをきいて、
空を見上げて
おおらかな自然に包まれるんや。
夜中なら
お風呂に入って、
大好きな入浴剤でもいれて、
初めてラブレターを出した時
初めてラブレターをもろた時
初めて好きな人にでんわをした時
初めて電話がかかってきた時
甘酸っぱいトキメキを思いに浸るんや。
そう。
あれは
紛れもない、「私」の生きた証。
私の「生」が喜んだ一瞬。
私が2度目の鬱やった時、
ほんま生きてるのがめんどくさかった。
1日生き延びるのに、疲労困憊しててん。
それでも死なんかったのは
子供たちに、私のために「負の荷物」を新たに背負わせたくなかったから。
でも。
1年3ヶ月の病休後、職場復帰したんやけど
懇意にしていたお客様が、
自死しはった。
私になんども「死にたい」と電話をかけてきはった。
これは入院させなあかん、とおもて
入院先の病院のパンフレットを送ったけど、
着く前に、死んでしまわはった。
その時、
悲しい、辛い、その気持ちもあったけど、
彼女の死に引き込まれそうで怖かった。
2度鬱をした人は90%、という確率の(定かかはわからん)3度目の鬱が
やってきそうで怖かった。
あかん。
こんな怖い想いをし続けるのは、自分のことばっかり考えてるからや。
他の人を幸せにすることを考えよう、
そうおもて生きるんや。
そう決めて、会社をやめて起業することにしたんや。
人の突然の死の知らせは、
これほどまでに心打ち砕かれる。
でも、考えてみたら、それだけ人の命は尊いんやろな。
つい先日亡くなった女優さんは、私は「事故死」やとおもてる。
仕事が終わって、お風呂に入って、
幼い子供のそばで寝ようとおもわはった時に、
ふと。
彼女は親しかった、「彼」の最後に触れようとしたんじゃないやろか。
どんな心地で、彼は、最後の場所に足を踏み入れたのか?
その中の衣類に触れて、
適度な場所をみつけて、準備をして
どう、最後をむかえたのか?
女優さんや。
役に迫るための、様々なことをしてきはったやろう。
ましてや、ようしってる彼のことや。
彼の最後を追体験しようとしてみはったんと違うやろか。
そやけど。
そこには
スタッフやいん。
「はいカット!」
の声もかからん。
本気でやったらあかんとこで、
彼女は本気でやってもた。
ここまでが私の空想や。
(彼女は、ミス・シャーロックも演じてはったからな)
ほんまに死ぬ気なら、
ちゃんと遺すよ。
愛するものに。
愛するものを託す人に。
ほとんどの自殺といわれるもんは、「事故死」やと私はおもてる。
思いがけず訪れる「魔」の刻(とき)。
「知らんうちに、線路の方に足が進んでてびっくりした」
そんな人はいっぱいいる。
しっかり必死で生きていても、
私たちの人生の中で、私が間近になる時がある。
「病気」・・・覚悟と対策がとれる。時間もある。
「事故」・・・不可抗力。覚悟を決める間もない
「災害」・・・準備と心得で差がつく時も。しかしまともに受け入れるしかない。
「自死のささやき」・・・一生に一度も訪れへん人もいるけど、毎日ささやかれている人もいる。ただ生きる、それこそ苦行という人もいる。「生きぬく」それこそが使命という人もいはるやろう。
生き辛さは人それぞれ。
見た目の明るさでは推し量れへん。
(わたしかて、「なかまつさん、って悩みなんてあるんですか?」って今までいっぱい聞かれたもん。)
私がみてきた生き辛い人は、
人の優しさを感じる力は、めっちゃ敏感や。
期待や、励ましには、応えられへんでも、
寄り添ってもらった温かさは、ちゃんと伝わるよ。
今日も「彼」のドラマがあるわ。
彼の不在に、涙する人もおおいやろう。
でも。
それだけとちごて。
やさししたげてな。
今日、そして明日、あなたが会う、すべての人に。
その中には、もう一人の「彼」「彼女」がきっといはる。
幸せそうにはたから見えても、
心の中に、真っ暗なもん、抱えてる人が、
この世の中には多いんや。
すごく。
与える人になってな。
私もがんばる。
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