このメルマガの説明はありません。

【藤崎クラリネット教室】メールマガジン2021年2月1日号

皆さまこんにちは！
まだまだ寒くおこもり期間になってしまいましたが
いかがお過ごしでしょうか？

先週末、恒例の小中高生のソロコンテスト地区大会の
審査をしてきました。

今年はこのような情勢なので、急遽動画審査となりました。
しかし審査した地区は、部活自体が停止になっている学校が多かったせいか
辞退者が20名ぐらい出ている状態でした。（約70名→50名）

動画審査は初めてだったので、
使う脳みそが全く違いちょっと大変でしたが、
出演する側はそれ以上だったのではと思います。

急遽決まったこともあり、録画機材や環境もまちまちで
ホールで撮っていたり、自宅で撮っていたり
打楽器の練習がうっすら聞こえる音楽室で撮っていたりと
苦心の跡がとても見えました。

その中で私たち審査員はできるだけ公平に審査しようと
がんばりました。
最後に順位が出るのですが、納得の結果だったので
安心しました。

運営の先生方も感染対策に細心の注意を払い
私たちのために最大限の心遣いをしてくださっていて
いつも以上に感動しました。

また部活ができなくなった中
「生徒はこれ（コンテスト）が心の支えなので・・」と
というお話も聞いて、
本当にこの状況が早く終わり
伸び伸びと演奏できる日が来ると良いなと
心から思いました。

録画審査は貴重な体験でしたが
来年はライブで審査したいです！

この体験については、詳しくどこかで書いてみようと思います。
では今号もよろしくお願いいたします。



＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝



【今月のメニュー】
１．「１オクターブ持って集合！オンライングループレッスン」についての重要なお知
らせ
２．勉強会エントリー状況
３．note記事紹介
４．1月のインスタライブの内容
５．受験生必読！実践的緊張コントロール法



＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


【「１オクターブ持って集合！オンライングループレッスン」についての重要なお知ら
せ】

2/27に予定しています、オンライングループレッスンですが
今のところ受講生0名、聴講生1名の参加となっております。

通常は参加希望の出足はもっと早いのですが
今回レスポンスがほぼ無なので、
受講生が0の状態が開催２週間前（2/13 )まで続く場合は
中止とさせていただきます。

受講生が2名以上で開催、1名のみの場合は
個人レッスンに変更
聴講の方には個人レッスンを聴講していただきます。


今回は（も）本当に大事なことをお伝えしたいと思っているので
もし中止となりましても、この内容をベースにした個人レッスンメニューなどを
再構築していきたいと思っています。

オンライングループレッスン、ご興味のある方はこちらからご覧ください。
https://fujisaki-clarinet.com



＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝



【勉強会エントリー状況】
6/6と6/20に開催の勉強会のエントリー状況です。

・6/6は満席
・6/20はお席のこり3名となっています。

先着順で受け付けています。
参加ご希望の方は、曲が決まっていなくても構いませんので
ご連絡ください。
満席になりましたら、キャンセル待ちとさせていただきます。

キャンセル待ちの方が4名以上になった場合は
別日または同日に機会を設けさせていただきます。

今エントリーされている曲は、次の通りです（変更の可能性あり）
・ウェーバー：グランドデュオ・コンチェルタントよりⅡ
・マリーエリザベス：ロマンス
・ミヨー：デュオコンチェルタント
・モーツァルト：クラリネット協奏曲より第2楽章
・プーランク：ソナタより第2楽章



＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


【note記事紹介】
1月後半に書いたです。

定期購読マガジンを購入すると全ての記事を読むことができます。
初月無料です。ぜひご購入ください。
https://note.com/fujisaki_cla/m/m1a48ccbdb473




●『タンギングの雑音の原因は舌じゃない！？』

タンギングの出だしの「ザッ」「ペッ」。
この雑音で悩んでいる方はかなり多いのではと思います。

雑音が出ると
「舌をつける面積を少なく」
「つける時間を短く」
「位置はここ」「こう動かす」など、
舌だけにフォーカスして練習することが多いです。

もちろん舌も雑音の原因になりますが、
私はむしろこっちの方が重要じゃないかなと思っています。
（今回は息の話ではありません）
https://note.com/fujisaki_cla/n/n6c64cda19ed5




●『生徒の上達が遅いと感じるとき』

生徒の上達が遅いと感じるとき

それは生徒が不器用だからとか、
基礎教育がされてないからとか、
大人から始めたからが原因ではない。
https://note.com/fujisaki_cla/n/n31fdf265633d

これは新しく作った買い切りnote
「楽器指導者向けnote」に入っている記事です。
このnoteは一度ご購入いただくと、追加された記事を
追加料金なしで購読することができます。




●『口がバテバテだけど、もうちょっと吹きたい時のリカバリー法』

たくさん練習して唇がバテバテ、
唇が緩んで息もれ、歯と唇の間に空気が入ってしまう・・・
ここまできたら休むのがいいのですが、
バテがソロの曲中や合奏中に起こったら、
もう少し保たせたいですよね。

今日はそんな時のリカバリー法を書いてみたいと思います。
やることは２つです。
https://note.com/fujisaki_cla/n/n658040201129




●『信頼できるアドバイスの見極め方』

周りの人、ネットコミュニティ、雑誌やネットの発信・・・
これはこうしたらいい、
こうしちゃダメとアドバイスが溢れています。

悩んでいるときほど頼りたいものですが、
そんな時こそ要注意。自分軸が弱い状態だと振り回されやすいからです。

では沢山のアドバイスの中で、
どんなものを取り入れたらいいのか？
私はこれを押さえておく必要があるんじゃないかなと思っています。
https://note.com/fujisaki_cla/n/n6d995c445630




●『当たり前をやめると起こること』

練習の中で当たり前と思ってしていること、
沢山あると思います。
朝起きたら顔を洗うぐらい
疑いの余地がないこともあるのでは？例えば

・練習の最初にロングトーン

・フレーズの最初に息を沢山吸う

・背筋をちゃんと伸ばす

・繰り返し指練する

などです。でもこれ、本当にそうなんでしょうか？
個人差はあると思いますが、
この当たり前を疑うことが上達のきっかけになります。
（これらが間違いと言っているのではないので念のため）

当たり前をやめてみるワーク、よかったらやってみてください。
一人でもいいですが、数人でシェアする方が気づきが多いです。
https://note.com/fujisaki_cla/n/n47c502a44263




●『コンクールや試験で、自分と同じ曲を前の人が演奏していたら・・』

コンクールや試験の進行表を見たら、
同じ曲をやる人が前にいる！
しかも何人も！どうしよう・・比較される・・
すごく上手だったらどうしよう?と弱気になる。
この状況で動じない人の方が少ないのではと思います。

教室の生徒さんが実際にこうなっていたそうで、
どうしたらいいですか？と聞かれました。

え！どうしたらいいんだろう・・何の策もない・・
心の中で思いました。私も同じ状況だったらきっと動揺するだろうし・・
でも、ふとこんな考えが浮かびました。
https://note.com/fujisaki_cla/n/n5f1680a4764f




＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝



【1月のインスタライブの内容】

1月は24日に配信しました。

見てくださった方々ありがとうございます！
コメントをいただけると、とてもやりやすいので
いつも助かっていますし、反応があるのは嬉しいものです。
ぜひ気軽にコメントや質問していただければと思います。

先日は解剖学系の資料の出し方が下手だったので、
こっそりテスト配信してみました。
要領がわかってきたので
次はもう少しわかりやすく出せるかなと思います。


先日の配信内容はこのような感じです。

・演奏に役立つ身体の仕組み（前回までの復習、腕、股関節、頭と背骨の接点など）

・演奏に役立つ身体の使い方（腕の動き、股関節で動くことの重要性、立ち方座り方な
ど）

・演奏とリンクするATを使った日常の動き（落ちているものを取る、洗顔など）

・効果的なバテ対策（休み方、リセット法）

・１オクターブにはめちゃくちゃ重要テクニックが詰まっている話　など

ATを使った日常の動きができると、日常生活全てが
演奏のウォーミングアップになります。
日常生活の動きの中でも、1日1回は誰でも必ずやる動きを
紹介しています。

バテ対策も超おすすめなので、ぜひみていただきたいです。

1月の配信はこちらから見られます。
最初準備してるので３分後ぐらいからご覧ください。

https://instagram.com/stories/fujisaki_cla/2493414141015255532?utm_source=ig_story_item_share&igshid=1n59lg84e6jvv


↑で見られない場合は、こちらかインスタ内で「豊永よしこ」で検索してみてください
。
https://www.instagram.com/fujisaki_cla/

これまでの配信もIGTVをみていただくか
1月の配信を横にスワイプすると出てくると思います。


配信は最初にいくつかテーマを決めて
あとは出てくるに任せてお話ししています。
役立ちそうなことは全て伝えたいと思っています。

とはいえ、終わってから
この話もすればよかった！あれも伝えればよかったと色々湧いてくるのですが
それは次につなげていくということで・・

今後は身体の仕組みや使い方
アンブシュアのこと、タンギングと姿勢の話
息のこと、発音のことなど、
レッスンでお話ししていることもお話ししていきます。
最大公約数的なお話にはなりますが
よかったらご覧ください！



＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝



●受験生必読！実践的緊張コントロール法
（シェア歓迎です。SNSで紹介する場合はこのメルマガが出典の旨
書いていただけると嬉しいです）

今年は受験生やコンクールに出る生徒さんが多かったので
クローズで予行練習の機会を2回設けました。

今回は1回目に参加者の方にお渡しした
緊張対策の資料を少しリライトし
メルマガ読者の方にもシェアしたいと思います。

本番当日まで、当日、ステージに上がってからの振る舞い
ステージから袖にさがるまで
何をしたらいいかを書いていますので
１つでも参考になりそうでしたら
ぜひやってみてください。



【本番当日まで】

・規則正しい生活をする、朝起きたら太陽の光を浴びる
（心の安らぎを生むホルモン・セロトニンの分泌を促進するため）

・本番ではどんな演奏をしたいか？
　終わったら後どんな気持ちを味わいたいか、
　なんのために試験を受けるのかを思い出す。
（ゴールへ向かう目的、
ゴールで味わいたい感情を決めることで過程でのやる気が持続する）

・会場に着いたところから
本番、本番終了までを頭の中でシミュレーションする。

・本番が終わった後に味わいたい気持ちを
妄想でいいので毎日寝る前に単純に味わう。
現状に関係なく味わうのがコツ。
（できるだけ具体的に。自分の望みの持つ波長にチューニングするため）

・練習中も観客がいるつもりで
エアでコンタクトを取りながら演奏する。
・本番のつもりで録音したり
SNSで配信して緊張感に慣れる
（練習と本番は全く環境も日時も違うので
「練習の通りに」は通用しない。
練習自体を本番の緊張感に近づける）

・不安になったら、自分が安心できることを考える
例：自分がしてきたこれまでの蓄積を思い出す。
応援してくれる人を思い出す
感謝の気持ちを思い出す、など・・
思い出すと安心できることを探しておく。

・練習の時から本番当日の準備↓を習慣づける



【本番当日・起床から家での準備】

・できるだけ動きやすく、身体を冷やさない服装にする

・いつもより丁寧に動く
（丁寧に動くことで気持ちが落ち着き、意識が動きに移るので
余計なことを考えにくくなる）

・呼吸に意識を向ける（↑と同じ理由）

・五感を駆使して周りの空間に意識を向ける
（広さ、高さ、気温、匂い、壁の色、部屋に何があるかなど
空間を広く認識できると、心身が広がり動きやすくなる）

・浮かんでくる考えや感情を口に出してみる、書いてみる
（ネガティブは考えが浮かんでも無理に直さず
客観的に眺めるだけ）

・自分の好きなことをいくつも思い出す。
（好きな食べ物、場所、家族、友達、ペットなど楽しくなるもの）

・軽い運動
（軽いストレッチ、手や足をぶらぶら、首を回すなど）

・カフェインに弱い人は控える
（人によっては交感神経が活発化し、緊張がひどくなる場合もある）



【会場着、本番前の音出し】
↑の中でできることがあればする

・身体全体、周りの空間に意識を向けながら

・深い呼吸をする（吐くー吸うの順。吐くを長く、吸うを短く。身体が動ける状態で）

・水を一口のむ

・楽器を組み立てる時も丁寧に動く（心の中で動きの実況）

・音を出す前に必要な準備をしてから出す（数秒でも準備の時間をとる）

・リードのチェック
リードが突然豹変していたら、自分の状態を整える方に意識を向ける
それでもリードが合わない時は変える

・楽器が冷えている場合は手で温める

・数分音出しをしたら一度スワブを通す

・極力自分のペースを守る
（必要以上に進行係や共演者に気を使わない）

・最後に必ずスワブを通す。



【舞台袖で待機している時】

・自分の落ち着くことをする（楽しいことを思い浮かべるなど）

・可能なら水を一口飲む

・深呼吸を続ける

・表情筋を動かす

・自分全体に意識を向ける

・周りの空間に意識を向ける（特に頭?天井、身体の横、後ろ、床）

・どんな演奏をしたいか？そのためには何をしたらいいか復習する

・「失敗したらどうしよう」などの考えが浮かんだら
それは今起きていないこと、妄想だということに気づく。
妄想をするなら良い妄想をしたほうが力になる。

・今日できることをするだけで良い。
「前にうまくできた時みたいに吹く」では過去に意識が飛んで
力が分散するので、今この瞬間にできることをしようと
切り替える。



【本番】

・周りの空間に意識を向けながら
観客や試験官に歓迎されている気持ちで（例：拍手の中レッドカーペットを歩くような
）
袖から舞台中央に向かって自分のペースで歩く。

・中央に立ったら、自分全体、天井の高さを思い出し
観客や試験官がどんな人か（男性何人？眼鏡の人は？など）を見る。

・観客席、試験官席全体を自分のエリアに入れながら
笑顔で丁寧に股関節から曲げてお辞儀。
（股関節から曲げることで演奏のウォーミングアップになる。
作り笑顔でもOK。笑顔を作ることで副交感神経が活発になる）

・チューニング可なら自分のペースでチューニングする。
準備ができたら共演者とアイコンタクト

・音を出す直前に自分全体、
必要なこと（音の出し方、演奏したいこと）を思い出し、
準備してから演奏を始める。
（準備するだけで、準備ができたかは確認しなくてOK）

・ミスしたらどうしよう、ミスするかもが浮かんだら
思った通り演奏するには何をしたらいいのかを思い出す。
（ミスも想定内で準備しておくことをお勧めします）

・ミスしたらすぐ切り替える。
引きずってしまう時は必要なことができていない、
忘れている時。必要なことを思い出す。

・休みの小節があったら周りの空間に意識をむけリセット
口やアゴ、お腹周りを緩めてリセット
（音楽とは繋がっておく）

・演奏終了したら観客席や審査員席全体をエリアに入れ
丁寧にお辞儀する。袖に向かってゆっくり歩く



アレクサンダーテクニークで学んだこと、
自分で勉強したことをミックスして書いてみました。


なお、これはドキドキや発汗、息が浅くなるなど
交感神経が活発化しすぎて困っている方用の対策です。

ごくたまに本番前なのにやる気が出ず
力が出せない場合がありますが、
この場合は呼吸をやや早くしてみる、軽く有酸素運動をしてみるなどを
お勧めします。



＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝



【あとがき】

次回は2月15日配信の予定です。


疑問質問など随時受け付けています。
頂いた疑問質問に対するお答えは、こちらで紹介させていただきます。



アドレス変更はこちら
変更専用ページURL


配信停止はこちら
解除専用ページURL



＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝



クラリネット＆アレクサンダーテクニーク
藤崎クラリネット教室　豊永よしこ♪
★https://fujisaki-clarinet.com

・ブログ http://clarinet.blog.jp
・note https://note.mu/fujisaki_cla
・ツイッター https://twitter.com/fujisaki_cla
・インスタグラム https://www.instagram.com/fujisaki_cla/
・メルマガバックナンバー　https://mail.os7.biz/b/mpDt