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【藤崎クラリネット教室】メールマガジン2022年7月1日号

皆さまこんにちは！
千葉はいきなり梅雨明け
セミも間に合わない猛暑がやってきました。
１ヶ月後にタイムスリップしたような
不思議な気分です。

6月は勉強会を２回開催しました。
レポートはブログに書いたので、
私個人に起こったことを
書いてみたいと思います。

勉強会も最後に私が演奏するのですが、
そもそも春は毎年調子が出ないので（前々回のメルマガ参照）、
曲を決めるのも重い腰を上げる感じです。

今年は久しぶりにエチュードをやろうと
思ったのですが、調子が出ないことを優先して
とりあえず何をやるかは直前まで
保留にしていました。

１回目の10日前くらいに
さすがに決めなくてはと思い、色んなエチュードを
見ていましたが、全然決まらず・・

調子が出ないのでゴリゴリに練習するものは
気持ちがついていかないと思い、定番のローズ３２エチュードから
選びました。

ですが決めてからも別の曲にしようか迷いに迷い・・
そんな調子だったので、本番は
大失敗はしなくとも不本意な感じで
不完全燃焼に終わりました。


２回目は1回目の繰り返しだと、
自分を嫌いになりそうだったので
やる曲を変えよう！と決めました。
しかしここでも10日くらい前まで何も決まらず・・

エチュードは違う、かといって今から無伴奏の譜読みはキツすぎる・・で
楽譜を色々見ていたら
バッハのチェロ組曲の編曲版の楽譜に目が止まりました。

（バッハの時代にクラリネットは無かったので
勉強のためにこの編曲版を使う事がよくあるのです）

私もかなり昔に勉強して、どこかのオーディションで吹いたものだったので
これならやってみたい！なんとか出来そうと思い
チェロ組曲第2番のプレリュードに決めました。

１度やってはいたものの、色々忘れていて３日ぐらいまで
読み間違いが止まらず、大丈夫かな？と言う感じでした。

それよりも曲を通す段階になるとキツすぎて、
バテて最後まで持つか？と
とても心配でした。

２日前くらいに
「今日もバテバテだったらやめよう
寝ぼけてても吹けるローズにしよう」と
思い、練習していました。

でもここまでバテるのはおかしいと思い、
自分のやってることを
観察してみました。
すると２つ思い当たる事がありました。

・ブレスに計画性がない
・ATを使えていない

日にちが迫り、焦った状態で必要なことが抜けていたから
バテていたのでした。これに気づいて、

・ブレスの位置と吸う量を整理
・最初から最後までATを使う

これをやったところ、びっくりレベルでバテなくなったのです。
焦りで当たり前のことに気付けていなかったのでした・・
生徒さんがこうなっていたらすぐ気づけるのですが
自分の事が一番難しいです。
しかしATって、というか自分の本来の力を出せば
ここまで違うって本当にすごいと思いました。

とにかく劇的にバテなくなったので
無事本番にあげることができました。

10日しか練習していなかったので
今からスタートだね！と言う感じでしたが
本番ではその時点でやったことは全部できたので
充実感があり、やってよかったです。

オフィシャルな真面目な方の勉強会レポートはこちらです。
2回とも貴重な演奏を聴かせていただいて感謝でした！

6/4
http://clarinet.blog.jp/archives/40249853.html

6/19
http://clarinet.blog.jp/archives/40348712.html


では今号もよろしくお願いいたします！



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【メニュー】

１．グループレッスン空き状況

２．発表会エントリー状況

３．コンサート案内

４．6月後半のnote記事

５．有料note記事プレゼント



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【グループレッスン空き状況】
7/1現在の空き状況はこちらです。

●7月のテーマ：座奏（AT）、アンサンブル基礎の基礎（Cl）
7/18（月祝）AT残3、Cl残2
7/24（日）満席

●8月のテーマ：楽器の支え方（AT）、基礎練習（Cl）
8/11（木祝）AT,Cl残２
8/21（日）AT,Cl残２

●9月のテーマ：舌の仕組みと動き（AT）、タンギング（Cl）
9/4（日）満席
9/23（金祝）残２

ATはクラリネット以外の方も歓迎します。
小学生〜大人、アマチュア、プロ、指導者の方も歓迎します。
教室が初めての方、久しぶりの方、
単発参加、連続参加、歓迎します。
参加できるか不安な方なお気軽にご相談ください。

内容詳細、お申し込みは
こちらからお願いします。
https://fujisaki-clarinet.com



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【発表会エントリー状況】
11/6の発表会、10名のエントリーがあります。
あと数名入れますので、ご希望の方はお知らせください。

かなり気合の入った曲が多いですが
難しい曲をやらなきゃいけないことは一切ありません。

参加資格は「１曲通せること（短い曲でもOK）」
演奏曲で規定の回数レッスンを受けられること、以上です。
ご自身の満足のためにぜひご参加ください。

曲目もだいぶ決まってきました。
・ウェーバー：コンチェルト第2番より第３楽章
・ドビュッシー：第１ラプソディー
・ボザ：アリア
・R＝コルサコフ：コンチェルト
・ガーデ：ファンタジーシュトゥックよりⅣ
・ミヨー：デュオコンチェルタント
・マリーエリザベス：ロマンス
・マンガーニ：テーマ・フォー・クラリネット



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【コンサート案内】
コンサートやイベントも大分戻ってきていますね。
出演されるコンサートがありましたら
このように掲載させていただきます。
遠慮なくお知らせください。

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生徒さんが出演されるコンサートです。

・I-Brass
第11回演奏会

2022年7月2日（土）13:30開演
市原市市民会館小ホール
入場無料

曲目:
たろう変奏曲
ディズニークラシックス・レビュー
英雄の証（モンスターハンターより）

お問い合わせ
http://ibrass.web.fc2.com/


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生徒さんが出演されるコンサートです。

・千葉マリンオーケストラ
第32回定期演奏会

2022年7月18日（月祝）14:00開演
千葉文化会館大ホール
入場無料

曲目:
ベートーヴェン：交響曲第３番「英雄」
ハイドン：交響曲第１０１番「時計」
モーツァルト：歌劇「フィガロの結婚」より序曲

お問い合わせ
http://marioke.web.fc2.com/


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ピアノの朝原先生のコンサートです。

・ギター&ピアノコンサート　Duo NonTeru

2022年7月18日（月祝）14:00開演
ピアノサロン樂
入場料　3,000円(要予約）

曲目:
風の運んだ４つの歌
遥かなる思い出
湖上の月

お問い合わせ
https://gaku-piano.com


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・生徒さんの演奏会です。

apan Friendship Phiharmonic『音樂會』
30周年記念コンサート

2022年7月23日(土) 13:30開演(12:30開場)
サントリーホール 大ホール
全指定席 ￥2,000

指揮: 高橋 敦
曲目:
シューマン 交響曲第4番
ショスタコーヴィチ 交響曲第7番『レニングラード』
〜30周年記念スペシャルプログラム〜
A.シルヴェストリ 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』組曲

ホームページ：
http://orchestra.musicinfo.co.jp/~frndship/




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【6月後半のnote記事紹介】

レッスンで実際教えていることや
伝えきれないことを沢山書いています。

何度も読んだり話を聞いて
やっと入ってくるのが人間なので（もちろん私も）
その１つのツールとしてnoteを
読んでいただけると嬉しいです。


＊購読方法

定期購読マガジンを購入すると
今回ご紹介した記事だけでなく
これまでの全ての記事（約350記事）を
購入継続中読むことができます。
初月無料、月500円です。
https://note.com/fujisaki_cla/m/m1a48ccbdb473



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TwitterやFacebookのアカウントから入ることもできます。
匿名での購入も可能です。（アカウント名は必要です）
https://note.com/info/n/nfc3ecb061e17



テーマ別買い切りマガジンもありますので
興味のある記事だけ読みたい方はこちらをご利用ください。
（定期購読マガジンからピックアップしたものです）
https://note.com/fujisaki_cla/magazines



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●『「目はこすっちゃダメ！」の理由がわかる動画』
ATでは目についても触れます。
目は身体のバランスを取る器官だからですが、
それだけでなく、使い方に影響を与える情報の入り口だからです。

そうでなくても目は大切にしようと思いますが、
痒い時やメイク落としの時などについこすってしまいがち。
私もたまにこすってしまうことがありますが、
この動画を見たら、本当にやめておこうと思いました。

MR Iで目をこする様子を撮った動画です。
https://note.com/fujisaki_cla/n/nff6c11dd3fcb




●『なぜテクニックを磨くのか？』

先日の勉強会の動画ができたので、見ていました。
動画にはその瞬間の全力が現れていて、どの方の演奏にも惹かれるものがありました。
https://note.com/fujisaki_cla/n/ncae27db0c15f




●『お豆腐メンタルの守り方』
人に何か言われるとすぐ傷ついてしまう、
他人へのダメ出しも自分事として受けてしまう、
自分を信じられずひよってしまう、
自分の意見に自信がない、人のことが気になりすぎてしまう・・・

今流行りの？！お豆腐メンタル。
昔はただの弱虫意気地なしと却下されていたと思うのですが、
こう言えるのはある意味いい時代になったと思います。

今は繊細な人が増えているので、
お豆腐メンタルアンケートを取ったら８割はYesが付くのかもしれません。
Noでも、繊細さを認められなかったり、
気づかないようにしている人も多いかもしれませんね。

しかし刺激的なこの時代では、お豆腐だと身が持ちません。
何かしらの対策を取った方が生きやすいと思います。
今日はお豆腐メンタルを守るためのアイデアをいくつか書いてみたいと思います。
https://note.com/fujisaki_cla/n/necda32603c4a




●『あえてやらなくていいこと〜アンブシュア編』

アンブシュアは気になり出すととことん気になってしまうものですが、
苦労している人は「やらなくて良いこと」に
変にこだわっている印象があります。

「やらなくて良いこと」って何でしょう？

・アゴを引いて、アゴにシワが寄らないように平らにする
・軽く口角を上げて、笑顔を作る
・笑顔のまま唇をマウスピースに寄せる
・唇の筋肉を部分的に操作する（上唇は寄せて下唇は引く）
・形を崩さないように固定する　など

…簡単に言うと、形をしっかり作ること。
なぜやらなくていいのかというと、
必要なことをすれば形は自然に整うからです。
自然に整うから、わざわざ頑張らなくてもいいのです。

「やらなくて良いこと」を頑張ると、こういう問題も起こりやすくなります。

・アゴや口角を引きすぎて息漏れ
・筋肉が固まって微細なコントロールができなくなる

形は綺麗だけど実用には向かないアンブシュアになります。
口周りが固まることで、身体の他の部分も連動して固まります。
目が固まり、指が固まり、呼吸筋が固まり・・・大袈裟ではなくこうなります。

では形を自然に整わせるにはどうしたら良いのでしょうか？
https://note.com/fujisaki_cla/n/nd7bf79ed0077




●『奏法改善で目指すのは〇〇』

奏法に何か問題があるときは、大抵このようになっています。

例えば発音が汚い時は
・息に対してリードの押さえる力が強い
・リードの強度と息の勢いが合っていない
・舌のことばかり考えている
・アンブシュアのことばかり考えている
・息がほとんど使えていない
・音楽への意識がない
・身体全体への意識がない　など
https://note.com/fujisaki_cla/n/n77fad3fc63d9




●『真夏の楽器の扱い方』

関東は早くも梅雨が明け、猛暑が容赦なくやってきました。
今日は真夏の楽器の扱い方を書いてみたいと思います。
https://note.com/fujisaki_cla/n/n764c7eeed53a




●『過緊張を手放すには』

本番での過緊張はできるだけしたくないものです。
過緊張は緊張対策を実践していくうちに少しずつ
緩和していくものですが、自己対話して根本的な恐怖を探り、
手放すことも必要ではないかと思います。

しかしこれがとても怖いのです。自分の正体を見るのも怖いし、
恐怖を握っていると居心地が悪いながら安全圏にいられるからです。

私も大学時代に１度大失敗をしてから過緊張になり、
それから指が震えるようになったり、
力みでリードが豹変してしまったりで、
練習したのに上手く吹けなくて泣きながら帰ったこともありました。

その後色々な本番を経験する中で、緊張する時としない時があるのに気づきました。
https://note.com/fujisaki_cla/n/n08ac2c329841




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【有料note記事プレゼント】

メルマガ読者の方に有料記事を１つプレゼントしています。

今号の記事はこちらです。ヴァリエーションはあれど
基本はここに戻ってきます。


●『アレクサンダーテクニークで奏法を変える』

長い楽器人生では、奏法をガラッと変えたいタイミングが
大なり小なりやってきます。
大きいものは数年〜数十年に1度ですが、
小さなものは毎日のようにやってきます。

新しい奏法に苦労なく移行できればいいのですが、
そうもいかないのが人間です。
人間には安全を確保するために変化を嫌う機能
（ホメオスタシス機能）が備わっているからです。
変える気満々なのに身体は今にとどまりたい、
そんな現象が付き纏います。
だから奏法を変えるのは難しいのですが・・・
でもこれもやり方次第です。
今日は奏法を変えるための基本の手順を紹介します。
アレクサンダーテクニークでは定番のやり方です。

手順は３つ。

１．〇〇をする、と決める

２．これまでの習慣を一時停止

３．新しい動きを選んで動く



例えば、思い通りの音を出したい、という時なら

１．こういう音を出したい、と決める（例：頭の中に出したい音を鳴らす）

２．いつもの「無意識で構えて音を出す動き」を一時停止

３，新しい動きを選択し、動く（例：構え方の手順や息の出し方を変える）



無意識でやっている動きを意識に上げ整理し、
その動きをやめてみる、
そして代わりに身体の作りに沿った新しい動きをやる、
という手順です。
（「２」の一時停止をしないでいきなり「３」をするやり方もあります。
一時停止で身体が固まる方にはこのアプローチがよく使われます）

これらの手法はアレクサンダーテクニークの創始者、
F.M.アレクサンダーさんが発見したものです。
彼は実際にこの手法で、医者にも見放された舞台での発声不全を改善しました。

「無意識の動きを意識に上げる」「その動きをする原因を探究する」
「身体の作りに沿った新しい動きを探究する」
こういうことをアレクサンダーテクニークのレッスンではお手伝いしています。

一人ではたどり着けないところに行くお手伝いをするのが
アレクサンダー教師の役目かもしれません。
一人でやるのに限界を感じたら、ぜひレッスンを受けてみてください。





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【あとがき】

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
次回配信は7月15日の予定です。

疑問質問など随時受け付けています。
頂いた疑問質問に対するお答えは、こちらで紹介させていただきます。


配信停止はこちら
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メールアドレスの変更はこちら
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クラリネット＆アレクサンダーテクニーク
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