ハッピーキュレーター阿野友範が心と体とお金がハッピーになる情報をお届けします。

○○さん、こんにちは。

先日、ソニー生命主催の
オリンピック柔道で３連覇をした野村忠宏さんの講話を聞いてきました。
そのことをキュレイトします。


野村忠宏選手は、アトランタ、シドニー、アトランタと３回連続オリンピックで金メダルを取られた方です。
柔道一家に生まれ、
３歳から柔道を始められたというまさにサラブレッド。


野村君は、
柔道の名門天理中学に進学する。

そして、俺は３歳から柔道をしてるんだ、
俺は強いんだと豪語していた野村君、

中学に入って初めの市民大会


なんと・・・


女子に敗れ１回戦敗退。


私たちが知っている
ゴールドメダリストの野村選手、
少年期は
実はまったく勝てない選手でした。


練習の厳しさを乗り越えるのは、
試合に勝利する「喜び」です。

努力しても
努力しても
試合で勝てない野村君。

それどころか、
試合にさえ出させてもらえない
野村君は、
どのようにして「喜び」を感じていったのか？


それを「背負い投げ」に見出した。

試合では勝てないけど、
毎日の練習の中で、
稀にかかる背負い投げ、
大きな選手をスパーンと投げ飛ばす
その一瞬に喜びを見出しました。


そして、背負い投げを信じ、
磨き続け、
いつか自分は、すごい選手になれるのではないか
未来の自分に期待しよう、
誰も俺に期待していない、俺が俺に期待しないで誰が期待する！？

なんの根拠もないけど
自分を奮い立たせ
柔道を続けた。

中学生でも、奈良県ベスト１６が最高成績。


そして、高校は柔道の名門天理高校へ進学する。

高校に進学するが勝てない日々が続く、
そんな野村君ですが、
高校３年生でようやく県総体で優勝し、
俺は強くなったなという自信を持って
全国大会へ出場する。

ところが予選リーグで敗退・・・

まだ勝てない。。。


さらに名門の天理大学へ進学。

相変わらず校内戦でも勝てず、
関西学生大会にも出場できない野村君が、
なんと大学４年生でオリンピック金メダリストとなる。

そこにどんな転機があったのか？


大学２年生の時、
天理大学の細川伸二先生との出会いだった。

「その練習じゃ強くならない」
とアドバイスを受け、
練習方法を変えた。

そして、夏の体重別選手権でチャンピオンになったのだ。
劇的な成長を遂げることになる。

そこから、
アトランタ
シドニー
アテネ
と３大会連続金メダルを取った。


会場には、３つの金メダルを持ってきてくださって、
見せてもらいまいた。

生まれて初めて、
オリンピック金メダルを見ました。

ボックスのふたを開け金メダルが見えた瞬間、
会場がワ～という歓声と拍手で包まれた。
とともに、シーンと重い空気が広がった。
なんとも言えない黄金のオーラでした。



なかなか勝てなかった野村選手を支えてきたのは、
「背負い投げ」
という得意技だったそうです。


得意技とは、

自分より弱い相手を負かす技ではなく、

自分のピンチの時、救ってくれるものだ
と、お話されました。


自分自身においても、
子育てにおいても、
後輩の育成においても、
なかなか成果が出ないことがあります。

そこで折れない心を持ち続ける支えとなるが、
「得意技」
です。


○○さんは、得意技はありますか？
○○さんのお子さんは、得意技はありますか？
○○さんの後輩は、得意技はありますか？


それは、
読書かもしれない
笑顔かもしれない
絵かもしれない
走ることかもしれない
人の話を聞くことかもしれない
我慢強いことかもしれない
よく食べることかもしれない
朝早く起きることかもしれない


その得意技を磨いていますか？
その得意技を認めてあげていますか？


まだ、成果が出ていないだけ。
でも、必ず成果がでると信じて続けられる源は、
得意技なんですって。


○○さんの得意技はなんですか？




明日配信のメルマガは、
そんな野村ファミリーの教育方針について、
ご紹介します。
お楽しみに。