「自動車免許更新講習で得たもの」
2017年12月28日
今日は、自動車運転免許証の更新の講習を受けて来ました。
18歳で免許を取って、
何度か講習を受けましたが、
正直言って、
これまでの受講は
不真面目でした。
○○さんは、
免許更新はきちんと受けていらっしゃいますか?
なんとなく、
今回は、真剣に受講しようと思い臨みました。
【真剣に】
という言葉は、
簡単ですが、
この思い実現するためには、
具体的な行動目標が必要です。
ということで、
「この講習のことをメルマガに書こう」
と目標設定し受講しました。
硬い?
まぁまぁまぁ
そうおっしゃらず
今日受講した運転免許講習で紹介された
交通事故でお子様を亡くされた方の手記を
シェアしますね。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ガタン、ガタンとけたたましい音を立てながら、
えみるを乗せたストレッチャーとともに
僕たち夫婦は転がるように救急車へ乗り込んだ。
えみるはうっすらと目を開けていたが、
その瞳は血で真っ赤だった。
えみるは僕たちにとってかけがえのない大事な娘だ。
十一歳になる誕生日の一ヵ月前、通学途中、
青信号の横断歩道を渡っているとき、
通行禁止のはずのスクールゾーンから飛び出してきたトラックに轢かれその下敷きとなった。
僕たちがかけつけたとき、えみるはまだトラックの下だった。
後輪の間から真逆に折れてひしゃげた足が見えていた。
僕は必死でトラックを持ち上げようとした。
妻はまだエンジンがかかったままのトラックの下にとび込んで我が娘を救い出そうとしていた。
「すぐに助けてやるからな!がんばれ、えみる!がんばれ!」
もしこの世にも地獄があるのならば、今この現場がまさにそうだと感じた。
トラックの下から出てきたえみるは、ものすごく壊されていた。
頭も、頬も、胸も腰も足も……みんな壊れていた。
けれどもえみるはまだ、生きていた。
救急車の中でも、運び込まれたICUの中でも、潰された小さな体でそれでも懸命に生きようとしていた。
最後の最後までぼくたち夫婦の子どもであり続けようとがんばってくれた。
えみるは死にたくなんてなかったんだ。
ずーっとずーっと一緒にいたかった。
そのとき僕は心から神様に願った。
「代わりに私の命を差し上げます。
だからどうかあの子の命だけは。
ぼくの命ではダメですか?」
一時間半後、えみるはたったひとりで天国へと旅立った。
えみるの棺はそれは小さなもので、
その中に硬くて軽くなったえみるが納められ蓋が閉じられたとき、
僕たち家族の心は潰され砕け散った。
あの日、いつもの笑顔で、「いってきまーす。」の言葉を残して、
えみるは突然この世から消えた。
救急車の中で最後に見つめたあの真っ赤に染まった瞳、
ぎゅっと握りしめたまだ柔らかかった手の温もり、一生忘れることはない。
そして思う。
なぜえみるが死ななければいけなかったのか?
こんな犠牲がこれからもまだまだ続くのか?
一瞬でズタズタに引き裂かれたえみるのランドセルから
「交通事故なんて無くなればいいのに・・・」
そんな声が聞こえてくる気がしてなりません。
『交通事故なんてなくなればいいのに・・・』
俳優 風見しんご
交通事故被害者の手記より
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
家族を乗せての車の運転が多くなる年末年始、
スピードを出し過ぎず、
車間距離をしっかり取って、
安全運転に
心掛けたいと思います。
18歳で免許を取って、
何度か講習を受けましたが、
正直言って、
これまでの受講は
不真面目でした。
○○さんは、
免許更新はきちんと受けていらっしゃいますか?
なんとなく、
今回は、真剣に受講しようと思い臨みました。
【真剣に】
という言葉は、
簡単ですが、
この思い実現するためには、
具体的な行動目標が必要です。
ということで、
「この講習のことをメルマガに書こう」
と目標設定し受講しました。
硬い?
まぁまぁまぁ
そうおっしゃらず
今日受講した運転免許講習で紹介された
交通事故でお子様を亡くされた方の手記を
シェアしますね。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ガタン、ガタンとけたたましい音を立てながら、
えみるを乗せたストレッチャーとともに
僕たち夫婦は転がるように救急車へ乗り込んだ。
えみるはうっすらと目を開けていたが、
その瞳は血で真っ赤だった。
えみるは僕たちにとってかけがえのない大事な娘だ。
十一歳になる誕生日の一ヵ月前、通学途中、
青信号の横断歩道を渡っているとき、
通行禁止のはずのスクールゾーンから飛び出してきたトラックに轢かれその下敷きとなった。
僕たちがかけつけたとき、えみるはまだトラックの下だった。
後輪の間から真逆に折れてひしゃげた足が見えていた。
僕は必死でトラックを持ち上げようとした。
妻はまだエンジンがかかったままのトラックの下にとび込んで我が娘を救い出そうとしていた。
「すぐに助けてやるからな!がんばれ、えみる!がんばれ!」
もしこの世にも地獄があるのならば、今この現場がまさにそうだと感じた。
トラックの下から出てきたえみるは、ものすごく壊されていた。
頭も、頬も、胸も腰も足も……みんな壊れていた。
けれどもえみるはまだ、生きていた。
救急車の中でも、運び込まれたICUの中でも、潰された小さな体でそれでも懸命に生きようとしていた。
最後の最後までぼくたち夫婦の子どもであり続けようとがんばってくれた。
えみるは死にたくなんてなかったんだ。
ずーっとずーっと一緒にいたかった。
そのとき僕は心から神様に願った。
「代わりに私の命を差し上げます。
だからどうかあの子の命だけは。
ぼくの命ではダメですか?」
一時間半後、えみるはたったひとりで天国へと旅立った。
えみるの棺はそれは小さなもので、
その中に硬くて軽くなったえみるが納められ蓋が閉じられたとき、
僕たち家族の心は潰され砕け散った。
あの日、いつもの笑顔で、「いってきまーす。」の言葉を残して、
えみるは突然この世から消えた。
救急車の中で最後に見つめたあの真っ赤に染まった瞳、
ぎゅっと握りしめたまだ柔らかかった手の温もり、一生忘れることはない。
そして思う。
なぜえみるが死ななければいけなかったのか?
こんな犠牲がこれからもまだまだ続くのか?
一瞬でズタズタに引き裂かれたえみるのランドセルから
「交通事故なんて無くなればいいのに・・・」
そんな声が聞こえてくる気がしてなりません。
『交通事故なんてなくなればいいのに・・・』
俳優 風見しんご
交通事故被害者の手記より
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家族を乗せての車の運転が多くなる年末年始、
スピードを出し過ぎず、
車間距離をしっかり取って、
安全運転に
心掛けたいと思います。
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