ヒューマンサクセスサイエンスユニバーシティについてご案内しています。

朝六読書会でお話します♪

　私が最初、能楽に縁を持ったのは、1996年でした。
1995年の秋のこと、龍村仁監督の『地球交響曲第二番（1995年公開）』シンポジウムが東京渋谷区参宮橋にある国立オリンピック記念青少年総合センターで開催され、その司会をさせていただいたのです。

　本映画ではジャック・マイヨール、ダライ・ラマ14世、佐藤初女、フランク・ドレイクさんなどのドキュメンタリーが描かれ、とても印象深いものでしたが、その時に知り合った方のご縁から能楽をされている女性に出会いました。
彼女は熱心に能楽の素晴らしさを伝え、私に稽古を勧めてくださいました。

　当時の私は能楽についての知識もなく、どちらかといえば欧米、特にヨーロッパ指向。
外国人が能楽に興味を示すような意識レベルで能楽の稽古に参加したのが2月。
4月末の初舞台では京都の河村能舞台で『半蔀』を舞い、能楽の魅力を垣間見たような気がしました。

　その後、仕事が多忙になり、お稽古に通えなくなり能楽から離れました。
ところがなんと2000年、産経新聞の記者をしていた頃、夕刊特集で、新たに新設されたインターネット通信制日本大学大学院の取材をしたのです。
　その時に、取材させていただいた教授が、英語で能楽を試みる研究者であり、パフォーマーでした。
そして能楽の素晴らしさを語ってくださったのです。

　その話に魅了され大学院の入試に挑み、2001年に大学院に入学と同時に能楽を学ぶようになりました。
院では女性能楽の研究をする運びになり、博士号をいただくこともでき、今日に至るまで細々と続けています。

　それまでの私は、好奇心旺盛ゆえに何にでも興味を持ち、すぐにトライするものの、とても飽きっぽく、何をやっても長続きはしませんでした。
ところが不思議なことに能楽だけは、細々とではありますが、もう20年以上も続けてきたことになります。途中、仕事が多忙だったりして、そのまま止めそうになったりすることも何度かありました。
しかし、いつも引き戻されてきたのです。

　女性能楽師の先駆けの一人、足立禮子師は、「ご縁のある方しか能には出会えないのよ」とおっしゃっていましたが、確かに、何かありがたいご縁に導かれたのかもしれません。
「継続は力なり」といいますが、今、振り返ってみると、能楽を学ぶことによって私の人生や運気は激変しました。

　能楽には『謡曲１５徳』という伝えがあります。
それは「実際に行かなくても謡で表現される名所を知ることができる」「薬がなくても鬱症状が改善する」「武芸に近づき、軍に参加しなくても戦場を知ることができる」、「習わなくても和歌に触れることができる」「能楽で謡われる皇帝や美人と出会える」などですが、確かに、古来から多くの人が継承してきたように、学べば学ぶほど、歴史や生き方、哲学、量子力学とたくさんの知識に触れ、学びが楽しくなります。

　そんな能楽の素晴らしさを、さらに異なったアプローチで表現しようと試みているのが、「みろく涼香舞」の創始者、一扇さんです。

　令和の時代に相応しい形で、能の魅力を創作し、奉納されています。
一扇さんの書籍『謡曲仕舞奉納家　一扇ＩCHISEN』もシンシキ出版にて出版されますが、この度、11月20日の「朝6(あさろく)読書会」（発起人・主宰者/中林久さん）にて、一扇さんと共に言霊や祈りを駆使して活力を蘇らせ、ヒーリング効果ももたらす能の魅力をお話させていただきますので、どうぞお楽しみにご参加ください。早朝ですから、顔出ししなくて大丈夫です♪

〜〜〜〜〜Zoomの入口〜〜〜〜〜
Zoomにて開催。入退出自由、予約不要、無料。カメラオフ、耳だけ参加もOK。高校生以上参加可。先着500名限定参加可能です。
https://us02web.zoom.us/j/88639241948?pwd=ci9iT2MyeGRwNnhWVExnbnNpcWxEQT09
ミーティングID: 886 3924 1948
パスコード: 77889
インタビューは6時半から。


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　　　プロフィール
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宮西ナオ子（みやにしなおこ）

博士（総合社会文化）著述家　生き方研究家
女性能楽研究家、ジェム・ストーン・エナジー研究家

最新出版書籍
『菜食は素晴らしい~1週1菜の奇跡~」

『秘技の整体　アスリートから神様と呼ばれた安藤道彦』

（ともにシンシキ出版）




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