「社会科講師の流儀」の管理人である野本が、子供達と関わっている日々の中で、感じていることや気付き、ネタに出来ることなどをお届けします。一日一生の精神で教育に携わっている方は必見です！

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　一日一生【社会科講師の流儀メルマガ】

　No.1028 令和6年5月31日

　発行者：野本卓（のもとすぐる）
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○○様


これ、どう思いますか？、、、


お早うございます。
社会科講師の流儀、管理人の野本です。

さて、今回の件名。

あなたは保護者と面談をしますか？
私は結構やっています。


それで、今回はこの面談のお話
になります。

面談は子どもの現状や教室での様子を伝え、
そして保護者の悩みなどをうかがう
感じになるかなと思います。


ただ、私が周りを見回していて
凄く感じるのは、
多くの面談が保護者のニーズにだけ沿った
ものになっているということです。

保護者「〇〇が××で困っているんです」
こちら「じゃあ、それやりましょう！」

こんな感じですね。


飽くまで私個人の見解ですが、
こんな面談はプロがするものではない
と思っています。

なぜなら今回の件名通り、
保護者がプロではなく私たちがプロだからです。


例えばですが、
現在の私は子どもの発達についての悩みを
聞かれるわけですが、

それに対して的確な見解と、
きちんとした展望を述べることが
大切なわけです。
(単に悩みを聴いて欲しいという方も
いらっしゃいますが…。)


もちろん、保護者の言っていることを
否定するということではありません。
きちんと話を聴くことは重要です。

ただ、それに同調するだけでは、
改善出来る困りごとも
出来なくなってしまいます。

保護者は発達について
詳しくは知らないからです。

もし詳しく知っているのならば、
そもそも私の所へやって来る
必要がありません。


これ、子どもを相手にする仕事の現場
で起こりがちで、

結構多くの所で子どもを
大人たちが勝手に支配しようとしています。

しかも、何も知らない人間ほど
この流れに同調するだけなので、
全く見当違いの方向に子どもたちを
導くことになってしまうことがあります。


大切なのは集めた検討材料を、
プロとしての視点で
もう一度見返すこと。

そして保護者に伝えるべきは伝え、
時に子ども本人とも話をする。

また、私の場合であれば、
関係機関なども巻き込んで、
繋がりを持って子どもの成長を促す。


学校や塾、その他の教育現場でも、
同じようなことが言えると思います。

お互い頑張りましょう。
では、素晴らしい一日を！


さあ、
今日もベストを尽くして生きましょう。


野本　卓　拝

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★発行人：野本卓（のもとすぐる）★

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