「社会科講師の流儀」の管理人である野本が、子供達と関わっている日々の中で、感じていることや気付き、ネタに出来ることなどをお届けします。一日一生の精神で教育に携わっている方は必見です！

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　一日一生【社会科講師の流儀メルマガ】

　No.1050 令和6年7月12日

　発行者：野本卓（のもとすぐる）
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○○様


歴史好きのお子様がいるんですよ、、、


お早うございます。
社会科講師の流儀、管理人の野本です。

さて、今回の件名。

私が担当している生徒に、
歴史好きのお子様がいます。


歴史に関することは
私の目から見ても結構凄くて、

まだ学校でやっていないハズなのですが、
年号なども多く覚えているんですよ。

例えば、湊川の戦い１３３６年とか、
日米修好通商条約１８５８年とか。

中学生なのですが、
高校の初級くらいはOKって感じですね。
(↑これ、中々凄いことです。)


そんな感じの生徒ですので、
歴史の話になることが多いです。

それで、この前は明治維新あたりの
お話になりました。


ただ、ここで私が気になっているのは、
子ども達が周りからどう教わっているか
ということです。

また、この生徒の場合は
自分で色々と学んでいるわけですが、

どういったものが
目に多く入っているのか、
話を聴いているとよく分かります。


江戸時代は古臭い時代で、
明治になって日本は花開いた。

やっぱり、そんな感じの歴史観を
持っていました。


そういうことを
きちんと述べられるのは、
とても素晴らしいと感じます。

しかし、こういう生徒が
そのようなことを述べるということは、
多くの子ども達はそういう教え方を
されてきているのでしょうし、

目の前の情報もそういったもので
あふれているということです。


その生徒には、
坂本龍馬がイギリス人と
繋がっていたことなどを例に、

明治維新というものが
どのようなものか、
新しい切り口や考え方に繋がる程度に
説明しました。

洗脳するのが目的ではないのですが、
納得はしてくれたようでした。


教科書では、幕末の説明に
不可解なことが多いです。

例えばですが、
攘夷が無理だと気づいた長州藩や薩摩藩らは、
なぜ倒幕を目指したのか？
教科書を読むといい感じで混乱します。


流れとしては、
段々と力を落としていった江戸幕府が、
さらに世界の動きに対応できず、
明治政府に切り替わった。

こんな感じで説明されています。

その背後に、イギリスなどの
外国勢力の存在があることは
述べられていません。


もしご関心がおありでしたら、
読んで確かめてみて下さい。

ノスタルジーな気持ちとともに、
頭がこんがらがると思います(笑)


では、素晴らしい一日を！

さあ、
今日もベストを尽くして生きましょう。


野本　卓　拝

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