「社会科講師の流儀」の管理人である野本が、子供達と関わっている日々の中で、感じていることや気付き、ネタに出来ることなどをお届けします。一日一生の精神で教育に携わっている方は必見です！

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　一日一生【社会科講師の流儀メルマガ】

　No.1073 令和6年9月3日

　発行者：野本卓（のもとすぐる）
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○○様


学習と言っても、
意外と奥が深いのです、、、


お早うございます。
社会科講師の流儀、管理人の野本です。

さて、今回の件名。

私のメルマガをご覧下さっている方々は、
教育関係の方が多いハズです。


日々生徒に勉強を教えるなど、
そんな毎日を過ごされていると思います。


人が学習する際、
大きく分けて２つの認知処理方法が
あるのをご存知ですか？

これによって、
学習の仕方に得手不得手が生じます。

それが、継時処理と同時処理です。


継時処理は物事を筋道立てて
とらえるのが得意です。

ですから、歴史の勉強では、
順番で出来事を覚えていったり、
インタビュー形式のような
順序立てられた板書が効果的です。

細かいこと→全体
といった流れにすると良いです。


それに対して同時処理は、
物事を全体的にとらえるのが得意です。

歴史の勉強では、
図や絵を使った板書にすると
イメージし易くなって覚えやすいです。

全体→細かいこと
といった流れにすると良いです。



いかがでしょうか。

ちなみに私は、
全体→細かいことが大事と、
誰かに教わりずっと守っていた
時期があった気がします。

塾では穴埋めのテキストを
進めていたので、
イヤでも筋道立った進行になりがちでした。

時に全体像を把握することは、
案外有効に働いていたのかも知れません。


細かいこと→全体
全体→細かいこと

これらのどちらが良いんだァァァッ！！と、
思ったことはありませんか？

人によって言うことが違うし、
迷ってしまいますよね。

この議論が尽きないのは、
人によって学習の仕方に
得手不得手があるからなんですね。


特に現在の私のように、
発達に凸凹がある子どもを
相手にしていると、

この得手不得手を知ることは
かなり大事です。


そうでなく、
継時処理と同時処理どちらもイケる
お子様であれば、

ミックスして指導してあげられると
良いと思います。


あっ、ちなみに今回の件名は、
「念は奥が深い」とヒソカのセリフを
微妙にパクりました。
※HUNTER×HUNTERのキャラです。

では、素晴らしい一日を！


さあ、
今日もベストを尽くして生きましょう。


野本　卓　拝

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★発行人：野本卓（のもとすぐる）★

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