PD Cafeの仲間達への情報発信

みなさんこんにちは。
PDitスタジオ銀座の小川順也です。

今年も残すところ数日です。PDitでは、今年は銀座にスタジオを作ったりPD Cafeという名称をPDitに変えたり、変化の年でした。

2013年から始まったこの活動も、今年で丸10年を迎えました。
この10年間で得た経験値は次の10年に活かし、さらに効果的なリハビリテーションを生み出していきたいと思います。

2024年は今年以上の挑戦が待っています。ぜひお楽しみにしてくださいね。

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今回のメルマガのテーマは

「パーキンソン病前傾姿勢予防」
です。

パーキンソン病の姿勢異常は

・体幹前傾/前屈姿勢 stooped and bent posture

・体幹屈曲(腰曲がり) camptocormia

・斜め徴候 Pisa syndrome

・首下がり dropped head syndrome

・頚部前屈症 antecollis

があるとされています。
今回はこの中でも

体幹前傾/前屈姿勢 stooped and bent posture

についてお伝えします。

横への傾きに関してはこちらのブログをご参照ください。
https://pdit.jp/staff_blog/3972/

そもそもパーキンソン病のリハビリテーションはいつから始めたらいいのか？ということをよく言われます。

これは、診断されたらすぐにでも始めるべきです。
自己流で自主トレをやったり、散歩を毎日されている方がPDitスタジオにきます。

運動を見せてもらうと、右側が全然動けていなかったり、日々の散歩の仕方を見せてもらうと、歩幅が小さくゆっくりな歩きのまま歩いていたり

ご自身ではやれているつもりでも、実施は間違っていたりやれていない場合が多々あります。

パーキンソン病の進行予防には、

「自身に合った正しい運動を継続する」ことが重要です。

詳しくは、こちらのブログに書いてあるのでぜひ参考にしてくださいね。
https://pdit.jp/staff_blog/3941/


ということで、パーキンソン病の前傾姿勢予防も同様でそれぞれ原因が異なります。なので、前傾になりやすい原因、なってしまったらなってしまった原因をしっかりと見極めて運動していくことが重要です。


よくある前傾姿勢を例にお話しします。

・膝が曲がっていて
・股関節も曲がっていて
・腰が前傾姿勢
・巻き肩ぎみ

の姿勢です。

この場合に硬くなりやすい筋肉は

・膝裏の筋肉(ハムストリングス)

・股関節の前の筋肉(腸腰筋)

・胸の前の筋肉(大胸筋、腹直筋)

・体を捻る筋肉(外/内腹斜筋)

が主に硬くなります

弱くなってしまう筋肉は

・お尻の筋肉(大臀筋)

・背中の筋肉(背筋)

・膝の前の筋肉(大腿四頭筋)

です。

硬くなる筋肉はしっかりストレッチをしましょう。
弱くなってしまう筋肉は筋トレをしましょう。


姿勢によって硬くなる筋肉、弱くなる筋肉が異なります。さらには、人それぞれ前傾姿勢になる原因の筋肉は変わってきます。


姿勢の崩れは歩行の崩れ、歩行の崩れは日常生活の崩れ。


姿勢はとても大事なので前傾予防の運動をぜひ取り組んでくださいね。


実際に運動もブログで少し紹介しているので参考にみてください。


「パーキンソン病の姿勢異常(前への傾き)に対しての運動療法」
https://pdit.jp/staff_blog/4044/

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最近更新されたブログのご紹介

【すくみ足シリーズ②】すくみ足対策として運動って効果的なのか？いつからするべき？
https://pdit.jp/staff_blog/4058/

【PDitオンライン】ホーム画面にアイコンを表示させる方法
https://pdit.jp/staff_blog/4062/

歩行時に腕が思うように振れない？
https://pdit.jp/staff_blog/3999/

嗅覚にお困りではないですか？
https://pdit.jp/staff_blog/4061/

先日のPDit男子会イベントの報告
https://pdit.jp/staff_blog/4052/

です。

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PDitスタジオ銀座本店の予約状況。
1月はすでに予約がたくさんあり、新規の予約が取りにくくなります。お早めのご予約をお願いします。


新規のご予約はこちらから。
https://pdit.jp/studio/


以上です。
PDitスタジオ銀座
小川順也



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