中小企業経営者のお手伝いをしている中で、 「資金繰りに悩む社長」をたくさん見てきました。 そうした経営者様を少しでも救う為にこのメルマガを始めました。 週1回の簡単なメルマガで少しずつ 財務や資金繰り・資金調達に関する知識や 最新の融資制度について発信することで、 社長の資金調達の悩みが解決できれば幸いです。

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週1回読むだけで「資金調達力」が身につくメールマガジン
Vol.38　＊2023年6月26日配信号＊
発行：越阪部龍矢（OSA行政書士事務所）
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○○さんこんにちは！行政書士のオサカベです。
今日もお読み頂きありがとうございます。

今回は、創業融資を受ける方が気をつけたい
定款作成の３ポイントというテーマについて
紹介させていただきます。

実は、何気なく作った定款のせいで
融資が受けられないということは多々あるんです。

これから会社を設立して、
ご自身で定款を作成するという方はぜひ知っておいてください。

▼創業融資を受ける際に定款で気を付けるポイント▼

定款で気を付けるべきポイントは以下の3つです。

・本店所在地
・資本金
・目的

それぞれ、順に説明させて頂きます。

・本店所在地

本店所在地をどこにするかは
融資を受ける際に重要になります。


特に最近増えているのは、
登記場所をレンタルオフィスや
シェアオフィスにしているケース。

レンタルオフィスやシェアオフィスだと
必ず融資が受けられないわけではありませんが、
どうしても信用力が劣るので審査で
不利になる場合もあります。

また、多いのが、融資を受けられても
入金する口座が作れないというケースです。

日本政策金融公庫であれば
レンタルオフィスやシェアオフィスでも
融資は受けられます。

しかし、信金や地銀などで
入金口座が作れず、融資を受けたものの
入金できないという方は意外と多く見かけます。

・資本金

資本金の額についても注意が必要です。

理論上、資本金1円でも会社は作れますが、
銀行取引を考えるとオススメではありません。

1円の会社は、理論上は問題なくても、
やはり信用力に劣ります。
それに、少しでも赤字が出れば
すぐに債務超過に陥ります。

金融機関や取引先からの印象を考えても、
最低でも資本金は100万円以上あると良いです。

・目的

事業目的についても注意が必要です。

「やるかどうか分からないものは
とりあえず入れておく」という考え方は、
銀行取引を考えるとNGです。

たまに、さまざまな事業目的が
やたらめったら書いてある定款を目にしますが、
こうした定款はシンプルに印象が悪いです。

「ちゃんと実態はあるの？」と思われても仕方がないです。

定款に記載する事業目的は、
実際に行う事業で最小限にとどめるようにしましょう。

また、「金融業」などが目的に書いてあると
原則として融資は受けられないので、
気を付けるようにしてください。

その他、風俗営業に関わる業種や
ギャンブル関連などが定款の目的に書いてあると
融資が受けられない可能性が高くなるので、
必要ない限り書かないようにしてください。

ということで、
創業融資を受けるのであれば、
定款作成で失敗しないよう注意するようにして下さい。

もっと詳しく知りたいという方は、
こちらの動画でもまとめていますので、
動画の方もご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=Pt-2NmaQ_6I

それでは、今週も頑張っていきましょう！
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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▼編集後記▼

先日、経営者向けの営業セミナーに参加して学んできました。
セミナーの冒頭で「営業とは」という問いから始まったのですが、

営業とは
＝問題解決の手段であり、究極の貢献活動

とのことで、
改めて多く気づきがあり、印象深かった一文です。

これ、当たり前のように感じるかもしれませんが、
意外と意識していない方が多いのではないでしょうか。

営業って、決して押し売りをすることでも
頼み込みをすることでもなく、
問題解決の手段を提示してあげることなんです。

本来は「ありがとう」と感謝されてしかるべきことなんです。

それなのに、問題解決の手段ということを忘れてしまうと、
営業は一気に嫌われてしまうんです。

先日、とあるコンサルの方とお話していました。
その方自身、顧問契約をとるのに苦戦しているようで、
「経営者とアポを取って、打ち合わせで顧問契約の説明を
しているんだけど、なかなか受注に繋がらない」と言っていました。

これなんかはまさにいい例で、
お客さん（経営者）が現状に問題意識を持っていないところに、
いくらコンサルのサービスを説明しても、買ってはくれません。
むしろ人の時間を奪うやつだとウザがられて終わりです。

そうではなく、
まずはお客さんの問題（お金を払ってでも解決したい重要な問題）を
認識させて、問題意識が高い状態で、
問題解決の手段としてコンサルを提案すれば、
話は聞いてもらえたのではと思います。

私自身、前職が営業だったのですが、
お客さんの課題を把握することもせず、
ひたすら自社商品の説明や利点をPRしていました。

「優れたところをPRすれば売れる！」と
思っていましたが、結果、ただただお客さんの時間を
奪っていただけだったと今になって反省しています。

当たり前のようで、とっても大事なマインドだと思ったので、
改めて、「営業＝問題解決の手段であり、究極の貢献活動」
という点は心に刻んでおこうと思いました。

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最後までお読み頂きありがとうございました。
今週も頑張っていきましょう！

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このメルマガを始めました。

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資金の悩みとは無縁になって頂きたいです。

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