毎週月曜日の朝に、経営者向けのメルマガを お届けします。 税理士という立場から税金・税制についての 情報発信はもちろんのこと、 経営・経理・効率化など「K」で始まる単語に まつわる話題についてもお伝えしていきます。 購読いただくにあたっての条件等はございませんので、 お気軽にご登録ください。

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【経営者のためのZEI-Kメルマガ】Vol.167
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○○さん、おはようございます。
京都の税理士、加藤博己です。

今週のメールマガジンをお届けします。
ZEI(税金)と様々なK(経営・経理・効率化など)に
まつわる情報を皆様のお手元に。

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●今後のセミナー登壇予定
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3/12：DXPO大阪2025(インテックス大阪)
https://dxpo.jp/real/box/osaka25/conf.html#b124

※経理DX入門について講演します。
　受講者受付中ですので
　ご興味のある方はお申し込み下さい。

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★先週のブログ記事
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宗教法人の税金をレベル別にザックリと確認
https://katoh-tax.com/2025/01/26/religious-organization-tax/

「月次は入金ベースで売上計上しても問題ないよね」は正しいか？
https://katoh-tax.com/2025/01/23/cash-basis-revenue/

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■今週のコラム：
AIでプログラムを書けるのならRPAは不要？
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業務の自動化や効率化をしたいとき
最近は生成AIを使ってプログラムを
作ることも増えてきました。

プログラミングについては
従来はやりたいことをイメージできても
プログラム(コード)に落とし込むのが難しく
途中で断念することも良くありました。

生成AIが登場してから、この点が
とてもラクになったと感じています。

一方、生成AIが登場するまでは
パソコンでの作業の自動化として
RPAの活用が挙げられることが多かったものです。

RPAとはパソコン上の作業手順を記録等して
自動化するためのツールです。

普段はWindowsに標準搭載されている
PowerAutomateというRPAを使っています。

これについて生成AIを使って
RPAで使うコードを作れないか試してみましたが
残念ながらうまく作れませんでした。

AIを使えば、よく使われるプログラミング言語で
プログラムが書けるわけですから
RPAなんかやめて全部プログラムで
対応すればいいという意見も実際あったりします。

ただ、これについては
RPAでないとうまく対応できない場面というのは
実際にまだ残っています。

どちらかといえば
少し古いアプリやウエブ上のサービスを
自動化するケースが該当します。

例えば、ホームページ上にPDFファイルへの
リンクが一覧として掲載されていて
これをまとめてダウンロードしたい。

こうしたケースはプログラムを書いた方が
遙かに速く処理できます。

その一方で、e-Taxという税金用のサービスでは
メッセージボックスに格納されるデータは
・メッセージを開く
・さらに開いたあとに詳細ボタンを押す
といった手順を踏まないと
必要なデータにたどり着けないことが多いのです。

こうした場合は、私の能力ではプログラムで
対応できず、実際に行う作業を
RPAで繰り返し処理する方が確実です。

PRAの動作はそれほど速くないので
その間パソコンを使えなかったりしますが
別の作業をしていれば問題ありません。

このように、大事なのは
場面に応じた使い分けです。

最近のAIのように新しいツールが出てくると
それまでもてはやされていたツールが
使いものにならなくなったように
扱われることが多いものです。

でも、そうした情報に踊らされることなく
「適材適所」を意識して
ツールは上手に活用したいものです。

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編集後記
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個人の確定申告の時期になると
税理士のe-Taxメッセージボックスには
e-Tax上で委任関係を設定している方の
確定申告のお知らせが届きます。

これを毎年RPAを使って
全員分まとめてダウンロードするのですが
この作業をするたびに
「確定申告の季節が来た･･･」
と感じる季節の風物詩みたいになってます。

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