マルコ１５：２３
イエスさまは十字架につけられる前に、体を麻痺させ、痛みを軽減させる没薬を混ぜたぶどう酒をもらったにも関わらず、それを飲まれなかった。
これ以上の痛みはないと思えるほどの十字架につけられようとしている時に。
それを飲むことによって体の痛みだけではなく、意識も麻痺してしまったら使命が全うできないからかもしれない。
イエスさまは自分に妥協されなかった。
父なる神さまが与えられた怒りの杯を全て飲み干され、
十字架につけられた。
大きな釘が太い神経が通っている足と手首に打ち込まれ、血が噴き出す。
横たわって釘打たれた状態から、それを立てるために地面に掘られた穴に十字架を入れる時、衝撃で骨は外れてしまう。
想像を絶するほどの痛みをイエスさまは全て受けられた。
それは私たちの罪のため。
イエスさまは十字架の上で私たちを思い、痛みを耐えられ、私たちを黙って愛してくださった。
私たちはその愛を理解できなくても、愛は理解するものではなくて、受け取るもの。
その愛が理解できなくても、その愛を受け取ることができますように。
「イエスさま、あなたの十字架の前に行きます。私の罪があなたをここまで苦しめてしまったことを赦してください。あなたは黙っていても、両腕を広げて私への愛を大きく示してくださいました。その愛を感謝して受け取ります。」
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