メール配信内容（バックナンバー）

項目2
○○ 様

お世話になっております。
エイブル株式会社の長又です。

今回は、「ガラスの劣化」に関してご紹介します。

ガラスは、長期間使用する事により、表面に細かなキズがつくことや、
クリーニングで残ることなどで、透明感や光沢がそこなわれる場合があります。

１．複層ガラス（ペアガラス）は、
　周囲を有機材料で封着しています。
　封着に使用している有機材料が劣化すると、ガラス内部の中空層面に
　結露や水滴、くもりが発生します。
　また、Low-Eガラスを使用しているエコガラスの場合には、
　変色が生じる場合があります。
　複層ガラス内部の中空層面の結露や水滴、くもりは、
　製品の寿命によって引き起こされている可能性がありますので、
　家を建てた工務店・住宅会社、マンション管理会社などに連絡をして、
　確認をしてもらうようお願いします。

２．合わせガラスは、
　全面を中間膜で接着しています。
　ガラス周囲の小口から水分が侵入すると、中間膜が白っぽく
　にごったように変色して、接着されている中間膜とガラスが
　はく離する場合があります。

３．強化／耐熱強化／倍強度ガラスは、
　熱処理加工の影響により、表面にキズがつきやすくなります。

４．鏡（ミラー）は、
　裏面に銀の薄膜がコーティングされています。
　銀は水分によって変化するため、裏面は保護塗料、小口は保護剤で
　カバーしています。裏面の保護塗料や小口の保護剤が劣化すると、
　銀の薄膜が水分で変化して、黒っぽい変色が生じます
　（この変色を、シケや腐食と呼ぶ場合があります）。
　また、浴室やシャワー室などで、水分の付着と乾燥が繰り返される場合に、
　ガラス面に白っぽい“うろこ”状のくもりが生じて、とれなくなる場合があります。

５．網入ガラスは、
　内部に金属製の網が封入されています。
　ガラス小口の、網の切り口が露出している部分には、
　防錆油や塗料が塗られていますが、 油や塗料の防錆効果が薄れてくると、
　網に錆が発生します。
　錆が発生するとガラスの強度が低下して、割れの原因となる場合があります。

６．型板ガラス、すりガラスなど、
　視線をさえぎるためのガラスは、表面に凹凸をつけていますので、
　汚れが付着したまま長期間放置すると、凹凸に深く入り込んで
　汚れがとれにくくなる、もしくはとれなくなる場合があります。

７．装飾用に使われるガラスには、
　模様が印刷されたフィルムを片面に貼ったり、
　２枚のガラスの間にはさみ込んだものがあります。
　長期間の使用において、印刷部の色があせたり変色したりする場合があります。
　また、片面に貼ったフィルムや、間にはさみ込んだフィルムが、
　はく離する場合があります。


ガラス製品に関して、
ご不明点などございましたら、お気軽にご相談ください。
https://bit.ly/2CPpqvw
（↓アクセスできない場合は、以下をご参照ください。）
https://bit.ly/2CPpqvw

機能ガラス普及推進協議会、板硝子協会発行
「ガラスのトリセツ」より一部抜粋
http://www.glass-town.jp/pdf/manual2.pdf

機能ガラス普及推進協議会
http://www.glass-town.jp/
板硝子協会
http://www.itakyo.or.jp/


追伸；
今後も、お役に立つと思われる情報をお届けしようと思います。
メール案内ご不要の場合は、大変お手数ですが、
以下のURLにアクセスしていただき、お知らせください。
解除専用ページURL

よろしくお願いいたします。

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エイブル株式会社
担当：長又 秀雄（ナガマタ ヒデオ）
〒177-0041
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TEL：03-6766-8981　FAX：03-6766-8971
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