和室のトイレ&バス【Able通信1042】
項目2
○○ 様
お世話になっております エイブル株式会社の榎原です。
※当メールは展示会場等で名刺交換をさせていただいた方、過去に弊社へお問合せをいただいた方にお送りしております。
和室の中にバスルームを配置、あるいは隣接させる構成は、近年の高級旅館や「和モダン」な住宅設計で非常によく見られるスタイルです。
和の情緒を壊さずに、いかに快適な水回りを組み込むかがポイントとなります。

1. 空間の連続性と視覚的広がり
和室の「開放感」を損なわないよう、壁で完全に仕切るのではなく、視覚的につながりを持たせる手法が一般的です。
ガラスパーティションの活用
透明度の高いガラスで仕切ることで、和室からの奥行きを強調します。
開放感を維持しつつ、必要に応じて瞬間調光フィルムやフロスト加工(曇りガラス)を採用することで、使用時のプライバシーを確保する手法がスマートです。
段差の解消(バリアフリー)
畳の空間とバスルームの床の高さを揃えることで、一つの広い空間のように見せます。
この際、水が和室側に漏れないよう、排水溝の設計や床の傾斜に高度な技術が使われます。
2. 和の情緒を纏う素材選び
ユニットバスのようなプラスチック感を抑え、和室の畳や木材と調和する素材が選ばれます。
木質系の内装
壁や天井にヒバや檜(ひのき)のパネルを使用し、浴室全体に木の香りを漂わせます。
十和田石・御影石
水に濡れると色が美しく変化する天然石を床や浴槽に使用します。
これらは滑りにくく、和の静寂な雰囲気に非常にマッチします。
和紙風のアクセント
直接水がかからない洗面スペースなどに、撥水加工を施した和紙や、和紙の質感を再現した特殊フィルムを建具に用いることがあります。
3. 「見せる」ための照明と借景
和室内のバスルームは、単なる実用スペースではなく「眺める対象」としても設計されます。
坪庭との連動
バスルームの先に小さな坪庭を配し、和室からバスルーム越しに緑が見えるように配置します。
これにより、部屋全体が自然と一体化したような感覚を与えます。
間接照明の活用
天井からの強い光を避け、足元や浴槽の縁に間接照明(ライン照明)を仕込むことで、夜の和室にふさわしい落ち着いた陰影を作り出します。
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