プッシュプル列車の事例 [Able通信563]
2021年01月22日
項目2
○○ 様
お世話になっております。
エイブル株式会社の長又です。
プッシュプル列車は、鉄道の動力集中方式の列車において、
機関車と制御車を配し、機関車を付け替えず、前後双方向に同じ速度での
走行を可能とした列車です。
これにより機関車交換や機回しを解消し、
折り返しの時間を短縮する利点があります。
ドイツ語圏ではこの形態を「ヴェンデツーク」(Wendezug)と呼びます。
編成の一端を無動力の制御車としたもの、
両端を制御車として機関車または動力車を中間に挟んだもの、
両端を機関車または動力車としたものがあります。
制御車を先頭に運転する際は、
機関車・動力車を遠隔制御して推進する形となります。
準動力集中式の列車では、両端を動力車とする方式が
「TGV」、「ICE 1」、「アセラ・エクスプレス」で、
片側に制御車を有する方式が「ICE 2」、「SJ2000」で
それぞれ採用例があります。
https://bit.ly/3sJP4Js
▲一端を動力車(奥の電気機関車)、もう一端を制御車(手前)とした編成
(ドイツ鉄道の「インターシティ」)
https://bit.ly/39TmyfJ
▲両端を動力車とした準動力集中方式の編成
(フランス国鉄の「TGV Atlantique」)
https://bit.ly/3o8TxSz
▲パリ・リヨン駅に停車中の「TGV」
https://bit.ly/3izlHVF
▲ドイツ鉄道の「ICE 1」
https://bit.ly/3c3jtg6
▲アメリカの「アセラ・エクスプレス」
https://bit.ly/3sN9SQk
▲ドイツ鉄道の「ICE 2」
https://bit.ly/362ufiM
▲スウェーデン国鉄の「SJ2000(旧X2000)」
大井川鐵道の井川線では、1991年のアプト式区間開業時より
全列車が機関車と制御客車によるプッシュプル運転を行っています。
日本では観光列車で比較的広く見られ、嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線、
JR北海道のノロッコ号、JR西日本の奥出雲おろち号がこの方式を採用しています。
また、和田岬線では1991年まで運行されていた客車列車で
プッシュプル運転によるピストン輸送が行われていました。
両端に動力車を組成するプッシュプル列車の例として、
石北本線の貨物列車が上がることもあります。
しかし、この事例において二両の機関車は本務機と後補機の関係であり、
機関士(運転士)もそれぞれの機関車に一人ずつ乗務しており、
遠隔操作や総括制御を用いること無く、双方の機関士(運転士)が
それぞれの機関車を操縦しています。
このため、本来の意味のプッシュプル方式からは外れます。
同線でこのような運転方法がとられている理由は、急勾配と急曲線が
連続する北見峠と常紋峠で重連運転に比べ空転に対処しやすく、さらに
遠軽駅で列車の進行方向が逆になる際の機回しが省略できることによります。
また、群馬県内の信越本線で定期的に運転されている客車の旅を楽しむ列車も、
折返し駅の横川に転車台と機回し線がないため、同様の運転方法をとっています。
https://bit.ly/3iyDQmu
▲大井川鉄道の井川線(静岡県)
https://bit.ly/39SY46p
▲奥出雲おろち号(島根県、広島県)
https://bit.ly/3p8cYvP
▲和田岬線(兵庫県)
https://bit.ly/2LSojSo
▲保津峡渓谷を走行する嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車
(京都市右京区、亀岡市)
https://bit.ly/2NruSMm
▲石北本線の貨物列車(北海道)
https://bit.ly/2NruVYy
▲日本海に沿って走行する信越本線の115系電車
▼住宅ドアの「プッシュプルハンドル」は、押したり引いたりするだけで
ラッチドアを開けられる仕組みの取っ手です。
https://www.d-kuru.com/product-group/129/0/photo?num=120#aTop
(↓アクセスできない場合は、以下をご参照ください。)
https://bit.ly/39VQ9p2
▼ドアハンドル商品一覧
https://bit.ly/3631Gle
参考文献(Wikipedia);
プッシュプル列車
https://bit.ly/2NrvjGu
動力集中方式
https://bit.ly/2LL8dKz
機関車
https://bit.ly/3c1CijJ
制御車
https://bit.ly/3pc5tV0
動力車
https://bit.ly/36kAiiX
TGV(フランス)
https://bit.ly/3c2Kwbm
TGV Atlantique(フランス)
https://bit.ly/3o8ki9q
ICE 1(ドイツ)
https://bit.ly/3qLuCG6
ICE 2(ドイツ)
https://bit.ly/3o1epLq
アセラ・エクスプレス(アメリカ)
https://bit.ly/2MbMZoP
SJ2000(スウェーデン)
https://bit.ly/2Y47jLK
インターシティ(ヨーロッパ)
https://bit.ly/3p9sCY7
大井川鐵道井川線(静岡県)
https://bit.ly/3c17oaV
アプト式
https://bit.ly/365wYrL
嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線(京都市右京区、亀岡市)
https://bit.ly/3qOhK2l
ノロッコ号(北海道)
https://bit.ly/366jGv8
奥出雲おろち号(島根県、広島県)
https://bit.ly/398kt0m
和田岬線(兵庫県)
https://bit.ly/3o8kFkk
石北本線(北海道)
https://bit.ly/3o64fcn
信越本線(群馬県、長野県、新潟県)
https://bit.ly/39SjzUR
重連運転
https://bit.ly/3o5gzcL
空転
https://bit.ly/39SjAIp
機回し線
https://bit.ly/3o78m8e
追伸;
今後も、お役に立つと思われる情報をお届けします。
メール案内ご不要の場合は、大変お手数ですが、
以下のURLにアクセスしていただき、お知らせください。
解除専用ページURL
よろしくお願いいたします。
*************************
エイブル株式会社
担当:長又 秀雄(ナガマタ ヒデオ)
〒177-0041
東京都練馬区石神井町4-11-16 アドホック石神井公園1B
TEL:03-6766-8981 FAX:03-6766-8971
携帯:090-9687-4960
E-MAIL:nagamata-able@jcom.home.ne.jp
HP:https://www.glass-able.jp/
*************************
○○ 様
お世話になっております。
エイブル株式会社の長又です。
プッシュプル列車は、鉄道の動力集中方式の列車において、
機関車と制御車を配し、機関車を付け替えず、前後双方向に同じ速度での
走行を可能とした列車です。
これにより機関車交換や機回しを解消し、
折り返しの時間を短縮する利点があります。
ドイツ語圏ではこの形態を「ヴェンデツーク」(Wendezug)と呼びます。
編成の一端を無動力の制御車としたもの、
両端を制御車として機関車または動力車を中間に挟んだもの、
両端を機関車または動力車としたものがあります。
制御車を先頭に運転する際は、
機関車・動力車を遠隔制御して推進する形となります。
準動力集中式の列車では、両端を動力車とする方式が
「TGV」、「ICE 1」、「アセラ・エクスプレス」で、
片側に制御車を有する方式が「ICE 2」、「SJ2000」で
それぞれ採用例があります。
https://bit.ly/3sJP4Js
▲一端を動力車(奥の電気機関車)、もう一端を制御車(手前)とした編成
(ドイツ鉄道の「インターシティ」)
https://bit.ly/39TmyfJ
▲両端を動力車とした準動力集中方式の編成
(フランス国鉄の「TGV Atlantique」)
https://bit.ly/3o8TxSz
▲パリ・リヨン駅に停車中の「TGV」
https://bit.ly/3izlHVF
▲ドイツ鉄道の「ICE 1」
https://bit.ly/3c3jtg6
▲アメリカの「アセラ・エクスプレス」
https://bit.ly/3sN9SQk
▲ドイツ鉄道の「ICE 2」
https://bit.ly/362ufiM
▲スウェーデン国鉄の「SJ2000(旧X2000)」
大井川鐵道の井川線では、1991年のアプト式区間開業時より
全列車が機関車と制御客車によるプッシュプル運転を行っています。
日本では観光列車で比較的広く見られ、嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線、
JR北海道のノロッコ号、JR西日本の奥出雲おろち号がこの方式を採用しています。
また、和田岬線では1991年まで運行されていた客車列車で
プッシュプル運転によるピストン輸送が行われていました。
両端に動力車を組成するプッシュプル列車の例として、
石北本線の貨物列車が上がることもあります。
しかし、この事例において二両の機関車は本務機と後補機の関係であり、
機関士(運転士)もそれぞれの機関車に一人ずつ乗務しており、
遠隔操作や総括制御を用いること無く、双方の機関士(運転士)が
それぞれの機関車を操縦しています。
このため、本来の意味のプッシュプル方式からは外れます。
同線でこのような運転方法がとられている理由は、急勾配と急曲線が
連続する北見峠と常紋峠で重連運転に比べ空転に対処しやすく、さらに
遠軽駅で列車の進行方向が逆になる際の機回しが省略できることによります。
また、群馬県内の信越本線で定期的に運転されている客車の旅を楽しむ列車も、
折返し駅の横川に転車台と機回し線がないため、同様の運転方法をとっています。
https://bit.ly/3iyDQmu
▲大井川鉄道の井川線(静岡県)
https://bit.ly/39SY46p
▲奥出雲おろち号(島根県、広島県)
https://bit.ly/3p8cYvP
▲和田岬線(兵庫県)
https://bit.ly/2LSojSo
▲保津峡渓谷を走行する嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車
(京都市右京区、亀岡市)
https://bit.ly/2NruSMm
▲石北本線の貨物列車(北海道)
https://bit.ly/2NruVYy
▲日本海に沿って走行する信越本線の115系電車
▼住宅ドアの「プッシュプルハンドル」は、押したり引いたりするだけで
ラッチドアを開けられる仕組みの取っ手です。
https://www.d-kuru.com/product-group/129/0/photo?num=120#aTop
(↓アクセスできない場合は、以下をご参照ください。)
https://bit.ly/39VQ9p2
▼ドアハンドル商品一覧
https://bit.ly/3631Gle
参考文献(Wikipedia);
プッシュプル列車
https://bit.ly/2NrvjGu
動力集中方式
https://bit.ly/2LL8dKz
機関車
https://bit.ly/3c1CijJ
制御車
https://bit.ly/3pc5tV0
動力車
https://bit.ly/36kAiiX
TGV(フランス)
https://bit.ly/3c2Kwbm
TGV Atlantique(フランス)
https://bit.ly/3o8ki9q
ICE 1(ドイツ)
https://bit.ly/3qLuCG6
ICE 2(ドイツ)
https://bit.ly/3o1epLq
アセラ・エクスプレス(アメリカ)
https://bit.ly/2MbMZoP
SJ2000(スウェーデン)
https://bit.ly/2Y47jLK
インターシティ(ヨーロッパ)
https://bit.ly/3p9sCY7
大井川鐵道井川線(静岡県)
https://bit.ly/3c17oaV
アプト式
https://bit.ly/365wYrL
嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線(京都市右京区、亀岡市)
https://bit.ly/3qOhK2l
ノロッコ号(北海道)
https://bit.ly/366jGv8
奥出雲おろち号(島根県、広島県)
https://bit.ly/398kt0m
和田岬線(兵庫県)
https://bit.ly/3o8kFkk
石北本線(北海道)
https://bit.ly/3o64fcn
信越本線(群馬県、長野県、新潟県)
https://bit.ly/39SjzUR
重連運転
https://bit.ly/3o5gzcL
空転
https://bit.ly/39SjAIp
機回し線
https://bit.ly/3o78m8e
追伸;
今後も、お役に立つと思われる情報をお届けします。
メール案内ご不要の場合は、大変お手数ですが、
以下のURLにアクセスしていただき、お知らせください。
解除専用ページURL
よろしくお願いいたします。
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エイブル株式会社
担当:長又 秀雄(ナガマタ ヒデオ)
〒177-0041
東京都練馬区石神井町4-11-16 アドホック石神井公園1B
TEL:03-6766-8981 FAX:03-6766-8971
携帯:090-9687-4960
E-MAIL:nagamata-able@jcom.home.ne.jp
HP:https://www.glass-able.jp/
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