今回のメルマガは、専業と兼業どちらが早く儲けられるのかってお話です。
トレーダーを目指して練習をしようといった意欲のある人は、将来勝てるようになったら、専業トレーダーを夢見ている人も多いでしょう。
そういった人の中には、ある程度の貯金が貯まったら、会社を辞めてトレードに打ち込もうと思っている人もいるかもしれませんね。
ちなみにですが、
「会社を辞めたら朝から晩まで検証し放題、トレードもし放題だし、ずっとチャートに張り付いてたら絶対勝てる!」
と私は思ってました。w
当たり前ですが、勝てませんでしたけどね。
これまでのトレーダー人生で、専業・兼業両方を経験した私から、過去の自分へ向けてアドバイスを送るとしたらこう言います。
兼業で勝てないんだったら、専業でも勝てません。
兼業で勝てない人が、会社を辞めてチャートに張り付こうが、何時間トレードを頑張ろうが、やっぱり勝てないのは同じなんです。
トレードは、頑張ってなんとかなる類のものではありません。
何が言いたいのかと言うと、最終的には専業トレーダーを目指すとしても、段階を踏む事が大事だって事です。
兼業であれば、余剰資金でトレードを行っていれば、多少連敗しても給料でカバーできます。
つまり、お金を失い続ける不安に怯えず、ある程度の余裕があるという事です。
この金銭的・心理的余裕が大事なんです。
ちなみに、私は専業時代はデイトレで勝てませんでした。
当時のメイン手法は手動トラリピで、スワップと売買損益でやっと20数万円の利益が出る月が続いていました。
資金額は600万弱です。
よくこんな資金額で専業でやってたなと思いますが、当時の自分はトレード益とブログ収入で月30万も得られれば徐々に資金は増えていくと考えていました。
そして、ついにコロナショックで資金の半分近くの250万円を損切りする事になります。
資金を失った事により専業を続けられなくなり、会社に就職しましたが、あんなにイヤだった会社で働くという事に、逆に安心感を得られた事が印象に残っています。
トレードと違い、会社に行って言われた事をやっているだけでお金が貰えるんです。
このありがたさは、職を失ってお金の不安を感じた人であればわかると思います。
兼業トレーダーの強みは、トレード以外に収入源がある事、規則正しい生活ができる事です。
給料という毎月振り込まれるお金があるからこそ、トレードで多少の損切りが続いたとしても、スグに復活できるんです。
だからこそ、リアルトレードの経験を積み重ね、失敗から学びながら成長できるんです。
規則正しい生活もトレードには役に立ちます。
毎日、朝にチャートを観察し、会社から帰った時も同じように観察する。
この繰り返しで、毎日の生活の中にトレードが一体化していきます。
トレードをしない日は、練習ソフトを起動して、動くチャートをタイマーをかけ30分~1時間程度観察しました。
兼業トレーダーとして、このような日々を1年半ほど続けた頃、やっと資金が増えていくと実感するまでに至りました。
つまり、私がデイトレで勝てるようになったのは、兼業トレーダーだったからです。
あなたが今、勝てないトレーダーで、将来は専業としてやっていきたいのなら、まずは兼業トレーダーとして勝てるようになってください。
兼業で資金を貯めながら、練習ソフトでスキルを向上させ、少額リアルトレードで経験を積んでください。
このプロセスを踏む事ができるのが兼業の最大の利点です。
兼業で勝てるようになったら、資金なんて勝手に増えるようになっていきます。
給料があるんだから、FX口座の資金を引き出す必要はありません。
こうなると、複利の力で雪だるま式に資金が増える事が実感できると思います。
そうして、「会社を辞めてもなんとでもなる」位の資金が貯まったら、満を持して会社を辞め、専業トレーダーとして独立すればいいんです。
今、会社勤めがツラくてトレードに希望を見出している人が、早く専業となって会社から解放されたい気持ちはよーくわかります。
そして、その夢が叶うのがFXです。
しかし、だからこそ、まずは兼業で勝てるようになるまで、時間をかけて自分のスキルを育てて欲しいと思います。
それまでは、会社を存分に利用するつもりでいればいいんですよ。
焦りはトレードの大敵です。
早く稼げるようになって会社を辞めたい気持ちはわかりますが、最も早く稼ぐ方法は、兼業で会社員としてお金を稼ぎながら、トレードスキルを得る事です。
もちろん隙間時間で効率よくトレードスキルを得る為に、練習ソフトに自己投資をする事も大切です。
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※私が勝てるようになった練習ソフト
MT4裁量トレード練習君プレミアム
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