こんにちは 「NEW小林昭文メルマガ第10号」をお届けします。
また1日遅れの配信。スミマセン。m(__)m
第10号の内容
《1 新刊「授業者スキル実践編Ⅰ」を発売します》
《2 新刊の特徴とおススメの内容》
《3 新しい効果検証への挑戦とご協力のお誘い》
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《1 新刊「授業者スキル実践編Ⅰ」を発売します》
⑴ 「授業者スキル」についての初めての単行本
「授業者スキル」を私が発想したのは2020年3月頃でした。
当時、「月刊高校教育(学事出版)」に「授業改善のリーダーシップ」を
連載していたので、その中で初めて発表しました。
その後もしばしば論じていたのですが、単行本にはできませんでした。
そんな中で「授業者スキル」からの派生理論としての「担任スキル」が
先に単行本として発売されたので、困っていました。
それで出版社を経由せずとも発行できるKindle & PODとして出す事にしました。
当初は1人で書いて出せると「甘く」とらえていましたが、
そう簡単ではありませんでした。結局、最後はプロに整形してもらいました。
これは正解でした。実に綺麗で読みやすい体裁に整いました。
⑵ 「非言語化された行動」を言語化し分類したことが成果
最終的には、A5タテ、横書き、約150ページにまとまりました。
これは私がシリーズとして発行した「アクティブラーニング入門」シリーズより、
少し多いページ数です。かなりのページ数になりました。読みごたえがあります。
「授業者スキル」という概念付けは新しいですが、その内容は
「ベテランの評判の良い先生たちはほとんど実践している」ことばかりです。
「うまいベテラン」が実践していることなのに、なぜ伝わらないのか?
理由は単純。「誰も言語化しなかったから」です。
その結果、勘・コツ・秘訣‥として埋もれてしまい。
そばにいる初心者には伝わらなかったのです。
これを授業を進める段階ごとに整理しました。言葉にしました。
たぶん、うまい先生たちにとっては「当たり前」「いまさら何を」のレベルが大半です。
でも、「言語化されていないから」、「となりにどんな凄い授業者がいても」、
その技(スキル)は伝わらないのです。
それを伝え、共有する契機になります。
⑶全ての校種・教科・科目で共通しています。
大きな特徴のつ1つは、校種・教科・科目を超えて共通していることです。
そもそも、小中高校・大学・高専・専門学校等の授業を全部見学した方は
滅多にいないのではないでしょうか?
私はラッキーなことにいわゆる「アクティブラーニング・ブーム」の時期に、
多い時には年間100回の出張をこなしながら、時間のやりくりをして、
講演の前後で「普段の授業を見学」させてもらいました。
大学物理学科で鍛えられた、「科学とは事実をありまに見ることから始める」の
精神でした。或いは「空手の世界の『看取り稽古』の精神」でした。
その結果、全ての校種・教科等に役立つスキル論になったと自負するところです。
ベテランの皆さんは自分のスキルを見直して、言語化して若い人たちに伝える
ヒントになるはずです。若い人たちにはベテランが何気なくやっている行動が、
「意味のある技(スキル)であることを発見する」契機になるはずです。
《2 新刊の特徴とおススメの内容》
⑴最大の特徴は「言語化」できたこと
うっかりすると良い授業者が成功する理由は「人格・人間性」になってしまいます。
逆に言えば、下手な先生は「人格・人間性に問題がある」かのようになります。
或いは「努力が足りない」「根性が足りない」「素質がない」と絶望していった
先生たちが大ぜいするのだと思っています。これらの人々を助けたいのです。
⑵人格論から「技術論(スキル論)への転換」のススメ
「良い先生になるかどうかの最初の分かれ道」は「人格ではなく技(スキル)の有無」です。
そして「技(スキル)」は「誰でも練習すれば身に付く」のです。
特に、授業者が身に付けるべき技には、「りくりゅうのトリプルツイストリフト」のような非日常的な技は1つもありません。
授業者スキルの実体は「挨拶する、しゃべる、歩く、聴く、質問する‥」等々の、
単なる社会人スキルです。「怒鳴る、殴る、蹴る‥」等は含まれていません。
だから「誰でも身に付けられる技」なのです。
⑶ベテランが陥る「技の透明化現象」
これは末尾の理論的解説で紹介している私の理論的発見です。
「なぜベテランの優れた技は初心者に伝わりにくいのか?」
「なぜベテランは自分の優れた技を伝えるのが苦手なのか?」
技の観察過程・習得過程・熟達過程の側面から考察したものです。
指導的立場にある方、熟達しているけど「教えることができない方」に、
ぜひとも読んでいただきたいところです。
《3 新しい効果検証への挑戦》
この「授業者スキル論」を整理する過程で、「効果検証&トレーニング」に
役立ちそうな方法を思い付き、これから少しずつ実証研究を始めようと思います。
方法は簡単です。
⑴授業者が「意識したスキル」をチェックする。
⑵受講した生徒が「コンテンツとプロセス」をチェックする。
⑶両者に気付きがあればコメントしてもらう。
上記をPCまたはスマホで、Googleフォームなどで回答してもらおうと
思っています。
似たような調査を以前にいくつかの学校で実験しました。その時の効果は、
生徒たちには何もアナウンスしていないのに、
「着席が早くなった」「居眠りがなくなった」「質問が増えた」等の変化がありました。
この時は、クラス別・時間別の区別をしていません。
今回のチャレンジはクラス別・時間別にとります。
これにより「先生が意識したスキル」と「生徒の変化」の相関関係が
浮上してくる可能性が高い予想されます。
興味のある方は声を掛けてください。共同研究をしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご感想・ご質問をいただけると大変うれしいです。
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発行者名: ㈱AL&AL研究所 小林昭文
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