こんにちは 「NEW小林昭文メルマガ第12号」をお届けします。
第12号の内容
《1 新刊「授業者スキル論Ⅰ実践編」をテキストに研修会を行いました》
《2 校長先生たちに新刊紹介をさせていただきます》
《3 理論家と実践リーダーの違いがわかりました》
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《1 新刊「授業者スキル論Ⅰ実践編」をテキストに研修会を行いました》
ある組織の教育担当者の皆さん向けの研修会講師を務めました。
うれしいことに新刊の購入費も出してもらえたので、
組織が購入し、受講者全員に持ってもらって研修会を行いました。
これはとてもやりやすい研修会になりました。
少し説明して、ひとまとまりを読みながら、グループで話し合いをしてもらい、
質疑応答をしたところ、たくさんの質問をいただきました。
これは楽しい時間になりました。今後、可能であれば、
こんな研修会をやってみたいと思います。
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《2 校長先生たちに新刊紹介をさせていただきます》
上とは別の会社が行っている校長先生たちを対象にした研修会で、
新刊を紹介する時間をいただきました。元々予定してあった研修会の中に、
5分間だけ時間をいただきました。これはとてもうれしいことです。
来月上旬の予定なので、A4,1枚両面印刷の説明資料を作成し、
当日、配布して説明することにしました。
この資料作成にこの2-3日集中していました。
この作業は自身の考えを整理するのにとても役立ちました。
その要点を少しここに記しておきます。
⑴課題は3つ
この理論を土台に「管理職が一気に解決する3つの課題」を
以下のようにまとめました。
➀「成績向上」 ~模擬テストの偏差値向上、大学入試合格実績向上を
明確な目標として設定します。「楽しい授業」は第二義。
「わかる授業」「成績が上がる授業」を明確な目標にすべきです。
➁「若手育成」 ~多くの先生たちは初任の時に授業改善に力を入れて、
なかなかうまく行かず、諦めがちです。ここを「きちんとやれば、
成績は上がる」体験をさせることが必要です。
③「働き方改革」~勤務時間を早めに切り上げることは少しは進んだ気がしますが、
大学入試実績を上げるために残業または自宅での準備に、
かなりの時間を掛けています。これを軽減するためには、
授業の形式から変えるべきです。
私は高校教諭を定年退職前の6年間で注目された授業を実践しましたが、
「宿題なし」「放課後の補習なし」「夏休み等の補習なし」で成績向上・選択者数倍増を
実現していました。これらをお伝えしたいと思い、準備中です。
⑵授業者スキル論で変化する学校
これを以下の3つの視点でまとめました。
➀「管理職が中心になってスキル論を校内に広げる」
ここを教員やアドバイザー任せにしてはいけないと痛感しています。
詳細は後述します。
➁管理職は「感想ではなく具体的な助言」をして欲しい。
「良く頑張っているね」ではなく、「このスキルが効果的でしたね」、
「あのスキルも入れた方が良いと思いますよ」とアドバイスすれば教師は
成長します。
③大切なのは「人格論に加えて技能(技術)伝承論」。
人格を褒めても授業はうまくなりません。明日から取り組める「スキル」を
アドバイスする方が役に立ちます。同時に管理職に対する信頼感も高まります。
《3 理論家と実践リーダーの違いがわかりました》
上記の発表用資料を作成しながら、私が理解できたことがあります。それは各学校における「授業改善リーダー」は「管理職(校長・教頭等)」であるということです。
⑴私の間違いは「小林が実践的リーダー」になったこと。
これまで私が学校現場に行くと、精力的に授業を見て回り、
見学後に個々の先生たちにアドバイスをしていました。
現場から戻って来てからも、オンラインで授業者の皆さんのサポートをしていました。
私が動けば動くほど、管理職は授業見学も、私のアドバイスの場面にも、不在になります。
これは私を信頼してもらえたということなのかもしれませんが、
大きな問題だったと気が付きました。それは私が「実践的リーダー」になったことです。
⑵小林はすでに実践家ではなく「理論家」になっている。
自分自身は35歳で教師になって以来、実践的な授業者であると理解していました。
大学教授としても、新しいテーマの授業を開発していきました。
それなので、各学校の現場でも「実践的リーダー」として活動していました。
しかし、それには限界があります。理由は2つあります。
1つは、私は実践者のつもりでも、現場で他の先生たちと一緒に
「毎日授業をやっているわけではない」ということです。
ついつい高校教諭や大学教授の時のように「実践的リーダー」の感覚を
引きずっていました。
2つ目は、現場のリーダーは「校長」です。そこをきちんと区分けするべきでした。
私はその校長に「理論的見地」からアドバイスをしなくてはならないと、
ようやく気が付きました。
⑶5分間の発表で伝えなくてはいけないこと
管理職に「実践的リーダー」になることを依頼すること、が私の役割だと感じています。
多くの管理職がそれをしない理由は簡単です。
「自分の専門教科・科目以外にアドバイスする自信がないから」です。
それは多くの教師・授業者も同様です。その理由は、校種・教科・科目を横断する
「授業者スキル理論」がなかったからです。
しかし、今はあります。「授業者スキル理論」に立てば、自分の専門科目以外の授業でも、
どのスキルが足りているか、どのスキルは不足しているかを判断できます。
不足を指摘した授業が、それを満たして生徒の態度が変化したり、成績か上がることが実現します。これにより管理職が校内の「授業改善リーダー」になります。
この見方がわかれば、多くの教師が相互に授業者スキルを評価できるようになります。この組織的変革をリードできるのは「管理職」だけです。
5分間の発表資料を書きながら、これらを理解できました。
良い学びになりました。当日がますます楽しみになってきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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