GCA magazine  #3   

2025年7月号

 

こんにちは。ガーデンキュレーター協会のメルマガ「GCA magazine」は、設立総会や講座、ワークショップ等にご参加いただいた方や、お仕事の相談があった方等にお送りしております。

 

暑さ厳しい季節がやってきましたね。気候変動という言葉が日常的に使われるようになった今日この頃ですが、前向きに捉えれば、緑や水の環境を整えることで暑さが和らぐことに、多くの人が気がついていく、よい機会なのではないかと期待しています。

 

 

 【目次】

  • column「一枚の写真から」by 山本紀久
  • column「信州大学でのガーデニング実習」by 小島理恵
  • 「追分・矢指市民の森の生きものたち 」 by上原健
  • 協会からのお知らせ(キャンプ@北海道)
  • 求人情報
  • 書籍紹介

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 ▷ column「一枚の写真から」vol.2 by 山本紀久

 

大阪・関西万博 ‘静けさの森’

 

今回の訪問の主たる目的は ①様々なパビリオンの集合によりスラム化してしまう会場全体を一つの空間として纏める、円周2kmの‘巨大リング’を実感すること ②会場中央に作られた、移植木による約2,3haの‘静けさの森’の具体を自身の目で確かめること の2点。 

 

2025年6月9日当日は気兼ねない単独行動。東京始発で10時30分入場。まずは、まっすぐにリング階段を登り、広いデッキ園路から、様々なパビリオンの外観を見ながら一周。その後目星をつけていた階段から‘静けさの森’に直行。中央にある直径20mほどの池を囲むように、万博記念公園、服部緑地、久宝寺緑地、大泉緑地、鶴見緑地、大阪城公園などの、将来間伐予定の樹木約1,500本をほぼ無剪定で移植した森の中を散策。移植木は、幹巻きとワイヤーロープが設置されているので解りやすい。アキニレ、アラカシ、イロハモミジ、エゴノキ、クヌギ、コナラなど、全てが順調に育っていた。

 

わずか半日の滞在であったが「不要な場所から有用な場所への移植」という、本来の造園植栽術の基本とも言うべき手法を、会場の目玉に据えた現場に触れられただけで満足だったが、この森を終了後にも残さなくてはこの評価も水泡に帰すことを忘れないでほしい。

 

 

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▷ column「信州大学でのガーデニング実習」 by 小島理恵 |vol.3

 

こんにちは。

先日、信州大学農学部で、一般の方や学校の職員の方も交えたガーデニングのセミナーとワークショップを行ってきました。

 

昨年秋に、学生たちとつくった花壇の手入れが主なテーマだったのですが、花柄摘みや雑草取りを行う前に、まず、バイオネストをつくるところからはじめようと考えていて、ちょうど近くに、地際から倒れたまま放置されていたヤマザクラがあったので、それを捌いて使いました。参加者20名弱で1時間ほどの作業でバイオネストが完成。参加した事務職員の方が「あのサクラ、ずっと気になっていたんだけど、処理するなら業者に頼まないといけないって言われていて。でも、片付いちゃった!嬉しい!」と笑顔でおっしゃっていました。

 

倒木は、放置しておくと目障りなモノですが、こうして活用しようとすれば、一気に片付いてしまう。

 

バイオネストにしなくても、太さ別に仕分けして積んでおけば、杭や支柱としてすぐに使える材料に変わります。

 

枯れ木や倒木、あちこち生えてきてしまうタケやササは、ゴミだと思ってしまうとその処理作業って気が進まないものですが、どれも活用できる資源なのだという意識に変われば、「どんどん伐ってきて使おうぜ!」という気持ちに変わっていくのではないかなと思っています。

 

 

※参考

信州大学のお知らせ記事より

森林・環境共生学コースの3年生がオーガニックガーデンを造りました

https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/agriculture/news/2024/12/3101128-q-gardenhttpsq-gardencomhttpswwwtenryu-landscapecom-381515.php

 

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 ▷  「追分・矢指市民の森の生きものたち」 by 上原健|vol.3

 

*「ここの自然や生きものに関しては、世界で一番詳しい」という事務局長、上原が写真で綴る「旭区 追分・矢指市民の森ファンページ 」。季節と共にうつろう生き物たちの奥深い魅力を感じられます。ぜひフォローをお願いします。

https://www.facebook.com/oiwakeyasashi.shiminnomori

 

夏の追分市民の森

 

7月9日、横浜の日の出は4時33分、日の入りは18時59分です。

夏至を過ぎても昼間はたっぷり長いので、植物の繁茂する勢いに圧倒されます。トンボ池の周辺では期待通り、クサレダマやチダケサシがたくさんの花を咲かせてくれました。皆さんにもぜひ見にきて欲しいところですが、この暑さです。ちょっと覚悟が必要です。(写真はチダケサシ)

 

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● ガーデンキュレーター即戦力キャンプ2025秋

これまで千葉や横浜で開催していたキャンプを、今後は各地で開催して、その土地のガーデンキュレーターを育成していきたいと考えています。

2025年秋の遠征先は北海道。J A G(ジャパンガーデンデザイナーズ協会)理事で、ガーデンキュレーター登録もしている梅木あゆみさんがデザイン・管理をしている「ノーザンホースパーク」で開催する予定です。

 

日時 :2025年10月4日(土)・5日(日)

場所:ノーザンホースパーク https://www.northern-horsepark.jp/

参加費:未定

※詳細・申し込みは8月のメルマガでお知らせします。

 

 

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▶︎  求人情報  

 

このコーナーでは、協会に関わる企業や個人事業主の方から求人情報を集めて発信いたします。やりがいのある、より良い仕事を求める人のお役に立てればと思います。

求人・採用情報掲載の希望がある方は info@g-curator.org 宛てにご連絡ください。

 

今回は再び株式会社Q-GARDENの求人情報です。

デザイナー補助の方を引き続き募集しております。

ご紹介や情報のシェアも歓迎いたします。

 

【会社名・場所】

株式会社Q-GARDEN

(横浜市磯子区坂下町9-10-302)

 

【募集職種】

① デザイナー補助

ガーデンデザインの図面・資料作成の補助を担当します。

必須スキル:CAD、Illustratorなどのグラフィックソフトが使えること。

要:普通免許

「自分のデザインが形になる喜び」を感じたい方、大歓迎です!

 

【雇用形態】

正社員・またはパート(どちらでも可)

 

【勤務時間】9時~18時

 

【給料】経験や働き方等によって、相談の上決定。

※試用期間:6ヶ月・待遇・福利厚生 社会保険・雇用保険完備

 

基本的には弊社(横浜市磯子区坂下町9-10-302)に勤務していただきますが、現場への直行・直帰など、プロジェクトによってまちまちです。自宅作業も可能ですが、定期的な出勤が必要です。「自分のライフスタイルに合わせて働きたい」という方も、ぜひご相談ください。

スタッフ紹介ページ → https://q-garden.com/about-us/staff/

求人の詳細を読む

 

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▶︎  書籍紹介  

 

● 「My GARDEN 2025年夏号 」

 

ガーデンキュレーター協会設立総会の懇親会にご登壇いただいた木村智子さんが関わる、埼玉県坂戸市の「きらこまナチュラルシンフォニーガーデン」が、メイン特集「—宿根草を軸に命を呼び込む庭を— 庭づくりは自然づくり?」の一つとして取り上げられています。

 

「NPO法人ゆめきらりこまがわの事務局のガーデン担当として、市民が関わってつくる多年草ガーデンを、楽して、楽しく、美しくつくることができるように、コンセプトづくり、スケジュールの組み立て、講座開催も含めたボランティアの仕組みづくり、広報の仕組みづくり等を行ってきました。今はほとんど、地元の皆さんで楽しく活動してくださっています」と木村さん。

 

雑誌には、昨今の大きな環境変化に向き合う、木村さんのインタビューも掲載されていますのでぜひご覧ください。

 

*マルモ出版 マイガーデンのサイト

https://www.marumo-p.co.jp/SHOP/MG115.html

 

*NPO法人ゆめきらりこまがわのinstagram

https://www.instagram.com/yumekirari_komagawa/

 

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編集後記

 

6月は、追分市民の森でのワークショップを実施しました。参加者が少なかったこともあり作業は途中までで終了しましたが、春のウォークスルーと合わせたレポート記事を近日中に掲載予定でいます。また、メルマガへのご意見、ご感想、こんな情報が欲しいといったご希望等ございましたら、事務局までご連絡ください。

 

 

GCA magazineは毎月9日に発行しています。

 

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発行元

ガーデンキュレーター協会 事務局

〒235-0003 横浜市磯子区坂下町9-10-302

tel:045-750-0858(Q-GARDEN内)

e-mai:info@g-curator.org