こんにちは。
カウンセラーの岩橋隆盛です。
軽井沢は朝晩の空気が澄み、少しずつ秋の気配が深まってきました。
小屋の前の木々も、ほんのり色づきはじめています。
今日は、春からずっと続けていた「小屋づくり」について、少しだけお話しさせてください。
何もできなかった春
実はこの4月からつい最近まで、
僕はずっと、鬱のような状態にありました。
何もする気が起きない。
やりたいことも浮かばない。
人と関わるのもおっくうで怖い。
ただ静かに過ぎていく日々を、
ぼんやり眺めていました。
それでも、手を動かしていた
そんな中でも、なぜか“小屋だけ"は
少しずつ作り続けていたんです。
もちろん順調だったわけではなく、
手が止まった日もたくさんありましたし、
「もうやめたやめた!」と思ったこともありました。
それでもやめなかったのは、
作ることに集中していると、不思議と気持ちが落ち着いたからです。
創造することは、感じること
以前、ある方が
「鬱だった時、1年間ずっと絵を描いていたら
いつの間にか抜け出せていた」
と話していたのを思い出しました。
当時は「へぇ、そんな事もあるんだ」と思っていたのですが
今はすごくよくわかります。
“何かを作る"という行為は、
「自分が作ったものを、自分がどう感じるか?」を
ずっと感じ続けるプロセスでもあります。
そして「感じ続ける事」は
心の感覚が弱っている時にこそ静かなリハビリになるんだと
今ならそう思えるのです。
「何もしたくない」ときにこそ
「何もしたくない」
「動けない」
そんな時期って、誰にでもあると思います。
そんなとき、もし
“ほんの少しでも動かせる指先"があるなら?
「何かを作ってみる」
「何かを創造してみる」
という選択肢があっても、いいのかもしれません。
もちろん、すぐに元気になれる訳じゃないかもしれません。
ですが作ったり、創造する事を通して
・自分の感覚・感情を感じ続けるレッスンになる
・自分の力で少しずつ形になっていくので自身を取り戻せる
この2つの小さな力が、
きっと心の回復につながっていくと思うんです。
ひたすら小屋を作り続けて、少しずつ元気になっていった僕が言うのだから
これはたぶん、間違いありません(笑)
だから今、もしも何かをする気力がわかないと感じていたら。
「もし、今の自分が何かを作りたいとしたら?」と、そっと問いかけてみてください。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
少しずつ、でも確かに、自分を取り戻していく道のりを
これからも一緒に歩いていけたら嬉しいです。
それでは、素敵な週末をお過ごしくださいね。
カウンセラー
岩橋 隆盛
リンク・ご案内
ブログ:https://ameblo.jp/takataka245/
Facebook:https://www.facebook.com/takamori.iwahashi
YouTubeチャンネル:https://qr.paps.jp/fOcnl
メルマガの配信解除はこちら:
https://mail.os7.biz/del/v6QQ