先進国には、
必ずコカ・コーラがあります。
コカ・コーラは、
この国が成長する!
と見極めたら、
進出するそうです。
コカ・コーラが市場に進出するタイミングやその浸透度は、
その国の経済的成熟度を測る物差しになる
と言われています。
コカ・コーラが進出するには、以下の条件が必要だからです。
法制度とインフラが整備されている
中間層の購買力が一定水準を超えている
小売流通網が発展している
つまり、コカ・コーラが本格展開するということは、
その国が消費社会としての準備を整えつつある証とも言えるのです。
コカ・コーラといえば、伝説の投資家ウォーレン・バフェットの代表銘柄でもあります。
彼は1988年、ブラックマンデー後の株式市場低迷期に、
コカ・コーラ株に約13億ドルを投資。その後、現在に至るまで売却していません。
この投資が意味するものは以下の通りです:
ブランド価値への信頼:世界中どこでも同じ味で売れる“世界通貨"ともいえる商品
消費の堅さ:不況時にも売れる数少ない日常消費財
グローバル拡張力:新興国の中間層増加に伴い、成長が続くビジネスモデル
コカ・コーラ株は、
大化けすることはないでしょうが、
長期にわたって、確実に成長していくでしょう。
よく次はインドだよ、南アフリカだよ、ブラジルだよ
と成長が見込まれる国に投資する考えがありますが、
僕はその成長するかどうかわからない国に、
投じるより、
コカ・コーラのような成長企業を虎視眈々と狙っている
企業に投資するする方が確実かもしれません。