昨日は次男の習い事の送迎がなくなり
ポカンと8時間、
予定が空きました。

 

送迎の拘束時間8時間ってヤバいでしょ?

 

 


突然の空き時間、
何しよう????

 

そうだ、SNSで評判の映画
『国宝』
を見に行こう!!

ということで、
朝一の上映を予約。

 


朝8時台の映画館ですが、
かなりの人がいました。

 

みんな映画好きなんですね。


 

『国宝』は、
長崎の史跡料亭「花月」を
舞台からスタートする。


20年前、
ここで茶道同好会の設立茶会をしたので、
思い出が蘇ってきた。

 

 

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芸か血か

===========

 

ある時、
歌舞伎の名門の当主 花井半二郎が、
事故に合い寝たきりとなり、
代役を立てる必要に迫られた。

 


誰もが
息子の大垣俊介が継ぐと信じて疑わなかった中、
花井が選んだのは、、、

 

 

 

 

息子の大垣俊介の親友でありライバルの
立花喜久雄だった。


 

 

 

 

立花喜久雄の方が
芸(技術)が、息子より上というのが理由。

 

 

さらにそれだけでなく、

花井半二郎の名を襲名したのは
息子ではない、立花喜久雄となった。

 

 


これには、母も激怒する。

でも、決定は覆らなかった。

 

 

 

 

このシーンが、
僕にとっては
胸をえぐられるように印象的でした。

 


僕は数年前、
義父が立ち上げた保険代理店を継ぎ、社長になりました。


けれどそこに至るまで、20年かかりました。

 

 


結婚してからも、なかなか代表を譲ってもらえず。
 

 

 

何度もぶつかりました。

 

そしてある日、
社長である義父が言ったのです。

 

「社長は、お前ではなく、従業員に継がせる」


 

 

まさに頭が真っ白になる瞬間でした。

この20年は何だったんだ・・・

 

 

 

 


家族も大混乱。

 

 

僕は会社を出る決断をしました。

 

 

 


最終的には、
従業員、家族が根回しをしてくれて、

僕が社長を継ぐことになった。

 

 

 

 

 


この襲名のできごとは、
僕にとってトラウマに近い記憶です。

 

 

だからこそ、
映画『国宝』のあのシーン

血ではなく、芸が選ばれる瞬間に、
どうしようもなく自分を重ねてしまったのです。

 

 

 


たしかに、僕は、先代の義理の息子なので、
血は繋がっていません。


とはいえ、
家族です。

 


そして、誰より会社への思いは強かった・・・

 

 

 

血(身内)より、
芸(先代の意が通る社員)が
選ばれたあのシーンは、
一生忘れることができません。

 

 

 

 

 

 

 


この襲名シーンが印象に残っているのは
僕の偏見です。


 

俳優さんが演じる歌舞伎は、
緊張感が伝わってくる
感動的な芸術です。

 


3時間の大作です。

 

しっかり、
トイレ対策して
観に行ってください。

 


読者の姓さんにとって「継ぐ」とは何ですか?
血ですか?
それとも、芸(技術)ですか?

 

 


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::::::::::阿野友範プロフィール::::::::::

自転車屋の長男として育ち、自分も父のように商売人になりたくて、
宇宙一おいしいラーメン屋「どうとんぼり神座」の暖簾分けを夢見て、修行。

ところが、2002年の結婚を期に退職。
妻の実家が保険代理店だったので、
保険屋として商売人になろうと、
三井住友海上火災保険株式会社で研修生として保険のイロハを学ぶ。

2003年より義父の経営する有限会社タカギ商会に入社し、
商売人としての一歩を踏み出す。

義父1人で興した会社を二人三脚で育てていき、
2021年代表取締役に就任。

お客様をお守りするには、もっと大きな代理店でなければならないという思いから全国組織の総合代理店ソニックジャパンに参画。

2024年の新NISA制度スタート共に、
保険だけではお客様を守れないと思い
いちよしIFA証券とパートナーシップを組み
証券販売も始める。


これまで、ファイナンシャルプランナーとして、
お客さまの人生を豊かにするために、
金融商品の賢い活用方法をご提案してきました。

ところが、もっとお客様の人生を豊かにしたい、
お客様の未来をわくわくハッピーにしたいと思い、
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