川又のメルマガです

○○○○さん

こんばんは
昨日は息子の中学の体育祭でした


小学校の運動会から比べると
親の気合いの入り方も
だいぶ減りますが
保護者の方達も、まぁまぁけっこう来てましたね


娘の母校ですので、娘も一緒にパパと
３人で行ってまいりました


娘と息子は５歳離れているのですが、
小学校を卒業してからも
息子の運動会には毎年一緒に行きました


中学は、どうかなーと思ったのですが
朝イチからちゃんと行きましたよ〜


なんだかんだいって
弟のことかわいいのよねん(^▽^)o



さて、子ども劇場ネタの続きですが


「チャレンジ・ド」っていう盲学校を舞台にした劇を
観たんですね


そのでこの舞台を障害者の話しで終わらせずに
我が事、我が子のこととして考えようって話をしていて


どうも自分事として、なかなか考えられないという話が出たので


私は我が家の冷蔵庫の話をしました


は？
冷蔵庫ですか？


ですが


我ながら
これ けっこう えー話なんですわ 奥さん (＾▽＾


うちの冷蔵庫のトビラが、鏡面仕上げ？で
ガラスなんですって

だから
マグネットはつきません って電気屋さんに言われました


だからきれいだし、傷つきにくいんですって

いや、別に冷蔵庫の表面ガラスじゃなくてもね
と思ったんですけど


風水的には冷蔵庫にマグネットいっぱいって

よくないいらしいですね


でも、横面はつきますよってことだってので、

横につくならいいじゃない

綺麗だしっておもったんですよ


私、美しいもの好きなもんで

電化製品も美しいのが好きなんですよ
電化製品は機能だろっとは思うのですけど

やっぱり見た目も大事


そしたらね

やっぱりマグネットつかないから
表面には一切つかないわけですよ
当然ながら

でも当然ながら横面にはいっぱいつけるんですよ

これってすばらしーなと思ったんです

だって、表面にマグネットがついちゃったら

風水的によくないから
つけないようにしたくても

ぜったい！ぜったい！つけちゃうんですよ

できないから
つけない

つけられないから

ぜったいつけることはないんです


できないってことは
ひとつの才能だなって思ったわけですよ

できないことは才能だって
これは 私が通ったおかあさんの勉強会
あり方スクールの ばなな先生が言ってた言葉です


それを聞いた時、イマイチぴんとこなかったんですけど

きれいに何もついていない冷蔵庫を見た時
あぁ こういうことかと腑に落ちたのですよ


うちの息子はダウン症で
うまく できないこともいっぱいあるんですよ


でも、彼は今回の人生で

出来ないってことを
選択して生まれてきたんだって

これって息子の才能じゃん


スマホの設定で

これは設定するとか しない とか するとこありますよね

on とか off とか する画面



息子は漢字は大好きだけど

数字はきらい

算数できない


お勉強はできないけど

人とのコミュニケーションは大好き


本は読めないけど

人の心は読める


ダウン症のお友達の女の子で
家にいてパパが帰ってくる時間がわかるそうです


「パパ、何時何分に帰ってくるよ。」
と言っておばぁちゃんを驚かすそうです

そんなすごい能力を持っているのに

苦手なことができるように教育してたら

その能力が消えてしまうかもしれない


それって才能の損失じゃないか？


みんながらできることを
なにも出来なくったっていいんじゃないのか？


みんなができることは
みんなにやってもらえぱいいじゃないか


平均的に満遍なくできるひとをたくさん作っても
仕方がないではないか


みんな凸凹でいいんじゃないのか？

ひとの凹は、ひとの凸で埋めてもらえばいいじゃんか


前回の人生で
医者だったかもしれない


でも今回は文章を書く人になりたかったり
絵を描く人になりたかったりしたら


数学なんてできない設定をしてくるかもしれない

できちゃったら
やっちゃうから


今回は理系はからきしできないから文系にいく

なにもできない数学がんばらなくったっていいじゃんか


息子は人よりできない設定を
たくさんしてきてるのかもしれない


でも、それはたくさん人に助けてもらおうと
決めてきたからかもしれない


人間最後は、人様にして頂くというのが最後の修行らしい


介護って
もちろんする方は大変だけど

してもらうのもしんどいよね


冷蔵庫で、けっこう悟った私は

その後父を病院に連れていったのですよ

そしたらトイレに行きたいというのでトイレに行ったら

なんと大きい方らしい

もう歩けないから車椅子にのっていたんだけど


おぉ、とうとう親のおしりをふくのか


けっこう衝撃
と思ったのだけど


もう立てないし
どうしようもないわけさ


できない父を前に

するしかないわな


ウォッシュレットだったから
そんなに怖いことにはなってなかったんだけどね


初めて父のお尻を拭いた時に

またもできないってことは才能のひとつだって思った


父ができないから
私ができた

父ができたら

できないわ


父の尻を拭いた日


あぁ、なんか父へのわだかまりが
溶けたような気がしたんですよ

娘にお尻を拭かれる方が複雑だよね



ほんで、
子ども劇場の劇を観るのに
障害者の話じゃなくて

我が子のこととして観るには

だれだって得意不得意を
ちゃんと選んできてるんですよ

だけど
ふつう だいたい中途半端にできちゃったりするから

自分がほんとは何がしたかったのか
わからなくなっちゃうんだよねって

できないことをできるようにすることばっかり
やっちゃうけど

ほっといてもできちゃうことを極めろって感じだな


なかなか学校生活送ってると難しいけどね〜


と、言う話でした

ちゃんちゃん(//∇//)