【Beautiful Roots Child 通信】｜Beautiful Roots Child 通信バックナンバー

【Beautiful Roots Child 通信】

2016年05月13日

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　Beautiful Roots Child 通信
　母と子のアートセラピー
　インナーチャイルドセラピー
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○○○○さん

こんばんは、夜分に失礼します。
配信が遅くなってすみません。

今日のブログは
「私を泣かせてください」
と言う記事を書きました。
http://ameblo.jp/beautiful-root-child/entry-12159936526.html

「私を泣かせてください」
というのは、ヘンデルのオペラ「アルミラ」で
幽閉された姫が自由を切望して歌うアリアです。

牡丹と薔薇の主題歌にもなっていたみたいなので
聴いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

「自由」というのは、
私にとっても、すごく重要なキーワードです。

私自身ヒプノセラピーを受けた時に
過去生ではとても自由がなかったことが多かったんですよね。

お金持ちの娘に生まれたけど、
親が決めた結婚先で破産して病死したり、、

武士の息子として生まれて
無理やり戦に連れて行かれて戦死したり、、

なので、平和で自由な現在の日本を選んで
生まれてきたわけです。

放任で自由にさせてくれた母を選んで生まれてきたのも
口うるさいことを一切言わず、私の好きなようにさせてくれる夫と結婚したのも
私が自由を望んで生まれてきたからなのかなと思います。

結婚して娘が生まれるまでは
本当に自分の好きなように生きてきました。

ですが、母親になった途端、
良い母親像に縛られて、自分に自由を許してきませんでした。

そして、娘に対しても、良い子を押し付け、縛っていたのです。

娘は不登校になった時、
最初はやはり何故学校が嫌なのかは、言いませんでした。
自分でもよく分からなかったのかもしれません。

ですが、ある時、言ったんです。

「自由がないから嫌。」

と。

確かに学校って自由がないですよね。
休み時間も、娘は教室で本を読みたかったのに
外で遊ぶように強制されたと言っていました。

学校では先生の指示に従い、
学童ではコーチの指示に従い、
家では私の指示に従い、、、

自由で自分らしく、ホッとできる時間がなく、
自我が育っていくにつれ、苦しくて耐えられなくなったのでしょう。

娘が不登校だった５ケ月は、
自由な時間を取り戻す期間だったのかもしれません。

学校は社会性、協調性を学ぶ場所でもあるので
自由がないのはある程度仕方のないことかもしれません。

なので、せめて家ではリラックスして
エネルギーをチャージできるように
親からの指示、命令は最低限にして、
自由にさせています。

自由にするとは、自分勝手にするのとは違います。
自由にするとは、自分で責任を持つ、ということでもあります。

夜更かしして睡眠不足になる、
朝ごはんを抜いて、お腹が空く、
遅刻して怒られる経験をする、
宿題を忘れて怒られる経験をする、
忘れ物をして困る経験をする、
失敗して学ぶ経験をする、

これらの経験を私は心配して先回りし、
娘が困らないように手出し口出ししていました。

その結果、娘は失敗を異常に恐れる子になってしまったのです。
失敗を恐れ、私に依存するようになってしまったのです。

ちょっとくらい失敗しても大丈夫という経験を重ねることで
今は、だいぶ以前よりはマシになり
柔軟性や、たくましさもついてきました。

不登校は決して失敗ではありません。
成功へのチャンスと捉え、
今後の人生へのバネにしていきましょう！！