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○○○○さん

こんにちは、MiWaです。


今日は、理想の家庭像について書いてみたいと思います。


不登校のお子さんがいるご家庭で、よくあるのは
”お父さんが子育てにあまり関わってくれない”
とお母さんが不満に思っていることです。

私も、この思いがすっごく強かったです。

特に乳幼児期は、慣れない育児で大変で、
仕事もしていたので、常に心に余裕が無く、
気が効かない旦那に対して殺意すら湧いてましたね、、（＾ー＾；）

そんな私の不調和な思いが、
知らず知らずのうちに、家庭内に緊張をもたらし
娘に負担をかけていたのかもしれません。


でも、うちの旦那は、とても温和で
真面目で、優しい人なのです。
言えば協力してくれるし、
どこが不満なの？と周囲の人からは言われてました。

私も結婚して子どもが生まれるまでは
そんなに不満もなかったのですが、
子どもが生まれて、旦那が父親になった途端、
旦那に対して嫌悪感が出てきたんです。
生理的に受け付けなくなったというか、、
特に匂いがダメになりました。

当時は自分でもなぜこんなに憎いのか分からず、
素直に感謝できない自分に罪悪感も感じていました。
自分には旦那はいないんだ、
シングルマザーなんだ、
旦那は居候で家賃を入れてくれて、
タダで運転手をしてくれて、
たまに娘の遊び相手もしてくれるんだ、
と、旦那を他人だと思うようにすると
少し気持ちが楽になったので、
そう自分に言い聞かせて、毎日をやり過ごしていました。
今振り返ると、本当に酷い嫁だったと思います、、

娘が不登校になり、
自分と向き合う機会を作ってくれたので
今ではなぜ、そうだったのか、理解出来るようになりました。


うちは父親がいなくて、
母はシングルマザーでした。

だから、家に父親がいるということが
私にとっては、不自然なことだったんだと思います。

でも、私は子ども心に両親揃って愛情に溢れた
理想の家庭像に憧れを持っていたんだと思います。

でも、現実のお父さん像を知らないので
お母さんがお父さんにどう接するものなのか、
お父さんが子どもに対して、どう接するものなのか、
モデルがいなかったので、分からないんですね。

なので、旦那に理想の父親像を押し付け、
父親だったら、家族の面倒を見るべきでしょう！？
父親だったら、もっと稼いで家族を養うべきでしょう！？
父親だったら、もっと家族を楽しませるべきでしょう！？
という思いを無意識に持っていたのだと思います。

その思いは、子どもの時に蓋をした、
私の父親に対する思いだったんです。
お父さんがいてくれたら、、
お母さんもこんなに苦労しなくて済んだのに、、
と思っていました。


そして、私自身も、理想の母親像に縛られ、
母親は、子どもの面倒をちゃんと見るべき！
母親は、子どもに愛情を注ぐべき！
母親は、子どもを何より大切にするべき！
と自分を追い込み、現実にできない自分を責めていました。

この思いも、仕事で忙しい母に
あまりかまってもらえなかった幼少期の寂しさを
無意識に抑え込んでいたからなのです。


要は、
自分をもっと面倒見て欲しかった
大切にして欲しかった
楽しませて欲しかった
愛して欲しかった、、

という未完了の思いが無意識にあったわけです。

そして、その自分が満たされなかった思いを
娘で満たそうとしていたのだと思います。
そして無意識に過保護・過干渉になっていたのです。


相手に自分の理想を押し付けて
相手を変えようとしても、
結局は自分が苦しむだけなんですね。


インナーチャイルドセラピーを自分で続けていって
自分が自分の面倒をちゃんと見る。
自分が自分を大切にする。
自分が楽しいと思うことをする。
自分が自分を愛する。

そのことが必要だったと分かりました。


今も、旦那とラブラブなワケではありません。
ですが、さすがに殺意はもうありません。（＾ー＾；）
家族のために働いてくれていること、
私や娘に口うるさく干渉せず、自由にさせてくれていること
に素直に感謝出来るようになりました。
イラッとすることは、もちろんありますが、
そんなに引きづらなくなりました。


理想の父親でなくてもいい、
ありのままの旦那でいい。

理想の母親でなくてもいい、
ありのままの自分でいい。

理想の子どもでなくてもいい、
ありのままの娘でいい。

そう思えると、とても楽になりました。



お母さんがお父さんに対して不満を抱えていると
敏感なお子さんは感じ取ります。

お子さんの不登校は、
家族再生のチャンスでもあります。

家族再生のために、お母さんの中にいる
傷ついたチャイルドを助けに行ってあげませんか？
その子は、きっと大人のあなたが助けに来てくれるのを
待っています。