【Beautiful Roots Child 通信】私と娘の不登校克服記　第７回　〜不登校始動期　引きこもりからの脱出〜｜Beautiful Roots Child 通信バックナンバー

【Beautiful Roots Child 通信】私と娘の不登校克服記　第７回　〜不登校始動期　引きこもりからの脱出〜

2016年11月30日

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○○○○さん

こんにちは、MiWaです。

昨日は、第６回　〜不登校安定期　娘の変化〜
で、私が見守る育児に変えることで
娘が安定してきたことをお伝えしました。

今日は第７回をお送りしますね。

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「私の不登校克服体験談　
第７回　〜不登校始動期　引きこもりからの脱出〜」
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少しづつ元気になり、明るくなった娘ですが
まだ娘は家から一歩も外に出ようとしませんでした。

その娘が外に出るきっかけになったのは、、
娘が慕っていた伯母の死でした。

伯母は慢性の腎炎を患い、腹膜透析を受けていましたが
不登校になった娘をとても心配してくれていました。

ですが、夏休みに一緒に旅行する予定だった旅先で
容態が急変し、亡くなってしまったのです。

娘にどう伝えようか迷いましたが、、
そのまま、正直に伝えました。
娘はびっくりした様子でしたが、
思ったほどショックは受けてないようでした。

「明後日がお通夜で、その次の日がお葬式だからね、、」
と言うと、
「え？それって学校の人いるの？」
というので、
「いないよ」
というと、少し考えていました。
伯母の死よりも、外に出て学校の友達に会うのでは、、
ということの不安のほうが大きいんだな、と思いました。

でも、その後、娘がお風呂に入っているときに呼ばれて行ってみると
「あのね、、あさってお通夜なんでしょ。そのとき外に出るようにするね」
と言ってくれたので、「よくぞ言ってくれた、、」と思いました。

そして、お通夜の日当日、朝からやっぱり不安な様子の娘。。
お昼過ぎに出かける予定でしたが、
「外こわい、、行きたくない、、」
とベッドで布団をかぶっていました。

一瞬、出かける準備を手伝いそうになってしまいましたが、
それだと不登校になる前と一緒だと思い直し、
「３時になったらパパとママは出かけるからね。待ってるよ」
と言って、その場を離れました。
それでどうしても本人が行きたくないなら置いていこうと思いました。

そして待っていたら、、なんと自分で着替えて用意をしてきたのです。
やっぱり親は余計な手出し口出しをしないで待つこと、
本人の意志を尊重することが大事なんだなと思いました。

マンションを出るまでは、やはり同じ学校の子に会うのではないかと
緊張した様子でしたが、車に乗って、外に出てしまえば、嬉しそうにしていました。
５月末に病院に行ったとき以来、実に３ケ月ぶりの外出でした。

その後はお通夜でも、次の日の告別式でも、
私と一緒に受付のお香典を整理したり、
泣いてる私を慰めてくれたり、元気にしていました。

伯母のおかげで、娘は一歩を踏み出せましたが
その後、またしばらくは家の中にいました。

でも、いよいよ待ちに待った
復学指導の先生による、登校指導の日が決まったのです！

「私の不登校克服体験談
　第８回　〜再登校　親子で不安を乗り越える〜」
に続きます。