オルタードを”半音上のメロディックマイナー”として理解しないほうがいい理由
2022年03月07日
こんばんは。
ベース講師の星野徹です。
今日は、先に言っておくと
ちょっと難しい内容です。
「オルタード」っていう言葉が
出てくるからです。
あ〜それか^^;と思われるかも
しれませんが、
ジャズなどをやるうえでは
オルタードはいずれ出てくるので、
ぜひ今オルタードがよくわからない
という方も、予備知識として
捉えていただければ幸いです。
流し読みはせずに、
できたら、お時間ある際に
ゆっくり指板などで音を
確かめながら本内容を
確認していただけると、
身になると思います。
先に2点お知らせです。
__________
<月イチセミナーのお知らせ>
ジャズのベースラインや
アドリブ演奏の組み立て方に
関しての月イチセミナーをやってます。
今月は、ジャズ・スタンダードの
「All of me」のコード進行で使える
ベースソロの組み立て方を、
ジャズの巨匠、George Mraz氏のアプローチを
参考に解説していくという内容です。
日時は3月19日土曜日15時から。
アーカイブも残しますので、
リアルタイムで参加できない方も
ご参加可能です。
■詳細はこちら
https://note.com/toru0113/n/n6f70a1db0dfa
<フレックスタイムレッスン>
24時間ご質問に対応可能、
適切な練習方法や難しい理論への回答を
全く新しい形でレクチャーさせていただきます。
忙しくて時間がないという方も、
場所時間選ばず質問し放題の
フレックスタイムレッスンはこちら
https://basslesson.toruhoshino.com/flextime/
自分の好きな時間に効率的にスキルアップを
されたい方は、ぜひご活用下さい^^
さて本題です。
__________
オルタードを”半音上のメロディックマイナー”
として理解しないほうがいい理由
__________
たとえば、キーCの場合で
G7→Cという進行があった場合、
G7上では
G A♭A# B C#E♭FG
というオルタード・スケールを使用
することができます。
ただ、これって弾いてみると
わかると思うんですけど、とても
弾きにくいです。
なので、”半音上のメロディックマイナー”で
覚えるといいという教え方もあるようです。
どういうことか。
先程の
G A♭A# B C#E♭FG
というスケールをA♭から並べ替えると、
A♭A# B C#E♭FGA♭
と弾くことができます。
これは、A♭のメロディックマイナー
スケールにあたるので、
ベースの指板上だったら、
こちらの運指のほうが
覚えやすいとは思います。
ぜひ、実際に弾いて
確かめてみてください。
ただ、僕はこうした
教え方はしてないです。
これだと、スケールを頭につめこむ
”暗記”
であって、本質的ではないからです。
__________
ツーファイブフレーズの一例
__________
たとえば、先程の
A♭A# B C#E♭FGA♭
を、そのままG7にあてはめて、かつ
Dm7 G7 Cというツーファイブ進行で
Dm7 /G7 /C
DEFGABCD /A♭A# B C#E♭FGA♭/C
とフレーズを弾いてみましょう。
ただの、”よくわからない感じ”に
なると思います。
そもそも、オルタードをこんなふうに、
下から上に上がっていくとか
上から下に下がっていくとかで
弾いてるだけでは、
ぜんぜん本質的ではないんです。
では、本質とはどういうことか。
__________
”本質”ってどういうこと?
__________
オルタードは、
”コードトーンという骨組みに、
オルタードテンションノート
が存在している”
これが本質です。
G7上では使える
オルタードスケール、
G A♭A# B C#E♭FG
だったら
G B F(1.3.7度)
のコードトーンの上に、
A♭A# C#E♭(♭9.#9.#11.♭13)
の、オルタードテンション
ノートがある
と捉えていただければと思います。
フレーズを組み立てるときは、
G A♭A# B C#E♭FGと
下から上に組み立てるのではなく、
G B F(1.3.7度)のコードトーンを
あくまで軸としながら、
A♭A# C#E♭(♭9.#9.#11.♭13)
という、ちょっと不思議な
オルタードテンションの響きを楽しむ
そんな解釈だといいです。
半音上のメロディックマイナー
A♭A# B C#E♭FGA♭
で覚えても、結局
コードトーンとテンションを
意識できていないので、
この覚え方は本質的ではないので、
以上が、僕はこうした教え方をしていない
理由です。
__________
更にここまでの内容が
よくわかる動画のご紹介
__________
さて、難しかったですね^^;
ただ、テキストで説明できる
限界はここまでです。
あとは、実際に音を聴いて
響きを感じてみてください。
具体的なオルタードスケールを
用いて作成したフレーズが3パターンと
オルタードについてベーシスト向けに
めちゃくちゃ丁寧に解説した動画です。
ぜひ熱心にアドリブや音楽理論を
学ばれている方はご覧になってみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=SHWCkBiULDg&t=1s
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
____________________
皆さんのご意見お聞かせください
____________________
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全てに返信できるかはわからないですが、
必ず目を通させて頂きます。
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・この動画で枯葉のベースソロを即興で
できるようになっていただきます!
【練習方法を6つのステップで解説】
https://www.youtube.com/watch?v=hr3FvfQHsLA&t=695s
・この動画でFブルースのベースライン即興で
弾けるようになっていただきます!
https://www.youtube.com/watch?v=kg9tr6A6VOA
・【毎日5分】ベースの基礎力を高めるスケール練習
Fインターバル編
https://www.youtube.com/watch?v=wtOkvEc-Hbs
・ひたすらコードトーンを弾きまくる練習
【ベースアドリブ練習法解説】
難易度★★★★★
https://www.youtube.com/watch?v=NPm7NUhFrnY&t=437s
・ウッドベースの音になるエフェクター
https://www.youtube.com/watch?v=EMmv0rBTT_I
______________
【編集後記】
我が家ではアルミ製のフライパンを
使っています。熱伝導率が高いので
パスタなどにいいのですが、
フライパンに”ひっつきやすい”
のが悩みでした。
色々調べたら、調理前にフライパンを
十分熱するといいというブログがあったので
やってみたら、とても効果がありました。
アルミフライパン、お勧めです。
使用する際は、よく熱するといいですよ^^
ベース講師 星野徹
東京都新宿区喜久井町37−1
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ベース講師の星野徹です。
今日は、先に言っておくと
ちょっと難しい内容です。
「オルタード」っていう言葉が
出てくるからです。
あ〜それか^^;と思われるかも
しれませんが、
ジャズなどをやるうえでは
オルタードはいずれ出てくるので、
ぜひ今オルタードがよくわからない
という方も、予備知識として
捉えていただければ幸いです。
流し読みはせずに、
できたら、お時間ある際に
ゆっくり指板などで音を
確かめながら本内容を
確認していただけると、
身になると思います。
先に2点お知らせです。
__________
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ジャズのベースラインや
アドリブ演奏の組み立て方に
関しての月イチセミナーをやってます。
今月は、ジャズ・スタンダードの
「All of me」のコード進行で使える
ベースソロの組み立て方を、
ジャズの巨匠、George Mraz氏のアプローチを
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ご参加可能です。
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自分の好きな時間に効率的にスキルアップを
されたい方は、ぜひご活用下さい^^
さて本題です。
__________
オルタードを”半音上のメロディックマイナー”
として理解しないほうがいい理由
__________
たとえば、キーCの場合で
G7→Cという進行があった場合、
G7上では
G A♭A# B C#E♭FG
というオルタード・スケールを使用
することができます。
ただ、これって弾いてみると
わかると思うんですけど、とても
弾きにくいです。
なので、”半音上のメロディックマイナー”で
覚えるといいという教え方もあるようです。
どういうことか。
先程の
G A♭A# B C#E♭FG
というスケールをA♭から並べ替えると、
A♭A# B C#E♭FGA♭
と弾くことができます。
これは、A♭のメロディックマイナー
スケールにあたるので、
ベースの指板上だったら、
こちらの運指のほうが
覚えやすいとは思います。
ぜひ、実際に弾いて
確かめてみてください。
ただ、僕はこうした
教え方はしてないです。
これだと、スケールを頭につめこむ
”暗記”
であって、本質的ではないからです。
__________
ツーファイブフレーズの一例
__________
たとえば、先程の
A♭A# B C#E♭FGA♭
を、そのままG7にあてはめて、かつ
Dm7 G7 Cというツーファイブ進行で
Dm7 /G7 /C
DEFGABCD /A♭A# B C#E♭FGA♭/C
とフレーズを弾いてみましょう。
ただの、”よくわからない感じ”に
なると思います。
そもそも、オルタードをこんなふうに、
下から上に上がっていくとか
上から下に下がっていくとかで
弾いてるだけでは、
ぜんぜん本質的ではないんです。
では、本質とはどういうことか。
__________
”本質”ってどういうこと?
__________
オルタードは、
”コードトーンという骨組みに、
オルタードテンションノート
が存在している”
これが本質です。
G7上では使える
オルタードスケール、
G A♭A# B C#E♭FG
だったら
G B F(1.3.7度)
のコードトーンの上に、
A♭A# C#E♭(♭9.#9.#11.♭13)
の、オルタードテンション
ノートがある
と捉えていただければと思います。
フレーズを組み立てるときは、
G A♭A# B C#E♭FGと
下から上に組み立てるのではなく、
G B F(1.3.7度)のコードトーンを
あくまで軸としながら、
A♭A# C#E♭(♭9.#9.#11.♭13)
という、ちょっと不思議な
オルタードテンションの響きを楽しむ
そんな解釈だといいです。
半音上のメロディックマイナー
A♭A# B C#E♭FGA♭
で覚えても、結局
コードトーンとテンションを
意識できていないので、
この覚え方は本質的ではないので、
以上が、僕はこうした教え方をしていない
理由です。
__________
更にここまでの内容が
よくわかる動画のご紹介
__________
さて、難しかったですね^^;
ただ、テキストで説明できる
限界はここまでです。
あとは、実際に音を聴いて
響きを感じてみてください。
具体的なオルタードスケールを
用いて作成したフレーズが3パターンと
オルタードについてベーシスト向けに
めちゃくちゃ丁寧に解説した動画です。
ぜひ熱心にアドリブや音楽理論を
学ばれている方はご覧になってみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=SHWCkBiULDg&t=1s
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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https://www.youtube.com/watch?v=kg9tr6A6VOA
・【毎日5分】ベースの基礎力を高めるスケール練習
Fインターバル編
https://www.youtube.com/watch?v=wtOkvEc-Hbs
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【ベースアドリブ練習法解説】
難易度★★★★★
https://www.youtube.com/watch?v=NPm7NUhFrnY&t=437s
・ウッドベースの音になるエフェクター
https://www.youtube.com/watch?v=EMmv0rBTT_I
______________
【編集後記】
我が家ではアルミ製のフライパンを
使っています。熱伝導率が高いので
パスタなどにいいのですが、
フライパンに”ひっつきやすい”
のが悩みでした。
色々調べたら、調理前にフライパンを
十分熱するといいというブログがあったので
やってみたら、とても効果がありました。
アルミフライパン、お勧めです。
使用する際は、よく熱するといいですよ^^
ベース講師 星野徹
東京都新宿区喜久井町37−1
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