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【練習のヒント】〜ウォーキングベース教室不定期配信メルマガ〜

【相談】ウォーキングベースラインがずっとワンパターンで困る…

2022年11月17日

こんばんは。

ベース講師の星野徹です。

今日は、

ウォーキングベースラインが
ずっとワンパターンで困る…

という、よ〜くいただく
ご相談を受けたときに、お伝えする
考え方をシェアしたいと思います。

セッションでジャズの
ウォーキングベースを弾く場合、
10コーラスも20コーラスも
演奏をすることがあります。

その都度、リズムや音使いが
ずーっと同じだったら
演奏の満足度も下がっちゃいますよね。

そんなときに助言させていただく
考え方です。

それで、結論、

ワンパターンでも周りのメンバーが
ノリやすかったらいいんですよ〜

という内容ですが、この内容を
深堀りしてお伝えします。

たぶんこの手のメルマガは何度も
書いてますが、現在の言葉で
表現させていただきます。


__________
ワンパターンなことって、そんなに
悪いことではない
__________

ワンパターンなことって、そんなに
悪いことではないです。

伴奏される側は
音使いのバリエーションよりも、

ルート感がちゃんと感じられるか
リズムキープがしっかりできているか

が重要だと考えます。

加えて、名盤の演奏も
同じようなパターンで演奏されている
ケースってけっこうあるんです。

たとえば、こちら。
https://www.youtube.com/watch?v=T5x8mW0aUJI

「Bag`s Groove」という
Fブルースの曲ですが、

冒頭のツービートの音使い
0:00〜0:20(1コーラス目)
0:21〜0:40(2コーラス目)

そんなに変わらなかったりします。
(完全に1コーラス目と2コーラス目
同じではないですが)

それでも、すっごいかっこいい
ベースラインに仕上がってますよね。
僕の好きなベースラインの演奏の
ひとつです。

なので、「すごい人でも同じような
パターンの演奏あるし、ワンパターンでも
そんなに気にすることないよー」

というところです。

それでも、やっぱり
「ずっと同じ感じじゃつまんない!」

っていうのれあれば、

無理矢理パターンを詰め込むのではなく
”小節の第一音目の音を変えてあげる”
ように工夫してあげるといいかもしれないです。


__________
文章だと大変ですが
ここまで気になった方は
がんばって読んでください
__________

文章だと大変ですが
ここまで気になった方は
がんばって読んでください。

Fブルースだったら、

1小節目第一音目のF音
1周目が4弦1フレットのFを使ってたら
2周目を2弦3フレットのF音にしてあげる

とか

2小節目第一音目のB♭音
1周目が3弦1フレットのB♭を使ってたら
2周目を1弦3フレットのB♭音にしてあげる

とか。

こんなふうに、小節の第一音目を
変えてあげるイメージを持ってあげると、
おのずとそこに向かう
経路も変わってきますから、
バリエーションも変わってきます。

全部の音使いを無理矢理変えようとして
全部仕込んだりすると、実践で忘れちゃって
結局崩壊します。

なので、
”小節の第一音目の音を変えてあげる”
考え方、けっこう使えますから

ウォーキングベースラインが
ずっとワンパターンで悩まれている方は
考え方の参考にしていただければ幸いです。

ということで、本日は
【相談】ウォーキングベースラインが
ずっとワンパターンで困る…

というご質問にお答えする内容での
メルマガ配信となりました。

皆様の日々の練習のヒントになれば
幸いです。



最後にひとつお知らせです。
__________
月イチのZOOMセミナーのお知らせ
__________

セミナーのご案内です。

ジャズスタンダード1曲の、
ウォーキングベースラインや
ベースソロの作成方法について、
ZOOMで解説するセミナーです。

11月は、ジャズ・スタンダード
「Someday my prince will come」の
コード進行でのアドリブソロや
フレーズの組み立て方を
ジャズ・ジャイアンツから
学ぶというコンセプトで行います。

星野への直接の質問も
可能です。

開催はあさって、19日です(^^)
■詳細はこちら
https://note.com/toru0113/n/n08d4c795c77e



最後までお読みいただき
ありがとうございます(^^)




【編集後記】

近所のお寺の柴犬がとてもかわいくて
毎日ナデナデしたいのですが、

嫁と一緒に行くとおとなしくて
ナデナデさせてくれるのに

僕が一人で行くと吠えられるので
悩んでいます。

動物に嫌われる体質なのだろうか…。



ベース講師 星野徹
東京都新宿区喜久井町37−1

ウッドベース
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