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【練習のヒント】〜ウォーキングベース教室不定期配信メルマガ〜

【質問】アドリブでは決まったフレーズを反復練習したりするのですか?

2023年03月09日

こんにちは。

ベース講師の星野徹です。

今日は、ご質問をいただいたので
お答えする内容のメルマガになります。

「アドリブの練習のとき、
コピーした練習を
反復練習したりするんですか?

覚えたものを演奏するのは
アドリブって気がしないし、
けど、コピーもしなきゃ引き出しが
増えないから悩んでいます…。」

というご質問です。

それで、回答としては、

コピーは全然やりますし、
やった方がいい

です。

自分の引き出しだけでは限界があるので、
音源を聴いてかっこいいと思ったフレーズは、
どんどんコピーするといいと思います。
音取り作業は神経使うし大変ですけどね。

それで、コピーするときは
フレーズといっしょに
この2つを見てあげるといいよ

というお話しをしています。

その2つとは、該当箇所の
「コード」と「度数」
です。



__________

__________

"EGEG"っていうフレーズがあって、
「ああこのフレーズかっこいいから
コピーしようってなったとします。

そのとき、該当箇所の
コードも見てあげます。

そしたら、コードがCだったとします。

すると、EGEGってフレーズだと、

Cのコードにとっては、
Eがメジャー3度
Gが5度の音

にあたります。


覚えたフレーズは、今後もCのコードで
使えますが、
例えば他のキーの曲でも使いたい!
となったとします。

ここで、Fのコードで使うことを例に挙げます。

ただ、覚えたフレーズをそのまま
FのコードでEGEGと弾いても、
バッキングが異なるから、
フレーズの印象も変わってしまうんです。

そんな時は、度数を思い出します。


Cのコードにとっては、
メジャー3度がE音
5度がG音

でした。

これをFのコードに置き換えると、
メジャー3度はA音
5度はC音になります。

なので、

CのコードでのEGEGの響きは
Fのコードに移調した場合、
ACACと弾いてあげれば、
同じような印象の響きになる

ということです。


こんなふうに、フレーズのコピーする際は、
該当部のコードと度数を見てあげると、
移調しても使えるし、
フレーズも定着しやすいです。

ぜひアドリブ練習の際にお役立てください。

__________
Jazz Bass Learningもうすぐです!
__________

3月26日からはじまる新しい
オンラインスクール、Jazz Bass Learningでは、
こうしたアドリブで使えるテクニックを、
完全マンツーマンで個人のスキルに
合わせたレクチャーをさせていただいてます。

アドリブができるようになった!
と思えるまで毎日質問と動画添削が
受けられるレッスンはこちら。
https://note.com/toru0113/n/n08f92de08ac2


先行のご予約をしてくれた方
皆様ありがとうございます。
レッスン開始までもう少々お待ち下さい^^


【編集後記】

WBC韓国戦に、明日行ってきます。
テレビに映ってたら、教えて下さい笑

ベース講師 星野徹
東京都新宿区喜久井町37−1


ベース講師 星野徹
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