一流アスリートから学ぶ、演奏技術上達の考え方
2024年07月11日
こんばんは。
ベース講師の星野徹です。
今日は
一流アスリートから学ぶ、
演奏技術上達の考え方
という内容で、
メルマガをお伝えします。
結論としては、
課題曲の練習がうまくいかなかったら、
たまには違う曲練習してみるのも
いいと思いますよ
という内容です。
去年購入した、元陸上選手、
為末大さんの「熟達論」を
今また読んでいて(3回目)
この一節、ベースの練習でも
同じことが言えるよなあ
と思ったので、シェア
させていただきます。
以前もメルマガでこの本の
レビューをしたと思いますが、
改めて今の言葉でお伝えします。
まずは引用元からご紹介します。
────────────
引用元 「上達論」より
────────────
トレーニングの質は二つの
要素によって決まっている。
「適応」と「馴化」だ。
人間の身体は同じ
トレーニングで刺激を加えると、
それに対し適応する性質を持っている。
腕立て伏せを続ければ、
腕の筋肉が太くなり
回数をより多く行えるように
なるのはそのためだ。
部位だけではなく刺激の方向性も同じで、
長く走れば長く走れるようになり、
力を強く使えば力が強くなる。
ところが適応していくと、
徐々に反応が鈍くなる。
同じ刺激を続けていけば
身体がそれに慣れてしまい、
あまり変化が起きなくなるのだ。
それが「馴化」である。
これは進みすぎた適応が引き起こしている。
馴化が起きれば、違う類のトレーニングを
行う方がより効果が大きくなる。
仮にそのトレーニングが本来の
競技特性とは違っていても、その方が良い。
長距離走者に 「馴化」が起きれば、
短距離走者のようにダッシュをした方が
刺激が大きくなるのだ。
言ってみれば
「慣れた正しいトレーニングより、
慣れていないトレーニングの方が効果が高い」
ということだ。
だからアスリートはある頂点を目指しながら、
そこに向けてまっしぐら
ではなくジグザグに進んでいく。
山登りで言えば、山頂を目指しながらも
右の方向に進んでいき、
大きく振れたあとは左に
舵を切り直し進んでいく。
まっすぐに頂点に向かえば
トレーニングがワンパターン化し、
成長が止まってしまうからだ。
といった内容です。
この考えって、ベースの練習にも
応用できると思ってて、例えば
ジャコパストリアスの「Donna Lee」を
原曲テンポで(BPM220くらい)
弾けるようになりたい!
↓
ゆっくりテンポから少しずつテンポを
上げて練習したけど、
どうしてもBPM180以上で弾けない
↓
気分転換にスラップでも練習するか
とRed Hot Chili Peppersの曲を練習
↓
またまた気分転換に
コントラバスの弓でクラシック曲練習
↓
ふたたび
「Donna Lee」を弾いたら
テンポ200を超えられた!
原曲テンポまであとちょっとだ!
みたいなノリだと思います。
僕はこういう体験沢山しています。
1つの曲だけを一生懸命練習しても、
どこかでスキルが頭打ちになることが
個人的にも多くあって、
そんな時、ちょっと違ったジャンルの曲や
いつもやらない奏法をやったら、
目的曲をいつもより精度高く弾ける
ってこと、よくあります。
まっすぐ進んでも頂上が見えなかったら、
ときどきジグザグに進んでみる
一流アスリートから学んだ一節を
シェアさせていただきました。
◾️熟達論はこちら
https://amzn.to/3xSfnV9
皆様の日々の練習のヒントになれば幸いです。
に2点お知らせです。
__________
ビバップ練習会本日締め切り
__________
年に4回開催している
全国のベーシストさんと一緒に練習する
ビバップ練習会夏の部を開催します!
参加、ご見学合わせて既に
34名のお申込みを
いただいてます。
この夏から気合い入れて
ベース頑張りたい方、
ぜひ2ヶ月間、
僕や全国のベーシストさんと
一緒に練習しましょう^_^
■詳細はこちら(7/11 24時締切)
https://note.com/toru0113/n/n164a73166708
_________
札幌でライブやります
__________
7/13(土)札幌紙ひこうき
午前11時35〜 1ステージ
https://www.kamihikouki1977.jp/
今年も札幌シティジャズに参戦します!
ボーカル&ギター&ウッドベースの
トリオで出演します。
道民のメルマガ視聴者さん
ぜひ遊びに来てください^_^
【編集後記】
札幌に行くため、電車で羽田空港に
向かっています。
連日の猛暑でヘバってますので、
涼んできたいと思います^_^
ベース講師 星野徹
東京都新宿区喜久井町37−1
メルマガ配信解除はこちら
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ベース講師の星野徹です。
今日は
一流アスリートから学ぶ、
演奏技術上達の考え方
という内容で、
メルマガをお伝えします。
結論としては、
課題曲の練習がうまくいかなかったら、
たまには違う曲練習してみるのも
いいと思いますよ
という内容です。
去年購入した、元陸上選手、
為末大さんの「熟達論」を
今また読んでいて(3回目)
この一節、ベースの練習でも
同じことが言えるよなあ
と思ったので、シェア
させていただきます。
以前もメルマガでこの本の
レビューをしたと思いますが、
改めて今の言葉でお伝えします。
まずは引用元からご紹介します。
────────────
引用元 「上達論」より
────────────
トレーニングの質は二つの
要素によって決まっている。
「適応」と「馴化」だ。
人間の身体は同じ
トレーニングで刺激を加えると、
それに対し適応する性質を持っている。
腕立て伏せを続ければ、
腕の筋肉が太くなり
回数をより多く行えるように
なるのはそのためだ。
部位だけではなく刺激の方向性も同じで、
長く走れば長く走れるようになり、
力を強く使えば力が強くなる。
ところが適応していくと、
徐々に反応が鈍くなる。
同じ刺激を続けていけば
身体がそれに慣れてしまい、
あまり変化が起きなくなるのだ。
それが「馴化」である。
これは進みすぎた適応が引き起こしている。
馴化が起きれば、違う類のトレーニングを
行う方がより効果が大きくなる。
仮にそのトレーニングが本来の
競技特性とは違っていても、その方が良い。
長距離走者に 「馴化」が起きれば、
短距離走者のようにダッシュをした方が
刺激が大きくなるのだ。
言ってみれば
「慣れた正しいトレーニングより、
慣れていないトレーニングの方が効果が高い」
ということだ。
だからアスリートはある頂点を目指しながら、
そこに向けてまっしぐら
ではなくジグザグに進んでいく。
山登りで言えば、山頂を目指しながらも
右の方向に進んでいき、
大きく振れたあとは左に
舵を切り直し進んでいく。
まっすぐに頂点に向かえば
トレーニングがワンパターン化し、
成長が止まってしまうからだ。
といった内容です。
この考えって、ベースの練習にも
応用できると思ってて、例えば
ジャコパストリアスの「Donna Lee」を
原曲テンポで(BPM220くらい)
弾けるようになりたい!
↓
ゆっくりテンポから少しずつテンポを
上げて練習したけど、
どうしてもBPM180以上で弾けない
↓
気分転換にスラップでも練習するか
とRed Hot Chili Peppersの曲を練習
↓
またまた気分転換に
コントラバスの弓でクラシック曲練習
↓
ふたたび
「Donna Lee」を弾いたら
テンポ200を超えられた!
原曲テンポまであとちょっとだ!
みたいなノリだと思います。
僕はこういう体験沢山しています。
1つの曲だけを一生懸命練習しても、
どこかでスキルが頭打ちになることが
個人的にも多くあって、
そんな時、ちょっと違ったジャンルの曲や
いつもやらない奏法をやったら、
目的曲をいつもより精度高く弾ける
ってこと、よくあります。
まっすぐ進んでも頂上が見えなかったら、
ときどきジグザグに進んでみる
一流アスリートから学んだ一節を
シェアさせていただきました。
◾️熟達論はこちら
https://amzn.to/3xSfnV9
皆様の日々の練習のヒントになれば幸いです。
に2点お知らせです。
__________
ビバップ練習会本日締め切り
__________
年に4回開催している
全国のベーシストさんと一緒に練習する
ビバップ練習会夏の部を開催します!
参加、ご見学合わせて既に
34名のお申込みを
いただいてます。
この夏から気合い入れて
ベース頑張りたい方、
ぜひ2ヶ月間、
僕や全国のベーシストさんと
一緒に練習しましょう^_^
■詳細はこちら(7/11 24時締切)
https://note.com/toru0113/n/n164a73166708
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札幌でライブやります
__________
7/13(土)札幌紙ひこうき
午前11時35〜 1ステージ
https://www.kamihikouki1977.jp/
今年も札幌シティジャズに参戦します!
ボーカル&ギター&ウッドベースの
トリオで出演します。
道民のメルマガ視聴者さん
ぜひ遊びに来てください^_^
【編集後記】
札幌に行くため、電車で羽田空港に
向かっています。
連日の猛暑でヘバってますので、
涼んできたいと思います^_^
ベース講師 星野徹
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