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【練習のヒント】〜ウォーキングベース教室不定期配信メルマガ〜

おもちゃのチャチャチャから学ぶ音楽の表現について

2025年02月10日

こんばんは。


ベース講師の星野徹です。


今日は、


おもちゃのチャチャチャから
学ぶ音楽の表現について


と言う内容でメルマガを配信していきます。


僕の家では、毎日「おもちゃのチャチャチャ」
が流れています。息子が好きなため。


そのため、毎日飽きる位この曲を聴いているのですが、
音楽の表現として、すごく基本となる
緊張と緩和をうまく表現している
ポイントがあると思ったので、
ご紹介させていただきます。


 


緊張と緩和のポイント


緊張と緩和とは何かを先に整理しておくと、


・緊張
→不協和音、ちょっと馴染んでない感じがする音など、
表現的に耳なじみがあまり良くない音。


・緩和
→収まりの良い音や、聴いててスッキリする
感じの音のことを指します。


例えば、
"チャチャチャおもちゃの"の部分。
このようなメロディーになっています。



 


この曲がもし、ここで終わったら、
すごくスッキリしない感じしませんか?


旋律が半音進行になっているし、
フレーズが終わった感じがしません。こ


これは、半音階のメロディーが
緊張感を演出しているからです。


ただ、この後に、
最後の"チャ・チャ・チャ"の
メロディーがりますね。



このメロディがあることで、
しっかりフレーズが終わった感じ
を表現できていると思います。


これがここで言う、緩和です。


こうした緊張と会話がうまくメロディーの中で
組み合わされていることで、曲にも、さりげない
深みが与えられると言うふうに考えています。


こんな、子供向けの曲でも、しっかりと
ひねりが作られているからこそ、
何年にもわたる、子供向けの
曲のスタンダードになっているんですね。


緊張と緩和は、子供向けの曲に限らず、
J-Pop洋楽、ジャズロックなど
幅広い音楽で持ち入れられているので、
ぜひ、楽曲分析をするときは、こうした視点も
持ってみると面白いと思います。


おもちゃのチャチャチャから
学ぶ音楽の表現について


と言う内容でメルマガを
お届けしました。


本日もお読みいただき
ありがとうございます。


 


Jazz Bass Learning第七期生募集のお知らせ


1日30分の練習で1年後にセッションデビュー
をコンセプトとして作成されたオンラインスクール
Jazz Bass Learningの第7期生の募集を行います。


お知らせページ
https://basslesson.toruhoshino.com/news/jbl7/

今までは3ヶ月に1度くらいの受講生募集ペースでしたが、
当面は月の1日〜3日にご入会いただけるような
流れになります。


次の受講生さま募集は3月1日から3日です。
今年こそはセッションデビューを目指している方は、
ぜひこの機会をお見逃しなく。


本日もお読みいただきありがとうございます。


 


【編集後記】


国立西洋美術館に、モネ展を見に行ってきました。


ちょっと混みすぎてて、まいりました^^;


ベース講師 星野徹


 


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