ウォーキングベースの”3度5度7度”で間違えやすいポイント
こんばんは。
ベース講師の星野 徹です。
本日は、
ウォーキングベースの
"3度5度7度"で間違えやすいポイント
という解説をさせていただきます。
ウォーキングベースで重要な度数の、
3度、5度、7度。
ただ、これらの度数を
曖昧に覚えてしまっている方が多い印象です。
今回、これらの度数を整理してみました。
音楽理論学習の見直しにお役立てください。
今回は、
①3度はマイナー/メジャーコードを分ける重要音
②5度がフラットするコードもある
③「△7th」と「7th」の違いに注意!
という3つのトピックでお伝えしていきます。
①3度はマイナーコードとメジャーコードを分ける重要音
まず3度についての基礎知識です。
コードは大きく分けて、
「マイナー系」のコードと
「メジャー系」のコードがあります。
マイナー系のコードというのは、
コードのアルファベットの隣に
「Cm」とか「Cm7」とか
「Cm7(♭5)」とか、とにかく
小さい「m」がついてるコード。
そして、メジャー系のコードは、
「C」とか「C△7」とか「C7」とか
小さい「m」がついてない
コードになります。
この「m」がついているのか、
ついていないのかの違いを出しているのは
「3度」です。
CとCmというコードを比較すると、
Cのコード構成音は C,E,G
Cmのコード構成音は C,E♭,G
と、3度の音が違います。
ピアノで"ジャーン"と和音を弾いたら
CとCmとでは、響きの印象がぜんぜん違います。
コードに沿ってベースラインを弾くときも、
メジャーかマイナーか混同しないよう
適切な音を選ぶことが大事です。
②5度がフラットするコード
ジャズなどでよくあるコードが、
5度がフラットするコードです。
5度は、視覚的にも覚えやすいから
理論とかよくわかってないくても
使いやすいですよね。
Cの5度ならG、Dの5度ならA。
隣の弦(細い方の)ふたつ隣、もしくは
隣の弦(太い方)の、
同フレットに存在する音
が、5度です。
ただ、5度がフラットするコード
というものもあります。
「マイナーセブンフラットファイブ」といい、
「m7(♭5)」と記載するコードです。
Cm7(♭5)なら、
5度は通常の5度を半音G♭音
5度はいつも同じ場所と捉えがちですが、
ジャズ系の曲ではこうした(♭5)を含んだ
コードはたくさん出てきますので、
ウォーキングベースを作成する際は
間違えないように注意が必要です。
なお、
「どうして♭5というコードが存在してるの?」
という方は、よかったらこちらの動画も
ご覧ください。
"この動画で「♭5(フラットファイブ)」のなぜ? ③「△7」と「7」の違い 最後は、「△7」と「7」の ここは、レッスンでよく △がついてる7とついてない7を C△7のコード構成音は C7のコード構成音は と、7度の音が違うのです。 B♭かBかだけの違いなのですが、 ということで本日は これから理論を勉強される方は、 Jazz Bass Learning次回の募集時期のお知らせ 1日30分の練習で1年後にセッションデビュー お知らせページ 次の受講生さま募集は4月1日から3日です。 本日もお読みいただきありがとうございます。 ベース講師 星野徹 読者解除はこちら 配信元:Line on Bass事務局(東京都新宿区喜久井町37−1 )
を完全に理解していただきます!"
https://www.youtube.com/watch?v=WfYrbtLz5a8
♭5のメカニズムをわかっていただけると
思います^^
違いについてです。
指摘するポイントで、混同されてる
方が多いです。
分けているのは、7度の音。
C.E.G.B
C.E.G.B♭
こうしたちょっとした違いも
サウンドには大きく影響しますので、
△7か7の違いへの理解も大切です。
ウォーキングベースの"3度5度7度"で
間違えやすいポイント
という内容でお伝えしました。
予備知識として必ず使える内容ですので、
頭の片隅に入れておいて
いただければ幸いです^^
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