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片野賢二

【人はなぜバッシングするのか?】

2021年05月13日

「目標達成コーチング」の片野です。


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【人はなぜバッシングするのか?】


人はなぜ、批判をしたり、
誹謗したり、バッシングを
するのでしょうか?


今、オリンピック選手への
バッシングが問題になって
います。


なぜ、するのかということを客観的に
見ていきたいと思います。


する人はどんな心理状態なのか、
ということが分かると、そんなに


心配しなくてもいいのではないで
しょうか。


まず、批判したりする人の心理状態を
見ると、「恐怖心、怯え」からくるものが
あります。


それは、自分に自信がないから、自分を
優位に立たせたい、自分を大きく見せたい、


正当化したいなど。


でも、自分は正しくないかもしれない、
それから目を背けたい、負けたくない
などなど。


劣等感が強いから、その恐怖心、精神的
な弱さが、他者への攻撃となってしまいます。


このようなケースでは、人を悪くして、
自分の考えが正しいということを主張
したいということです。


恐怖心から自己防衛反応が過剰になり、
バランスの悪い心理状態になってしまい
ます。


ネットで、バッシングしている人は、
ほとんどが匿名になります。


自分が誰なのか、特定できないように
しています。


なぜか?
それは怖いからです。


自分自身に自信がないので、バッシング
されるのが怖いので、公開できないと
いうことです。


自分が誰なのか分からなければ、責任は
ないと考えます。


名前や顔写真を公開していたら、
そんなことはできないという
ことです。


また、自分の生き方に自信があれば、
相手を批判したり、バッシングを
する必要はありませんよね。


続いては、「自己の投影」ということです。


自分自身の中に、そういうことがあるので、
なんとなく嫌だなと思っていたりすることが


あり、そういうことを他人がやると、攻撃
したくなってしまいます。


例えば、自分は時間に厳しいので、他人が
遅れたりするとイラっとします。


自分が時間厳守なので、他人も厳守で
あるべき、ということです。


それから、これは面白いのですが、
あの人のことが嫌いとか、あの人の


こんなところが嫌いという部分は、
実は自分自身も同じものを持っている
ということです。


ですから、嫌いだということです。


これをミラーニューロンの法則と
いいます。


続いては、「憧れ」になります。


自分もそうなりたい、そうしたいけど、
できないという羨ましさ、嫉妬心から
他人を攻撃してしまうということが
あります。


これは、劣等感からくることが多いです。


次は、「無知」です。


分からないということです。分からないので
自分の先入観で判断し、分からないので
違う価値観を受け入れることができません。


これは、答えは一つ。これが正解という
考え方になっている場合があります。


価値観というのは、一人ひとりすべて違います。


芸能人が価値観が合わなかったので、離婚します。
ということが時々報道されますが、違うのが
当たり前になります。


昨年末から価値観について学んでいます。
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次は、「ストレス解消」になります。


仕事で嫌なことがあったり、人間関係で
トラブルがあると、誰かを攻撃することで
ストレスを発散したいということです。


よく、テレビなどで、「むしゃくしゃ」して
いたので、という報道があります。


これらは、小さい時に愛情をかけて
育てられなかったということがあります。


次は「愛されたい」ということです。


よく愛が憎しみに変わるといいます。


好きだった相手に振り向いてもらえないと
逆恨みになって攻撃してしまうという
ことです。


私たちの脳は、主語が理解できないと
いうメカニズムになっていて、


自分が話した言葉は、すべて自分の
ことと捉えます。


原田メソッドのオープンウインドウ
64の中で、最初に決めることは
主語が誰か、ということです。


「私の目標」であるということです。


他人に対して悪口を言うと、脳の中では
自分が悪口を言われたことと、同じ状態
になります。


よく他人に対して、「バカ野郎」とか
「マヌケ」とか「アホ」と言ってしまい


ますが、それは自分自身に言っている
ということになります。


なぜなら、
脳は他人と自分の区別がつきません。


ということは、
自分に向けられたバッシングは、
そんなに気にしなくてもいいという
ことです。


とはいっても中々理解するのは難しい
ですが。


しかし、バッシングは投げかけた本人の問題に
なることと、人の目をあまり意識しない方が
いいと思います。


最後まで読んでいただき
ありがとうございました。


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