好きを仕事にして44年....
“好き"を仕事にして44年──でも、心の奥にあったモヤモヤ
「好きなことを仕事にできて、幸せですね」
これまで何度も、そう言われてきました。
実際、幸せだったと思います。
卓球という“好き"をずっと追いかけて、
見て、書いて、伝えてきた。
毎日、心が躍るような現場に立ち会えていた。
全国各地、そして世界中へ飛び回って、
たくさんの出会いと感動がありました。
でも、です。
「それだけで、本当に満たされていたのか?」
今あらためて、そんな問いが浮かぶのです。
“好き"を続けた日々
卓球メーカー「ニッタク」での44年間。
僕は編集という立場で『ニッタクニュース』
の制作に携わってきました。
日々、選手、指導者の取材や大会の記録、
読者へのメッセージを書き続けてきました。
取材で訪れた場所は、日本全国47都道府県、
そして海外20カ国以上。
選手たちの緊張や歓喜、悔しさ、
ドラマの一瞬一瞬を、目の前で見てきました。
それを“言葉"として残していくのは、
自分にとって誇りでもありました。
本当に、楽しい仕事だったんです。
でも、その一方で、ずっと心のどこかに、
説明のつかない「小さなモヤモヤ」
が残っていました。
「ずっと好きなことをやってきたのに、なぜ?」
そのモヤモヤは、ある日突然ではなく、
少しずつ、じわじわと、
気づかぬうちに大きくなっていったように思います。
楽しいはずなのに、なぜか心の奥に「何か足りない」と感じる。
まるでパズルの最後の1ピースが埋まっていないような感覚。
やりがいもあった。成果もあった。
でも、自分の“本音"に触れきれていないような気がしていたのです。
その想いは、自分のためだったのか?
僕はずっと、「卓球のために」「読者のために」
と仕事をしてきました。
でも、定年を前にふと立ち止まったとき、気づいたんです。
「あれ?これまでの人生、誰かのために頑張ることはできたけど、
自分の“心の奥の声"には、ちゃんと耳を傾けてこなかったかもしれない…」
そう気づいた瞬間、
「このままでは終われない」という感覚が胸の奥に芽生えました。
それは、「もっと自分自身の人生を生きてみたい」という、
今まで抑えてきた本音だったのかもしれません。
好きだけじゃ、満たされないこともある
「好きなことを仕事にすれば、ずっと幸せでいられる」
そう思っていました。
でも、“好き"だけでは埋まらない空白もあると知りました。
なぜなら、“好き"は他人に向けることもできるけれど、
“本当の満足"は、自分との対話からしか生まれないからです。
「自分の人生を、自分のために再設計してみたい」
そう思い始めたのは、62歳。定年を迎える少し前でした。
次のステージへ──“誰かのため"から“自分自身の表現"へ
44年間、ずっと“誰かのため"に働いてきた自分が、
はじめて「自分の内側から出てくる想い」に耳を傾け始めた。
そのとき、心の中に灯ったのが
「コーチング」という新しい選択肢でした。
それが、次回につながる僕のゼロからの学び、
そして挑戦のはじまりです。
次回予告
【第3話】
ゼロからの学び。理解できない日々と、それでもやめなかった理由
学び始めたのはいいけれど、まったく理解できない。
年齢の壁、焦り、孤独感…それでも続けた理由とは?
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