どうしてやめなかったのか？
こんにちは、片野です。
今回のメルマガでは、定年後に“まったく新しい世界"
に飛び込んだときの体験をお話しします。
僕が初めて「人生を再設計してみよう」と動き出したのは、62歳。
4０年続けた卓球編集の仕事を離れたときでした。
これまでとはまったく違う世界。
そこに挑戦してみようと決めたんです。
飛び込んだのは、知らない世界だった
まず出会ったのは、「原田メソッド」という
メンタルコーチングの学びでした。
そして、マーケティング、ライティング、SNS運用など…
それまでの自分には、全く縁のなかった分野でした。
内容は、まったく頭に入っていきませんでした。
用語が分からない。
読んでも意味が取れない。
若い人たちのスピードには到底ついていけない。
何度も「これは無理かもしれない」と感じました。
それでも、やめなかった
でも、不思議と「やめよう」とは思いませんでした。
なぜなら、自分の中から湧いてきた“やってみたい"
という気持ちを、どうしても無視できなかったからです。
正直、うまくいかない自分は悔しかった。
何をやってもできない自分が、恥ずかしかった。
それでも、やめるという選択肢はありませんでした。
僕の中にあったのは、ただ一つ。
「どうすれば、できるようになるだろう？」
という問いだけでした。
一緒に学んでいた仲間に、こう言われました
「理解できなくても、続けたのがすごいと思います」
そのとき気づいたんです。
結果を出すよりも、“やめなかったこと"が、
自分を少し変えていたのだと。
年齢のせいにするのは簡単です。
でも、それは言い訳にもなります。
学べないことよりも、学ぼうとしないことの方が
本当は、ずっともったいないことなのかもしれません。
学びに「遅い」はない
たとえ理解できなくても、焦らなくていい。
ゆっくりでも、前に進んでいるなら、それは“挑戦している証拠"です。
今だからこそ言えることがあります。
学び直しに、遅すぎるなんてことはありません。
そして、自分の“本当の声"に正直になるほど、
人生は自然と動き始めます。
次回予告
次回は、そんな学びの日々の中でようやく出会えた
「人生の転機」についてお話しします。
【第4話】
タイミングは選べない。３年目に訪れた、人生の転機
お楽しみに！
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・やってみたいことがあるけど動けない
・自分には無理だと思ってしまう
・どこから始めたらいいか分からない
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次回もお楽しみに。
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