３年目に訪れた、人生の転機
タイミングは選べない。３年目に訪れた、人生の転機
こんにちは、片野です。
定年後、ゼロから学び始めたことは、
以前の記事でもお伝えしました。
理解できない日々。
若い人についていけない自分。
何度も悔しい思いをしました。
それでも、やめずに続けてきたことには理由があります。
3年目、出会いがすべてを変えた
いろんな講座を受け、いろんな人と出会い、
学んで、悩んで、また学んで…を繰り返していた、ある日のこと。
ある講師の言葉が、スッと自分の中に入ってきたんです。
「今のままでも大丈夫。絶対うまくいきます。でも、
“こうありたい"と思うなら、ちゃんと選び直せるよ」
その言葉に、涙が出そうになりました。
タイミングは“起こる"もの
もし、僕がその講師に1年目で出会っていたら、
うまくいったのか？
正直、わかりません。
きっと、そのときの僕では、受け取れなかったと思うんです。
あの時期に、もがいて、悩んで、投げ出さずに続けていたからこそ、
その言葉が響いたんだと思います。
（１年後、その講師は書籍を出版。
新宿で出版記念セミナーを開催しました。
セミナーのゲストとして、僕が30分
話すことになり、どうしてうまくいかなった
僕がうまくいったのか、という話をしました）
「もっと早く出会っていたら…」は幻想
人生には、「このとき」がある。
それは、自分で決められるものじゃない。
でも、準備ができた人にだけ訪れる瞬間でもあります。
だからこそ、今のあなたが何かに悩んでいたとしても、
それは“次の扉が開く前の静けさ"かもしれません。
焦らなくていい。
でも、歩みを止めないことが大切です。
僕の人生が、静かに動き始めた瞬間
3年目にしてようやく、「これだ」と思える人と出会い、
僕は自分の学びを再定義し始めました。
知識ではなく、在り方。
正解ではなく、納得感。
誰かに認められるためじゃなく、自分を信じられる自分になるために。
次回予告
第5話では、
「71歳、オリジナルのコーチング講座を立ち上げる」
という、僕自身の“人生後半の挑戦"についてお話しします。
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