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お笑い工学メルマガ

お笑い工学メルマガ vol.19 表裏一体!?ツッコミ視点でボケ力アップ!

2021年02月26日

どーも、お笑い工学の佐々木です。


お笑いはよく「ボケ」と「ツッコミ」に分けられます。
面白くしたい!という時、いかに「おもしろフレーズ」を言おうとします。

これはボケの視点ですよね。


でも、実際にはそのフレーズでウケる事もありますが、最初のうちは笑いに繋がらないことも多いです。

そこで、「もっともっと誰も思いついたことのない面白フレーズを言わなきゃ!」と、なります。


筋力さえあげれば、ボクシングで世界チャンプになれるぜ!という発想ですね。

そういうのは、ジャンプのバトル漫画だけにしていただいて、僕らはもうちょっと賢く、最短距離でレベルアップして行きましょう!


実は、ツッコミ能力を高めると、ボケ能力がたかまるんです。




それでは、まずはコチラをご覧ください。




https://www.dropbox.com/preview/IMG_5748.jpg?role=personal




牛丼ですね。


何の変哲もない牛丼です。


皆さんも一度は口にしたことがあると思います。





では、続いてコチラ。




https://www.dropbox.com/preview/IMG_5901.jpg?role=personal




こちらも牛丼です。


いかがでしょう?


皆さんは、どんな感想をいだいたでしょうか?




多分ですけど、

「紅しょうが多いな!」

と思ったと思います。



(松屋さんありがとう、一生通います)





そしてそして。


もう1枚見ていただきましょう。



こちらの写真をドウゾ。





https://www.dropbox.com/preview/IMG_5749.jpg?role=personal




いかがでしょうか?



たぶん、


「紅しょうが多いな〜...」


って感じだと思います。



一般的な紅しょうがの基準の量(?)よりも多いんだけれども、騒ぎ立てるほどじゃないって感じではないでしょうか?


びっくりして強く叫ぶ...というよりも、
しみじみと「多いな〜...」って感想になると思います。



以上のことから、

「ツッコミの視点から見て反応しやすいギャップ加減がある」という事が分かります。



ツッコミは「異常に気付くための能力」です。


なので、誰かがギャグを言ったときに、どう感じるかを体験することが出来ます。
ギャグを言われる側の「受け手の感覚に近いポジション」ですね。


ツッコミという立場でモノを見ることによって、

ボケる時に「どれくらいの異常を作ると反応を得やすいか?」
を意識する事ができます。


逆に、3枚目の写真はちょっと反応しにくいですよね。

これも悪くはないのですが、
これ単体では面白いにはちょっと足りないという感じです。

この「足りなさ」も感じて、ギャグをもう一つ上乗せするとか、
何かに例えておもしろ度をパワーアップさせるとか出来ます。


これもツッコミ視点があればこそなんですね。


サッカーに例えてみます。

FWの選手がなかなかゴールを決められなかったのが、
一度ゴールキーパーを経験することによって、キーパーが反応しにくいコースがわかって、
FWに戻ったときに、ゴールを決めやすくなる。

キーパーに弾かれても、こぼれ球を押し込むことも出来る。

...みたいな。


という事で、ボケとツッコミは表裏一体。
一度ツッコミの視点になってみると、上手なボケの感覚が掴めるよーというお話でした。


この相互作用をうまく活用して、おもしろ度をアップさせて行きましょう♩


最後までお読みいただき、ありがとうございました^^

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