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どーも、お笑い工学の佐々木です。


引越しだなんだとバタバタしてしまって、ずいぶんと空いてしまいました。。。

ですが、5月はまた少し時間ができますので、またメルマガを更新していきたいと思うので、よければまたよろしくお願いします♩



今回は、コミュ障...というとアレですが、口下手な人ほど話芸の達人になれる！というお話を、漫才やコントをしてきた経験からお話しして行きたいと思います。



ふだん、皆さんがしている会話って、仕事でもプライベートでも無意識に「？」が残らないようにしているはずなんです。

「？」が残らないように上司に報告したり、同僚に引き継ぎしたり。

友だちが「新しい財布買ったんだ」となったら、

「え、薄！中どうなってんの？」
「なんていうブランド？」
「値段は？」
「どういう心境で買ったの？」

という風に疑問を解消していくように会話を進めていくと思います。

その方が親切だし、一撃で伝わりますよね。

もちろん「報連相」的にはそれが正しいと僕も思います。


・・・・・・・・・・・・・


ですが！！！！！！！


これが、惹きつける話術だと、『逆』になるんです。


つまり、話に「ミステリーを残す」ように喋ってるんですね。


たぶん、このメルマガを開いてくれた方も、まずタイトルをみて「なんで？」と思ったはずです。


「なんでコミュ障が話芸の達人になれるの？」

「むしろ普通より不得意なはずなのにどうして？」

「なんで１０５９７個もあるの？ふざけてるだけじゃないの？言ったからには書けよ？なぁ？絶対書けよ？」


おそらくそう思ったはずです。


そうです。

１０５９７個もありません。

ふざけました、すみません。


【行動・言動は「理由と１セット」になっている】

人間というのは、「理由がないと気持ちわるい」性質をもっているみたいなんですね。


理由だけじゃなく「だから何？」「それがどうしたの？」など。
「わからないモノに答えを出したい」らしいのです。


だから、その性質を利用して、


ミステリーを１ついれる
↓
無意識にでも理由を考えちゃう
↓
話に引き込まれちゃう


という仕掛けを何度も細かーくやっているのが、話術なんです。


これは漫才やコントをやる人たちは、みんなそれぞれに発見してここにたどり着きます。


コピーライティングなどの文章でもそうです。

ビジネス書もそういう構成になっているし、マンガの会話もそうなるように設計されています。

漫画というか物語自体がそうですよね。

１話の最後に意味深なこと言われたら、続きがみたくなって、その話の最後にまさかの展開があって...などしてたらドラマを観るのが止まらなくなっちゃう事が僕はよくあります（笑）

ストーリーテリングっていうのかな？
それに近いかも知れません。


ほんでほんで。

なぜコミュ障の方が「話芸の達人」になれるのか？

最後にタイトルの伏線回収しないと、皆さんのアタマに「？」を残してしまうので（笑）


コミュ障っていっちゃうと言い過ぎですけど、いわゆる口下手な人というのは、「ミステリーが多過ぎ」になってしまっている事が多いです。


ここで思い出して欲しいのは、「行動・言動は理由と１セット」というもの。


つまり、口下手な人は「理由を言って無さすぎ」になっちゃってたりします。

それでいらない誤解をされてしまうケースをよく見てきました。


なので口下手な人こそ、「理由と１セット」を身に付けて、「ミステリーな部分」をコントロールできるようになって行けば、惹きつけトークが上手くなると言えますよね。


弱点そのものが、話芸のコツになっているので。


という事で、今回は話芸の要素のひとつである「ミステリー」のお話でした。

ぜひ、結婚式のスピーチ、お友だち同士でエピソードトークをする時、プレゼン、TEDトークに登壇する時など...ぜひ意識してみてくださいね＾＾


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