このメルマガの説明はありません。

【藤崎クラリネット教室】メールマガジン2018年9月号

こんにちは！豊永よしこです。
まだまだ千葉は暑い日々が続いています。
8月は大阪での新しい試みや、新しい生徒さんとの出会いも多かったので
いつもより気を張っていましたが、それもそろそろ限界を迎えました…
南の島でゆっくりしたいな～（全く予定なし）と思う今日この頃です。

では今月もよろしくお願いいたします！


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


【今月のメニュー】
１．最近の教室から～8月の大阪出張レッスン、終了しました！
２．9月29日グループ講座・参加状況
３．注目のブログ記事
４．コンサート情報
５．発表会エントリー状況
６．今週のおすすめ動画
７. 楽器ができないアレクサンダーテクニーク教師が楽器演奏の指導ができる理由】


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


【最近の教室から～8月の大阪出張レッスン、終了しました！】
先日12日、初の大阪出張レッスンをさせていただきました。
ほぼ毎年お盆には夫の実家(兵庫県西宮市）に帰省しているので
関西でも何かやりたいな～と思っていました。
しかし帰省時はバタバタして日数も少ないので、毎年見送り…
ですが今年はやってみたい！という気持ちが突然高まってきたので
数日準備してから7月末に告知をしました。

「告知は直前だし、お盆は忙しい方が多いだろうし、帰省している方も多いだろうし
まあ誰も来なくてもいいや…誰も来なかったら一日遊べる日が増えるし」と思っていました。
スタジオも当日キャンセル無料だったことも後押しして、
お試し半分で告知をしてみたところ、数日で予定していた枠＆追加枠が埋まりました。

予想以上に反応があって嬉しかったのですが、
いざとなると「ちゃんとできるだろうか？」とか「会場は使いやすい所だろうか？」とか
色々余計な不安がわいてきました。でもよく考えると全く新しいことをするわけではなく場が変わるだけ。
そう気が付いて我に返ることが出来ました。

レッスンを受けてくださったほとんどの方が、アレクサンダーテクニークに興味を持っておられたので
アレクサンダーテクニークに焦点を当てた内容になることも多かったです。
クラリネットのレッスンも発展途上ですが、アレクサンダーはそれ以上に発展途上なので
教えながら学ばせていただくことが多かったです。

今回お伝えしたことには共通点が多く（ブログにも1つ書きましたが）伝えながら「あれ？これ今日何回目かな？」と
思うことも多かったので、次回以降はグループレッスンも考えていこうかなと思いました。
グループの良いところは、説明を客観的に何度も聞けることです。
生徒さんのお悩みの根っこは共通していることが多いので、同じポイントに触れる事もしばしば。

同じポイントの話を聞くにしても、自分に言われているときと、他の方に言われているときでは
捉え方や気持ちの余裕が違います。他の方のレッスンを見ることで、自分の時にも言われたけれど理解できなかったことが
理解出来たり、より腑に落ちることが多くなると思います。

グループレッスンとなると、ある程度の人数に集まってもらわないといけないので
「皆さん集まってくれるのかな‥」という心配も出てきますが
これはいつものことなので、いつかやりたいなと思っています。

余談ですが、今回大阪でレッスンをするにあたり、なぜか気のせいか
ご先祖が喜んでいて応援してくれているような気がしたのです。
ブログにも書きましたが、父は神戸、母は大阪出身で、親戚はほとんど関西にいます。
夫は西宮市と、家族はほぼ関西人、私は東京で生まれましたがルーツは関西、
昔から関西に引っ張られることが結構あったのです。

おかげで生徒さんもすぐ集まり、つつがなくレッスンが進められたのかもしれないと
感じています。今回のご縁を大切に、これからも細々とながらもレッスンをやっていけたらいいなと思っています。


【9月29日（土）金管木管奏者のためのアレクサンダーテクニーク・参加状況】

金管のアレクサンダーテクニークの先生とのコラボ講座です。
現在6名の参加希望があります。あと4名入れます。
内訳はクラリネットの方5名、トランペットの方1名です。
クラリネットの方はもちろん、他の木管、金管の方にも参加していただけると
違う楽器でも身体の使いかたは同じ、共通点が沢山あることを体感していただけると思います。

また、この講座を開催する最初の動機に、
「若い方たちにアレクサンダーテクニークを取り入れた演奏を体験してもらいたい」
という事がありました。

教室にも10～20代の生徒さんが来られますが、部活の謎の慣習や練習方法で苦労していたり
身体の使いかたを間違って教えられているせいで、自分の力が出し切れていない場面を沢山見ます。
そんな方たちにもっと演奏を楽しんでもらいたいという気持ちもあります。
(学割の割引率が高いのは、その思いがあってのことです(^^)

部活や楽団で指導されているけれど、その通り演奏しても上手くいかない
イマイチ腑に落ちない、本当に効果があるのか知りたい、身体の使い方や考え方をもっと知りたい方
バテやパワー不足で困っている方、指が動かない、すぐ疲れてしまう方
また、ちょっとだけアレクサンダーテクニークのレッスンを受けてみたいという方におススメしたいと思います。

講師はトランペットを演奏されるAT教師のサトウトクヤ先生です。
ブログ：http://tokuya-tp.hatenablog.com/
私と同じ時期にアレクサンダーテクニークの学校を卒業された、研究熱心で生徒思いの先生です。そして私です。

トランペットやクラリネットだけでなく、他の木管楽器、金管楽器の方、多くの方に来ていただきたいと思っています。
他の楽器の方の様子を見て、自分の楽器との違いや共通点を考えてみるのも演奏すると同じぐらい勉強になります。

割引も学割、お友達同士で参加すると割引があるペア割
SNSで告知してもらうSNS割を用意しています。

告知ブログページはこちら。
http://clarinet.blog.jp/archives/27331799.html
こちらから詳細＆お申込みページに飛べます。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


【注目のブログ記事】
最近よく読まれている記事をご紹介します。

●『演奏の時の鼻抜けについて』
空気が鼻に抜けて楽器を吹くことができない
長時間やっていると鼻に空気が抜けてしまう
鼻抜けについて私の考えと改善方法を書きました。
http://clarinet.blog.jp/archives/28145862.html


●『音色をよくするための超・超・超基本』
当たり前のことですが、出来ない方の方が多いかもしれません。
出来るだけ環境を整えてほしいなと思います。
http://clarinet.blog.jp/archives/25270101.html


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝　


【コンサート情報】
生徒さんが出演されるコンサートです。

市川交響吹奏楽団 秋のコンサート
日時:平成30年9月9日(日)
開場:14:30 開演:15:00
会場:市川市文化会館 大ホール
入場無料

曲目(テーマ:フランス特集)
『ザンパ』
『子供の領分』
『ファウスト』
『フランス組曲』
『ロレーヌ』
『マリオネット』
『フランス軍隊行進曲』
『バッカナール』

楽団HP：http://ichikyo.org/ichikyo/ichisui.htm



※掲載希望の方はメルマガ発行日の前日までにお知らせください。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


【発表会エントリー状況】
11月23日の発表会、ただ今7人のエントリーがあります。
今回は10代～80代の方までが演奏されます。

・ラボー：ソロドコンクール
・メンデルスゾーン：春の歌
・シューマン：3つのロマンスよりⅢ
・クレリス：プロムナード
・ボザ：ファンタジーイタリアンヌ
・シューマン：３つのロマンスよりⅠ
・モーツァルト：クラリネット五重奏曲より第1楽章

まだ参加者募集中です。1曲通せることが出来れば参加できます。
立派なソナタやコンチェルトを吹けないとダメなんてことはありません。
数分の短い曲でももちろんOKです。

「まだまだ下手でうまく吹けないから…もうちょっと上手くなってから」という方は多いですが（吹ける方が結構おっしゃられる）
それはいつですか？？…楽器って恥を承知で人前で演奏してこそ
上手になるものなんです。

本当はやってみたい！と思った方はご連絡ください。
教室のレッスンを一度でも受けた方で、参加したい方もご相談ください。
人数が集まりましたら締め切らせていただきます。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


【今月のおススメ動画】
『視覚　人は目ではなく脳で見る？』
アレクサンダーテクニークでは視覚と
身体の使いかたを結び付けて指導することも多いですが
そもそも視覚はどう働いているのかを解説した動画です。
知らないことが結構あって面白かったです。
https://www.youtube.com/watch?v=AN-2BHH06Ak


『腕の動きに使われる筋肉』
ひじを曲げる、回転させる、腕を上げるときの主な筋肉とその動きがみられます。
楽器を構えるときに使う動きです。
自分の動きと照らし合わせながら見ると変化が起こるかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=5QxggbUvkbg&t=0s&list=WL&index=6


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


【楽器ができないアレクサンダーテクニーク教師が楽器演奏の指導ができる理由】
楽器が全く出来ない先生や、違う楽器の先生がアレクサンダーテクニークのレッスンをすることは
沢山あります。なぜ楽器が出来ないのにレッスンできるの？と
疑問に思っている方も多いかもしれません。

アレクサンダーテクニークのレッスンでは、生徒さんの頭と脊椎の協調作用を
最適化に導くために色々な手順を踏んで行われます。

本来の力を発揮できる身体の使いかた（頭と脊椎の協調作用、バランス）はすべての動きに共通しています。
クラリネットでもトランペットでも、ピアノでもヴァイオリンでも共通した使いかたがベースにあります。
先生は何を指導しているかというと、すべてに共通する身体の使いかたの部分を指導しているのです。

自分がやったことのない楽器の指導の時には、わからないことも多いので、生徒さんに聞いて情報を集めます。
楽器の重さや、音の出る原理、どれくらいの息で音が出るのか？どれくらい力を加えると音が出るのか？
やっている動作の意味など、色々なことをお尋ねします。

それらの情報を集め、さらに生徒さんの演奏している時の動きや普段の動き（話したり立っているとき、歩いているときなど）の
頭と脊椎の協調作用の様子を拝見し、分析して必要な指導をしていきます。

指導は言葉での提案だったり、全く関係ない動きをしてもらったり、手で動きのサポートをしたり、
身体のつくりの知識を得てもらったりと色々なやり方があります。
そのどれかを使うか？組み合わせるかは毎回違います。

楽器専門の先生で、根本的な身体の使いかたを指導する方はまだかなり少ないと思います。
ほとんどの情報を音から絵て判断し、直接的なアドバイス
（息の入れ方や音楽的指導）をされることが多いように感じます。

アレクサンダーの先生は、音以外から（見て観察する、生徒さんに尋ねて情報を集めるなど）情報を集め
直接的なアドバイスというよりは、生徒さん全体をみた根本的で間接的なアドバイスをする場合が多いように感じます。
その結果、楽器専門の先生の指導では起こらなかったことが魔法のように起こったり(魔法ではありません）
大きな気づきを得ることができるのではと感じています。


私は日本にクラリネットが吹けるATの先生がいらっしゃらないときに習い始めたこともあり
クラリネットが吹けない先生からしか習いませんでしたが
毎回レッスンでは手に余るほどの気づきや体験を得られたと感じています。

まだ日本では認知度の低いアレクサンダーテクニークですが、大分先生も増えてきました。
楽器の先生から習いたい、というお気持ちはよくわかりますが
それ以外の先生から学べることも膨大だという事をお伝えしておきたいと思います。

レッスンに行ってみると色々な気づきが得られると思います。
はっきりいって本や動画でわかることは全体の半分以下です。
興味のある方はぜひレッスンに足を運んでいただきたいなと思います。
（少なくとも数か月継続されることをおススメします(^^)


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


【あとがき】

ここまで読んでいただき、ありがとうございました！
毎度直前に夏休みの宿題をまとめてやるように書いてしまうメルマガ、
今回は夏疲れのせいか、目の疲れが半端なかったのですが、なんとか書けてよかったです。
次回は10月1日の予定です。

メルマガ不要の方はこちらから
解除専用ページURL


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

♪藤崎クラリネット教室　豊永よしこ♪
　https://fujisaki-clarinet.com
　https://fujisaki-alexander.com

Blog http://clarinet.blog.jp
Twitter https://twitter.com/fujisaki_cla
Instagram https://www.instagram.com/fujisaki_cla/