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【藤崎クラリネット教室】メールマガジン2019年1月号

こんにちは！豊永よしこです。
2019年、今年もよろしくお願いいたします。

ここ10数年、毎日のように何かが更新していて
引きずられるように過ごしていますが
ついに新しい時代が始まったような感覚がある年明けです。

では今月もよろしくお願いいたします！


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【今月のメニュー】
１．最近の教室から～重大発表！
２. 2019年からのお願い
３．CD、ぜひお持ち帰りください
４．注目のブログ記事
５. メルマガ読者の方からのご相談～「教室を変えようか悩んでいます」
６．タンギングやスタッカートでアゴが動いてしまう方の特徴


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【最近の教室から～重大発表！】
2019年、教室は大きな転換期を迎えます。
年末にお会いした方には少しずつお知らせしていますが
自宅を建替え、新居にレッスン室を設置することになりました。

新しいレッスン室は今のアビテックスの5倍弱の広さで、
グループレッスンが出来るくらいの部屋になる予定ですので
のびのびと練習してもらえると思います。

1月いっぱいは現在の場所でレッスンし、2月頃から仮住まいでのレッスン
夏ごろには新居が完成するので、新しいレッスン室でレッスン開始の予定です。
詳しく決まりましたら、改めて教室生の方にメール等でお知らせします。

広いレッスン室が欲しいというのは、20年以上前からの夢なのですが、実際叶うとなると
本当に叶うのかいまだに信じきれない感覚があります。
広いレッスン室は夢だったけど、分不相応ではないかと思いもあり、
とても喜ばしいことなのに素直に喜べない自分がいました。

でも、レッスン室を作ることは、自分の夢が叶うだけでなく、
生徒さんを始め皆さんに喜んでもらえることと夫に言われ、
だったら進んでやらなくては！喜んでこのありがたい状況を受け入れようと考え
今に至っています。といってもまだ何も出来上がっていないのですが(笑)


今年は他に、レッスンメニューについても新しいものを作ったり、
グループレッスンも充実させていきたいなと考えています。
これらはレッスン環境が落ちつき次第取り組んでいく予定です。

まずは引っ越し＆仮住まいでのレッスン＆新居へ引っ越しが待っているので
体力を温存して毎日のレッスンを大事に行っていきたいなと思っています。
経過についてはこちらやブログでもお知らせしていきたいなと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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【2019年から変わること】

これまでも生徒さんやブログ、メルマガ読者の方から頂いた
ご感想やご報告、レッスンでの飛躍的な変化などが沢山ありましたが
一部ご紹介してはいましたが全てはご紹介していませんでした。

今年からは、どんどんご紹介させていただこうと思います。
もちろんプライバシーは配慮の上でブログやメルマガなどでご紹介していきたいと思います。

※抵抗のある方は一言お知らせいただければと思います。


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【CD、ぜひお持ち帰りください】
ブログ記事にもしましたが、引っ越しに伴い
CDを整理しました。勉強のために買ったり、2枚買ってしまったものを
お譲りしたいと思います。もしほしいものがありましたらレッスン時にお持ち帰りください。
1月いっぱい置いておきます。
取りに来られる方のみ。郵送はしていません。
ラインナップはこちらのブログの画像を拡大してみてください。
（最初に撮影したものなので、すでに無いものもあります）
http://clarinet.blog.jp/archives/30193007.html


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【注目のブログ記事】
最近よく読まれている記事をご紹介します。

●『マウスピースパッチに対する私の考え』
内容は題名通りです。色々考えて体験した結果の結論です。
http://clarinet.blog.jp/archives/29999532.html

●『高音を無理なく出すために気を付けたい意外なこと』
息やアンブシュアなどはよく言われていると思いますが
それと同じくらい重要なことを書きました。
http://clarinet.blog.jp/archives/30144126.html


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【メルマガ読者の方からのご相談～「教室を変えようか悩んでいます」】

メルマガ読者の方からご相談を頂いたのでアドバイスさせていただきました。
こちらでもご紹介したいと思います。

「とても意欲的なクラリネット初心者の方。今習っている教室は1回30分レッスンで
もっと学びたい自分としては短すぎるので、60分教えてくれる教室に移ることを
考えている。でも今の先生との相性は悪くなく、
マウスピースをしていただいたりとお世話になっているので
どうしようか考えている、何かアドバイスがあればお願いします」とのことでした。


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レッスン時間30分では短すぎて譜読みなど音楽的なことが習えず
60分のレッスンのところに移ろうかと考えていらっしゃるとのことでしたね。

確かに30分では時間としては短いですね。
初心者の方では楽器の扱いなどもレッスン時に練習するので
基礎的な吹き方を少し練習したら終わりになってしまうかもしれません。

60分あれば、色々なことを教えていただけると思います。
楽器の扱い、基礎的な吹き方、教本で楽譜の読み方や吹き方やなども練習できる時間で
す。

色々なことを習えて満足感が高くなるので、その点では60分のレッスンをおすすめした
いのですが
ただ60分レッスンにしたから上達が早まるという事はあまりないのではと思います。

ブログでも書いていますが、クラリネットや音楽の知識は
集中してやればやっただけ身につくというものではなく
身に付けて自分のものにするにはかなり時間がかかるものだからです。

教室にも初心者の方がいらっしゃいますが
音を安定して出すだけでも早い方で半年、2～3分の簡単な曲を演奏できるまでには
最短でも1年はかかります。

楽譜に慣れるのも、ゆっくり読めるようになるまで最短で数か月
読みながら楽器を演奏するのはさらに時間がかかり
かなり経験がある方でも苦労されています。

楽団で演奏するときには、一人で練習しているのとまったく違う状況になります。
少なくとも大勢の人の中での刺激＝人の目のなかで演奏するので、
緊張で一人では難なく出来ていたことができなくなることが多々起こります。

できるだけ納得できる楽しめる選択をしながら
長い時間をかける心がまえを持ち続けていくことが
上達には必要なのではないかなと思います。

楽器の上達や楽譜の読み、音楽的な知識を身に付けるのは
語学の習得と似ています。
気の遠くなるような時間をかけて
覚えたり忘れたりを繰り返して身に付けていくものです。


私がお勧めしたいのは
60分レッスンの教室の体験レッスンがあれば受けてみられるとか
今の先生との相性が悪くないのであれば
可能なら2コマに増やしてみて、できるだけモヤモヤを減らす事です。

先生の経歴については、
著名な先生に習っていたからと言って、技術レベルやレッスンスキルが高いとも言えな
いので
経歴は参考になるようでならないと思います。

また、教え方はアレクサンダーテクニークやカウンセリング、コーチングなどを学んで
いる先生なら
教え方が変わってきますが、特にその経歴がなければ、あまり変わらないのではと思い
ます。
先生のお人柄が自分と合うか、教え方が自分と合うかが大事だと思います。
それにはやはり体験し、出来れば数か月レッスンに通うのが一番だと思います。

今の教室を休会することが可能なら、お休みして60分レッスンの教室にしばらく通うのも1つの方
法です。
それでやはり今の先生がよいと感じたら、またレッスンをお願いすればよいのでは
と思います。
うちの教室でも他と比べて入会する方や、出戻ってくる方もいらっしゃいます。
生徒さんが考えていらっしゃるほど気にしていないかもしれません。(私は全く気にし
ていません）
マウスピース選定に関しても、必要なことなので「選定したのにやめられた」とは思わ
ないのではと思います。


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ご相談いただき、ありがとうございます。

どこのレッスンに行こうか、今のレッスンが合っているのか
悩むことはあると思いますが
やはり自分が受けるものなので、
評判や口コミよりも自分の感覚で決めるのが一番だと思います。

こちらの立場からいうと、もちろん自分のところで続けてくれればうれしいですが
合わないのに我慢して続けられるのも辛いものです。
人間同士、どうしても相性はあります。

もし私なら「お世話になったのに、自分勝手にやめたら先生はどう思うだろう？」
と気にされて無理に来られるよりも
ご本人が伸び伸びと、他の先生のところであっても上達してくれる方が嬉しいです。

他の先生のお考えはわかりませんが、きちんと連絡するなどの礼儀は守ったうえで
自分の望みに沿った行動をしていけばよいのではないかなと思っています。

ただ１つ、レッスン数回で判断するのはあまりお勧めしません。
相性が全く合わない、信用できない、危険を感じるという場合は即退散でいいですが
どんな先生でも生徒さんの様子やペースをつかむのに一定期間は要するからです。
ちょっと進め方が合わない、教え方が合わない、思ったのと違うと感じるときも
様子を見る意味でも数か月は続けてみることをおススメします。


※メルマガ読者限定でご質問、ご相談に答えさせていただきます。
回答はお名前、固有名詞は伏せてメルマガで紹介させていただきます。

一人で悩んでいるお悩みへの回答がどなたかの役に立つこともあると思います。
ご希望の方はお気軽にメールください。（こちらのメールに返信でOKです）


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【タンギングやスタッカートでアゴが動いてしまう方の特徴】
タンギングやスタッカートの時にアゴが動いてしまい、
先生や先輩に「アゴを動かさないように」と注意される方もいると思います。
でも動かさないようにしてもどうしても動いてしまう、
なぜ動いてしまうのかわからない方も多いのではないでしょうか？

私もこれまでアゴが動く方を観察していても、
なぜ動くのか？どうやったら動かなくなるのかはっきりわかりませんでした。
でも最近やっと原因がわかってきて、
どうやったら改善できるのかもわかってきたので、
今日はアゴが動いてしまう原因と対策をざっくりと書いてみたいと思います。
タンギングでアゴが動いてしまう方は、こういう特徴があります。


「音を口で出そうとしている」


音はリードを息で振動させて出すもの。
それを息ではなく、リードを口やアゴで一瞬グッと押さえてから音を出していたり、
少ない息でリードを振動させようとしていたり、
口の方に意識が行き過ぎて息でリードを振動させる意識が薄いとき、
アゴが動いてしまう傾向にあります。

タンギングの時は舌でリードを触るだけで良いはずですが、
それを口やアゴでも音を止めようとしているとアゴが動きます。
舌でリードを触るときにアゴがかすかにリードを押し付けるように動き、
それが解除されるときに下方向に大きく動きます。
また、アゴが動いてしまう方は、
音の出だしでも同じように音を出しているので出だしでもアゴが動く傾向にあります。
対策は、タンギングだけでなく、音の出だしの時にも


「口やアゴでなく息で音を出す」を徹底させることです。


息で音を出せるようになれば、口やアゴでカバーする必要がなくなるため、
自然とアゴが動かなくなります。なので、アプローチするのはアゴではなく息。
音を出す瞬間からリードを振動させるくらいの息が出せる構え、立ち方座り方、考えかたを見直したり、
自分に合ったリードやマウスピースの組み合わせで吹くと徐々に改善されていきます。

息にアプローチして練習しているうちに、アゴが動かなくなるだけでなく、
音の響きや音の出だし、音色や音量も変わってきます。一石二鳥どころか五鳥十鳥にもなります。

簡単に書きましたが、実際にアゴが動かなくなるまでにはいくつもの段階があり、時間がかかります。
基礎の基礎から見直す必要があるのですが、それをやるだけの価値はあると思います。
根本から改善したい方、ぜひレッスンにお越しください(^^)/



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【あとがき】

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
最後に書いたアゴの動きの記事は、後日ブログでもご紹介したいと思います。

わざわざメルマガを登録してくださる方に
登録して良かったと思っていただけるような内容を試行錯誤していますが
ブログにUPする予定の記事を先行してご紹介するのもその中の1つです。

次回は2月1日配信の予定です。

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