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【藤崎クラリネット教室】メールマガジン2019年5月号

こんにちは！豊永よしこです。
ついに令和の時代が始まりましたね。

仕事柄か「れ・い・わ」という音の響きが気になってしょうがありません。
この３つの「音」がどんな時代を象徴するのか
どんな時代を作っていくのか、とっても興味深く感じています。

では今月もよろしくお願いします。


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【今月のメニュー】

１．最近の教室から～発表会日程決定＆エントリー状況＆出張レッスンについて
２. ５月のレッスンスケジュール
３．コンサート情報（先月ご紹介したコンサートについてのお知らせ）
４．注目のブログ記事
５. 今月のおススメ動画
６. 棒吹きになってしまう方に共通する楽譜の書き込み


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【最近の教室から～】

●発表会日程決定＆エントリー状況
次回の発表会の日程が決まりました。
10月27日（日）です。

今回はいつもの会場が空いていなかったので
以前一度使わせていただいた、松戸のホールになりました。
エントリーもあっという間に定員に近くなっています。
ただ今9名のエントリーがあります。

お知らせメールやブログでも書きましたが
経験豊富だから、自信をもって吹けるから
スケールを暗譜してるから、エチュードをいっぱいやってるから出られるという事は
全くありません。

参加資格は「1曲通せること＆レッスンに来られること」以上です。
自称「下手」の方も沢山いらっしゃいますが
簡単な曲も通せないくらい下手なの私？！と自分に聞いてみてください。
（自称「下手」「自信がない」と謙遜する方ほど結構上手だという法則がありますよね）

今回は勇気を出してやってみようかな？という方はご連絡ください。
レッスンで出たいと話してくださった方もいらっしゃいますが
正式に参加される場合は、改めてお知らせいただければと思います。

時間の関係であと数名で〆切りますのでお早めに(^^)/


●出張レッスンについて
教室リニューアルに伴い、新規の受付は単発レッスン以外休止していますが
出張レッスンのご希望があれば出向せていただきます。
日程はご相談ください。スタジオ代、交通費、宿泊費がかかる場合はご負担ください。

出張レッスンは個人とグループがあります。
レッスン料は個人レッスンは1回7,000円（レッスン料50分5,000円＋出張費2,000円）
お一人2コマにすることも可能です。

グループレッスンはお一人当たり10,000円前後（レッスン料）
1回あたり出張費5,000円で承ります。
交通費、宿泊費、スタジオ代がかかる場合はご負担ください。

グループレッスンを取りまとめてくださる方が参加される場合は
その方の参加費を割引します。

1回のグループレッスンは約3～4時間と考えています。

どんな内容のものが出来るかはこちらに少し書きました。
http://clarinet.blog.jp/archives/31773364.html

通常のよくあるパート練習もできますが、
他にできる先生が何百人もいらっしゃるので
アレクサンダーテクニークを絡めた内容をお勧めしたいと思います。

疑問質問、お問い合わせだけでもお気軽に
このメールを返信してお知らせください。


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【5月のレッスンスケジュール】
5月のレッスンはこのようになります。
https://freecalend.com/open/mem97957_date201905

※レッスン空き時間ではなく、レッスン開始時間を示しています。
詳しい空き状況につきましてはお問い合わせください。
公開後変更する場合もあります。


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【コンサート情報】
先月お知らせした5月6日のMicinaさんのライブですが
本人体調不良のため、中止となるそうです。
残念ですが復帰を待ちたいと思います。

CLARINET on the BEAT　’19
日時：2019年5月6日（月休）18：00～
場所：行徳文化ホールI＆I
詳細はこちらをご覧ください。
http://micina-clarinet.com/



※掲載希望の方はお気軽にお知らせください。
ご本人だけでなく、ご家族お友達のコンサート情報でもOKです。


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【注目のブログ記事】
最近よく読まれている記事をご紹介します。

●「大人プレイヤーは持久力より○○力！」
無理に鍛えて時計を逆戻りさせるのもいいですが、
自己流でやってしまうと変なクセが付いたり、力みグセが上乗せされたりと限界があります。
むしろ大人はこのスキルを積極的に付けていく方が
練習が楽しくなると思います。
clarinet.blog.jp/archives/31623611.html


●「【管楽器共通】息の事ってどれくらい考えるの？スケールの場合」
アイヒラーのスケールを例に、どれくらい息のことを考えたらいいのか
提案してみました。最低でもこれくらい、この倍の数考えても良いくらいです。
http://clarinet.blog.jp/archives/31364211.html


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【今月のおススメ動画】

●「深呼吸時の横隔膜と肋骨の動き」
息を吐くとき、吸う時に肋骨と横隔膜の動きの動画です。
呼吸の時、肋骨、横隔膜を始め身体全体は全て動いています。
https://www.youtube.com/watch?v=V9eGCLp2wfs



●「股関節の動きを検証」
演奏の時に股関節もかなり重要な役割を担っています。
レッスンでも股関節のことはよくお話しますが、実際のところどうなっているでしょうか？
骨盤と大腿骨がどこでどう組み合わさっているのか
筋肉はどう付いているのか、どこを使うのかが分かる動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=MSFDHHPwo8M




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【棒吹きになってしまう方に共通する楽譜の書き込み】
一本調子で無表情に聴こえてしまう棒吹き。
老若男女、色んな生徒さんから棒吹きを直したい、という相談をされます。
棒吹きの原因はた～～～くさんあるので、１つずつ段階的に練習していくものなのですが…

そんな中、棒吹きになってしまう方の楽譜の書き込みには共通点があることを発見しました。
楽譜にこんな風に書きこんでいないでしょうか？
書き込んでいなくてもこう思って吹くことが習慣化されていませんか？

フレーズの盛り上がりのところ、
特に高音のところに
「飛び出さない」「音量出しすぎない」

フレーズを収束させるようなところに
「まっすぐ吹く」「音を揺らさない」

フレーズを盛り上げていく流れでは、
クレッシェンドが書かれていなくても向かいたい音に向けて音の勢いを出していきます。

フレーズを収束させるような流れでは、
デクレッシェンドと書かれていなくても微妙に少しずつフェイドアウトさせるような音の運びをすることが多いんです。

ですが、楽譜に「飛び出さない」「まっすぐ吹く」がかかれていると、
盛り上がることも収束することも中途半端になり、結果棒吹きに聴こえてしまうんです。


かといって飛び出したり、音が揺れていいというわけではありません。

フレーズの盛り上がりで音が飛び出してしまうのは、
その前の流れを考えずそこだけをしっかり吹こうとしているときや、
準備不足で起こります。

フレーズに盛り上がりを自然に吹くためには、
盛り上がりの手前からどう吹くかが重要なんです。
盛り上がりの手前から流れを考えて息を使って吹いていると、
音楽の流れが出てくるだけでなく、音が不自然に飛び出すことが減ってきます。

技術的問題もあります。大きい音や高い音、
クレッシェンドを出すのに口に頼ってしまうと、
どうしても音がきつく細くなり、飛び出して聴こえてしまいます。
また、飛び出さないようにと吹くと、必要な息まで減ってしまい音が出なくなることもあります。

音は指や口やタンギングで出すのではなく「息」でリードが振動した結果出るもの。
どうしても飛び出してしまう時は、
基礎的な音の出し方や音と音のつなげ方から見直して練習していくと、
少しずつ改善されてくると思います。


フレーズを収束させるところは、
書かれていなくても微妙なデクレッシェンドをすることが多いのですが、
デクレッシェンドでただ息を減らしてしまうと、
アンブシュアが不安定になり、音が貧弱になり揺れてしまいます。

フレーズを収束するときも、
音の最後の最後まで息でリードを振動させます。
アンブシュアを直接的に操作するより息にアンブシュアを付いていかせると思って吹いてみましょう。
すると最後まで生きた音になり棒吹きが緩和されます。
音量を変化させるのに慣れていない時は、デクレッシェンドのロングトーンを練習するのもおススメです。


「飛び出さない」「音量出しすぎない」
「まっすぐ吹く」「音を揺らさない」は一見いい書き込みのように見えますが、
とらえ方によっては棒吹きの原因になることもあるんです。
「どんな言葉を書くか、どんな言葉で考えるか」ってかなり大事です。

棒吹きに悩んでいる方も悩んでいない方も、一度ぜひ楽譜の書き込みを見直してみてほしいなと思います(^^)/




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【あとがき】


次回は6月1日配信の予定です。

本当はもう一つ、こちらでお知らせしたい新しいお仕事の話があるのですが
長くなりましたので次回のお楽しみにしたいと思います。

疑問質問など随時受け付けています。
頂いた疑問質問に対するお答えは、こちらで紹介させていただきます。


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クラリネット＆アレクサンダーテクニーク
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