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【藤崎クラリネット教室】メールマガジン2020年7月1日号

皆さまこんにちは。

オンラインも色々な場面で使われるようになってきましたが
私自身もオンラインでピラティスを習い始めました！
アレクサンダーテクニークの学校で
一緒だった先生のグループレッスンに参加しています。
身体は動かしたいけど変な先生には付きたくなかったので
とてもラッキーでした。

身体を動かせるだけでなく解剖学の復習もできて
しかもリビングでできる。
直前まで仕事や家事ができるのを体験すると
改めてオンラインっていいなと思いました。

では、今号もよろしくお願いします！



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【今月のメニュー】
１．オンライングループレッスン開催
２．発表会エントリー受付中！
３．コロナ関連リンク
４．6月のレッスンスケジュール
５．最近よく読まれているブログ記事
６．「喉を開ける、口の中を広くする」を考える


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【オンライングループレッスン受講者募集！】
教室初！オンライングループレッスンを開催します。

今回のテーマは
「演奏の時の立ち方、座り方、構え方」です。
演奏の土台中の土台なのに
巷ではかなり適当に扱われている基礎部分を
オンラインで探求してみようという試みです。

今回、初めてという事もあり
受講料も通常よりかなり抑え、
オンラインが心配な方もいらっしゃると思うので
1週間前に通信テスト＋ミニレッスンもやることにしました。
（受講料のお支払いは通信テストで大丈夫とわかってからでOKです）

新しい試み、皆さんと楽しめたらと思います。
まずは生徒さん、メルマガ購読者の方に先行してお知らせしています。
お申込みは先着順、定員になりましたら締め切らせていただきます。


概要はこちらです。

【対象】
楽器演奏をする方で、身体の使い方に興味がある方
小学生～社会人


【日時】
・2020年7月26日（日）13：30～15：00
（通信環境によって若干の延長あり）

・通信テスト＋ミニレッスン（希望者のみ）
2020年7月19日（日）13：30～14：30（通信環境によって若干の延長あり）
希望者でスケジュールが合わない方は個人的に機会を設けます。


【募集人数】
5名（先着順）
最低開催人数　3名

受講生枠が満席になりましたら
見学生を若干名募集します。


【受講料】
お一人3,000円（通信テスト+ミニレッスン込み）
1世帯で複数人数参加されるは人数分お支払いください。

通信テスト+ミニレッスン終了後、
振込にてお支払いください。
（振込料はご負担ください）



詳細、お申込みはこちらからお願いします。
https://www.fujisaki-clarinet.com/オンライングループレッスン/

入れない場合は
↓からオンライングループレッスンをクリックしてお入りください。
https://www.fujisaki-clarinet.com



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【発表会エントリー受付中！】
先日発表会開催をお知らせしましたが、
少しずつエントリーを頂き、ただ今検討中の方を含めると
６名のご希望があります。
（勉強会エントリー分は一度白紙に戻していますので
発表会ご参加希望の方は改めてお知らせください）

勉強会が無い分、発表会には準備の時間を作れると思います。
第2波3波が来ないことを祈りつつ、準備を進めていきましょう。

発表会の合わせは例年通り事前に2回、教室で行います。
日程は7月中にお知らせ出来る予定ですので
その時に改めて詳細（会費等）をお知らせいたします。



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【コロナ関連リンク】

●「管楽器の飛沫飛散テスト」
ヤマハミュージックジャパンが、管楽器の飛沫飛散テストを行い動画をUPしています。
管楽器は予想以上に飛沫は飛んでいないことが確認されています。
三密卓作をすれば十分練習が可能なのではと思います。
https://jp.yamaha.com/products/contents/winds/visualization_experiment/index.html


●「吹奏楽部部活動における　新型コロナウイルス感染防止対策について」
様々な団体が行った検証結果や情報リンクをまとめたPDFを
ビュッフェクランポンが提供しています。
https://www.buffet-crampon.com/ja/after-corona-information/?fbclid=IwAR0qP_1UmSe6aCMxnpj2nh3ysAYIJlziWtjvEH-TkeUdVc_wuTpSIS2S6q0


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【7月のレッスンスケジュール】

7月はこのようなスケジュールになります。
https://freecalend.com/open/mem97957_date202007

※詳しい空き状況につきましてはお問い合わせください。
公開後変更する場合もあります。

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【最近よく読まれているブログ記事】
●『演奏の時の鼻抜けについて』
2年前の記事ですが、今だ検索で辿り着いた多くの方に読まれている
記事です。
鼻抜けは身体全体からアプローチしたり
奏法を改善していくと良い結果につながると思います。
http://clarinet.blog.jp/archives/28145862.html



●『音を柔らかくするには、噛まずに柔らかくくわえるといい？』
噛まずに柔らかくくわえています！という方、かなり多いのですが
芯も輪郭も勢いもない不安定なふにゃふにゃの音になります。
ある意味柔らかいとも言えますが、きっとそんな音は望んでいないですよね？
http://clarinet.blog.jp/archives/35276708.html



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【「喉を開ける、口の中を広くする」を考える】
音をよくするために、響かせるために喉を開ける、
口の中を広くしようというのは
楽器の指導の中で何気なく言われていることだと思います。

喉を開けるは「あくびをした時のように」
そうすると音が良く響くと言われています。

口の中を広く、というのも口の中の空間を広くすると
口の中で音が響いて良い音がすると言われています。

私はこの2つの指導は全くしていません。なぜかというと
いくつか理由がありますが、
吹いている間中身体がかなり不自然な状態になり
続けるのが無理だからというのが１つです。


喉や口の中を意識的に広く開けるには、
積極的に筋肉を使う必要がありますが
これは長く続けられる動きではありません。

一時的ならともかく、継続的にやるのは故障に繋がります。
（一時的に音程や音色を変える為にやることはありますが、緊急小技と言えるものです）

余計に力が入る部分で一番分かりやすいのは喉、舌です。
それに連動して首、アゴ、目などが固まります。

また喉や口の中を広くすることで
アンブシュアも不安定になるので
口周りの筋肉にも余計な負担がかかります。

首から上に必要のない力みがあれば
それは全身に波及して、ガッチガチの状態になります。

この状態でいい音を出すのは難しいし
臨機応変な動きや色々な判断をする余裕がなくなってしまいます。


また、クラリネットはある程度勢いのある息で
リードを振動させて音を発生させますが、
せっかく胴体周りの筋肉で勢いのある息を作っても
喉や口の中のスペースが広くなっているがために
リードを振動させる直前で息の勢いが減衰してしまうんです。
（かといって口の中を狭く、喉を締めてではないので念のため）

息が減衰しているけれどリードは振動させなくてはいけません。
それを手っ取り早くカバーするのは唇、歯（アゴ）なんです。

唇と歯でリードに必要以上に圧をかけ、
リードを振動しやすくさせるのですが、
その状態でのリードは弾力を消され瀕死です。
豊かな振動からは遠くなってしまいます。

このため口や歯がすぐ痛くなったり
リードが長持ちしなかったりということも起きてきます。


喉を開ける、口の中を広くすると意識しなくても
全身の身体の協調作用がうまく働くと
自然に本来のスペースが出来るのですが
指導している方々はもしかしたらそれを言っているのかもしれません。
（これはほとんど知られていないので、おそらく違うと思いますが）

でももしそうだとしたら、喉や口の中を広くするというのは
全身が協調作用が働いたときになる副産物なので、
直接喉と口をどうこうしても無理が出るだけなんですよね。

また、喉や口の中が響いて良い音がすると感じるのは
主に本人で（自分で聴く音は響いているように聴こえるため）
実は困った状況になっていることも多いものです。

喉や口が開けられたけど音が不安定、
タンギングが出来ない
息が上手く吸えない、喉が痛い、バテるなど
本当に弊害しかありません。（もう断言したい）


だったらどうしたらいいのか？ということですが
まずは身体全体の協調作用を取りもどしつつ（専門家のサポートが必要ですが）
意識的に喉や口の中を広げることを止め
吹いてみるのが第1ステップです。

また、吹く前、吹き終わった後に
吹いている時に力が入っていた箇所を休ませ
身体全体をリセットさせることも必要です。
（力が抜けたかなと確認しなくてOK）

音を出す時は身体全体のことを思い出し息のことを第一に考える。
（音を出す時も力を抜いてしまう方もいますが
音を出すためにはある程度力は必要です）


文字で伝えるのは限界があるので、
続きはレッスンを受けていただきたいのですが
難しい方は「身体全体を思い出し、余計なことをやめる」を
試してもらいたいなと思います。


最後に、喉や口を広げて音を響かせなくても
音が響く助けは沢山あることをお伝えしておきます。

この話をグループレッスンでお伝えして吹いてもらうと
音の変化に驚きの声が出るほどです。

リードの振動と同時に楽器はもちろん振動しますが
身体の中の空洞（一番わかりやすいのは鼻腔）も沢山あり振動し
空気も振動するし、部屋全体、中の家具や共演者の身体の空洞もあり振動します。


それらに力を借りて振動を増幅させ、音を響かせることも思い出せると
面白いくらい音が変化します。

先生や先輩に言われたけど
身体が辛いし続けられないと感じていたら、
やっていることをいったんストップ
違うことをしてみると
色々なことが変化してくるかもしれません。



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【あとがき】

次回は7月15日配信の予定です。


疑問質問など随時受け付けています。
頂いた疑問質問に対するお答えは、こちらで紹介させていただきます。


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クラリネット＆アレクサンダーテクニーク
藤崎クラリネット教室　豊永よしこ♪
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