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【藤崎クラリネット教室】メールマガジン2022年6月15日号

みなさまこんにちは！

6月は勉強会月間です。
昨年から２回に分けて教室でやっていますが
先日１回目の勉強会が終了しました。

音楽歴や活動拠点も違う方々ですが
皆個性が際立っていて感動しました。

テクニックの練習も沢山されたと思いますが
表現においても試行錯誤やチャレンジが見えて
これが個性を際立たせるんだなと
思いました。

表現においては、楽譜上の決まりや様式はありますが
その中で色々な工夫ができると思っています。

「モーツァルトはこう吹く」
「ウェーバーはこう吹く」

・・・もちろんこれもあるのですが
ほとんどの方が
学校や楽団や部活で個性を抑えて
NGしないように頑張ってきたと思うので
教室でやる曲では、型にはまって個性を抑えることをやめて
ご本人の個性が少しでも出る試みをして
いただきたいと思っています。

フランスの著名な先生は
「まず様式をしっかり学んで
個性はその後出せばいい」と
インタビューでお話しされていました。
このお話は色々なフランス人の先生から
聞くので、全般的な傾向なのだと思います。

しかしフランスはもともと個性を大事にする社会。
個性があるのが良いとされるので
様式で囲っておかないとどんどん暴走し
伝統が崩壊してしまう危険があるからかもしれません。
（そう言う意味からか、
フランスを始めヨーロッパは考えが保守的とも言われますよね）

日本は「〇〇道」の精神が根底にあるので
ほっておいても様式や形式を大事にする社会だと思います。

すでに様式や形式を重視する社会でこれをやってしまうと
息苦しい演奏になるのではと感じます。

最近は変わってきましたが
「日本人の演奏には遊びがない」
「上手いけどそれ以上のものがない」と
言われるのはこれが理由ではないかと思います。

ある程度の枠の中で楽しむのが音楽ですが
必要のない思い込みで枠をギチギチに作っている場合もあります。

思い込みの枠があるなら
本当はそこには枠がないこと
枠がないと思い込んでいるところにも
ある程度の枠があることに
気づいていくことで
演奏が整ってくると思います。

そのお手伝いをするのが私の役割かなと思います。

19日には２回目の勉強会が控えています。
メンバーも曲も違うので
雰囲気も変わってくると思います。
これからどんな演奏が聴けるのか楽しみです。



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【メニュー】

１.　7~9月のグループレッスンの日程、内容

２．発表会エントリー状況

３．レッスン受講相談に公式LINEが利用できます！

３．メルマガ読者の方に記事プレゼント！

３．６月前半のnote記事紹介



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【7~9月のグループレッスン】

日程と内容が決まりました！

すでにお席の少ない日にちもありますので
ご希望の方はお早めにお申し込みください。

空き状況、受講料等、詳細はリンクからご覧ください。

7月
https://www.fujisaki-clarinet.com/グループレッスン-2022年7月/

8月
https://www.fujisaki-clarinet.com/グループレッスン-2022年８月/

9月
https://www.fujisaki-clarinet.com/グループレッスン-2022年９月/



日程と内容はこちらです。（リンクからも見られます）

【7月】
7/18（月祝）
7/24（日）

AT 13:00~14:30
Cl 14:40~16:30


●ATテーマ
「椅子に座って演奏」

座ると演奏しにくい、どうやって座っていいのかわからないなど
座り方にはお悩みがつきものです。
演奏しやすい座奏を探究します。

座奏にお悩みがない方は、座ってする作業でもOK
PC作業、書き物をする、読書、楽に座る、椅子から立つ、座るなどに
ATを使ってみましょう。

後半はアクティビティ（興味のある動きにATを使う）です。
日常の動きや楽器演奏、ATを使って考えるなど、
なんでもOKです。
＊クラリネット以外の楽器の方も大歓迎です。


●Clテーマ
「アンサンブル基礎の基礎・ユニゾン」

ユニゾンを合わせる基礎の基礎を
スケール、簡単な曲、
参加者の方からお寄せいただいた課題などで
実践的に練習していきます。
＊終了後お茶会の予定です（希望者のみ）


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【8月】
8/11（木祝）
8/21（日)

AT 13:00~14:30
Cl 14:40~16:30


●ATテーマ
「楽器の支え方」


楽器が重い、演奏していると腕や手首が痛くなる
慢性的な肩こり首こり腰痛が悩み・・

楽器の支え方は演奏に直結します。
支え方によっては
本来の力を出せないばかりか
故障を抱えたり
ストラップが手放せなくなることも。

楽器を支える身体の仕組み
楽に楽器を支える身体の使い方を
探究していきましょう。

ストラップを手放したい方も
大歓迎です。


後半はアクティビティ（興味のある動きにATを使う）です。
探求してみたい動きにATを使ってみましょう。
ATを使って考えるなど、なんでもOKです。
＊クラリネット以外の方も大歓迎です。


●CLテーマ「基礎練習」

基礎練習をやる意味、基礎練習の種類
効果的な練習方法をレクチャー

お一人ずつ状況やお悩みを伺い
それぞれの方に合った
基礎練メニューや効果的な練習方法
教材などを
提案させていただきます。


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【9月】
9/4（日）
9/23（金祝）

AT 13:00~14:30
Cl 14:40~16:30

●ATテーマ
「舌の仕組み、動きの探究」

タンギング、スタッカート、ピッチや音色を変化など
演奏に必要不可欠な舌について
仕組みや動きを探究します。

後半はアクティビティ（興味のある動きにATを使う）です。
日常の動きや楽器演奏、ATを使って考えるなど、
なんでもOKです。

＊クラリネット以外の方も大歓迎です。



●Clテーマ
「タンギング基礎の基礎」

タンギング時の息、舌の位置、動き
アンブシュアなどを
一から探究します。

タンギングに不安がある方、苦手な方
初心者の方も参加できます。


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【発表会エントリー状況】

11/6の発表会、ただいまエントリーが９名です。
あと数名で締め切りますので
参加希望の方はお知らせください。

曲目は今の所このようになっています。

・ドビュッシー：第１ラプソディー
・ガーデ：ファンタジーシュトックより４
・R＝コルサコフ：コンチェルト
・ミヨー：デュオコンチェルタント



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【レッスン受講相談に公式ラインを利用できます】

レッスン受講相談、選定の相談に公式ラインをご利用ください。
回数や内容のご相談などお気軽にご利用ください。
登録はこちらから
https://lin.ee/J71LQhd

（演奏のお悩み相談は
メールレッスン等をご利用ください）



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【メルマガ読者の方に１記事プレゼント】

試験的にメルマガ読者の方に、
note有料記事を１記事プレゼントする試みを
始めます！
noteのシステム上リンクが貼れないので
全文掲載になりますが、興味のある方はぜひ読んでみてください。

今回のプレゼント記事はこちらです。



『日本人を疲れさせる３つの習慣』

世界の全ての習慣を知っているわけではありませんが、
日本は身体を固め、疲れさせる習慣が多いのではと思います。

海外のATの先生に「日本にはこういう習慣があります」
「こういうことを学校で習います」とお話しすると、
目を丸くして驚き「日本人の身体が固まってるのはその習慣のせいだ」と言われます。

身体を固め、疲れさせる習慣は沢山ありますが、
今日は日本人なら99%の人がやっている３つの習慣について書いてみたいと思います。

まず1つ目。「気をつけ」の習慣です。

「気をつけ」はほぼ全ての学校で行われているのではと思います。
私も学校でやりました。集団を統制するのには便利かもしれませんが、身体には優しくないのです。

「気をつけ」の時、身体は何をしているのでしょうか？

身体全体を緊張させ、足をきちんと揃え、手の指まできちんと伸ばし、
中指をズボンの縫い目に合わせ、静止。「動かない！ふらふらしない！」
と注意されることもありました。これは固める以外の何者でもありません。

これは子供の時に習慣づけられたものですが、
大人になっても色々な場面で無意識に
「気をつけ」をしている方も多いのではと思います。

私もレッスン料をいただくときに無意識に
「気をつけ」をしているのに気づき、驚きを超えて可笑しくなりました。
「気をつけ」はきちんとした態度の表現と思っていたのかもしれませんね。
でも、改めて考えると必要ない緊張です。
相手にも自分にも無駄な緊張を与える動きだと思ったので、やめるようにしています。

2つ目は「お辞儀」の習慣です。

お辞儀自体は固める習慣ではありませんが、
きちんとしたお辞儀をする前に、
無意識に身体を固めていないでしょうか？
これを繰り返していると身体には負担がかかります。

きちんとしたお辞儀でなくても、重い頭（体重の10%の重さ）を
大きく動かすわけですから、頭から下にも影響があります。
身体の使い方に無理があると故障が出ることもあります。

3つ目は「うなずき」です。

会話の時、考え事をして答えが見つかった時、納得した時など、
人は無意識にうなずいています。一日数十回はうなずいているかもしれません。

うなずく動きは、頭を前に傾けて元に戻す動きです。
これも動き方によっては身体の負担になってしまうのです。

人間の頭は体重の10%程度、５キロ前後です。
それを一日数十回も前に傾けて戻す・・身体の使い方によっては、
一日中首周りのハードな筋トレを課しているような状態になります。

また、お辞儀のところでも書きましたが、
５キロの頭が身体の一番上で動くということは、
頭と身体のバランスによってはその下の胴体〜つま先まで負荷がかかるということなんです。
胴体には内臓が入っています。その内臓に頭の重さが何度も
何度もプレッシャーをかけているとしたら・・恐ろしいですよね。

肩こり、首こり、背中痛、腰痛、頭痛、
場合によっては内臓疾患の原因がうなずき方かもしれない。
これは大袈裟ではなく十分あり得ることです。

これら3つの動きは子供の頃に染み込まされた動きです。
無意識で気にもとめない動きですが、身体に大きな影響を与えているんです。

これらの動きを負荷の少ないものにするには、
やっている動きを無意識から意識に上げることが必要です。
何をやっているかに気づき、身体に負担のある動きをやめることから始めましょう。
そうすることで身体への負荷はかなり減らせるのではと思います。




こちらの記事は定期購読マガジンに入っています。
購読すると300以上の記事が読めます。
https://note.com/fujisaki_cla/m/m1a48ccbdb473



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【note記事の紹介　6月前半】

定期購読マガジンを購入すると、全ての記事を読むことができます。
ワンコイン（５００円）初月無料です。
https://note.com/fujisaki_cla/m/m1a48ccbdb473

マガジンの購読方法についてはこちら
https://note.com/info/n/nfc3ecb061e17



テーマ別に記事をピックアップした買い切りマガジンでも
読むことができます。

購入後もテーマに関連した記事が追加されます。
興味のあるテーマだけ読みたい方にお勧めです。
どんな記事が入っているかは、こちらをご覧ください。

・クラリネット奏法&テクニック集
https://note.com/fujisaki_cla/m/m00efa7169580


・演奏を向上させる知識&アイデア集
https://note.com/fujisaki_cla/m/m9f56f7a7e8ab



・演奏に役立つメンタルの記事集
https://note.com/fujisaki_cla/m/m97d35bde0908



・演奏に役立つ身体の使い方と考え方の記事集
https://note.com/fujisaki_cla/m/m7b8859f24552



・音楽教室個人経営者向けnote
https://note.com/fujisaki_cla/m/mdb5bf1d6af47



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●『5/29グループレッスンご感想「外でアレクサンダーテクニーク」「チューニング」

公園でのお散歩が先生の説明があると色々な気づきや学びがあり、
景色がいつもとは違って見えたことが 印象に残りました。
https://note.com/fujisaki_cla/n/n9267f20ccc49




●『大人が楽な身体を取り戻すには？』

先日のATのグループレッスンで公園に行った時、
よちよち歩きの一歳位の男の子が散歩していました。

大きな頭を乗せてバランスを取りながらゆっくり歩いています。
乳児の頭の重さは体重の30%と言われています。大人は約10%なので、なんと3倍です。

小さな子は身体の使い方のお手本です。
特に就学前の乳幼児は無理な力みが少なく、柔らかくバランスを取って動いています。

しかし徐々に余計に力んだり、
本来の使い方にはない固める動きをするようになります。
家庭や学校で過ごす中で、身体を固めるクセがついていきます。

その中でも身体を固める原因だと感じるのは２つ。
１つは「気をつけ」を習慣的にさせること。もう１つは
https://note.com/fujisaki_cla/n/ne3ab6d6b20ed




●『5/29グループレッスンご感想「外でアレクサンダーテクニーク」「チューニング」

チューニングレッスンでは、私は高低の違いが分からないのがコンプレックスだったのですが、
他の方達も苦手だとお聞きし上手な方でも同じ悩みを抱えている事に驚きでした。

また、先生のお話で、聴き分けられない＝才能がない、
ではなく、聴く経験が少ないだけ。との事なので、
これから聴いて先生から教わった方法で耳を鍛えていこうと思います。
https://note.com/fujisaki_cla/n/n8b12c444713d




●『指の力みは思いグセで起こる』

クラリネットはキーを押し、トーンホールを塞ぐ力があれば十分演奏できますが、
それ以上の力が入ってしまうことが多々あります。

原因は人により色々ですが、思いグセが力みの原因なことも多いのです。
今日はどんな思いグセが力みを呼ぶのか、書いてみたいと思います。
https://note.com/fujisaki_cla/n/ne0e51bfb5233




●『結局実力を出すには、何が必要なのか？』

練習の成果を合奏や本番で発揮するには何が必要なのでしょうか？

緊張対策を取り入れると、徐々に実力を発揮できるようになりますが、
緊張対策で目指すところはこれなのです。
https://note.com/fujisaki_cla/n/nce344e7ddefb




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【あとがき】
ここまでお読み頂き、ありがとうございました！
次回は7月1日配信の予定です。


疑問質問など随時受け付けています。
頂いた疑問質問に対するお答えは、こちらで紹介させていただきます。

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