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こんにちは！藤崎クラリネット教室・豊永よしこです。
今月より毎月１日に、教室メールマガジンをお届けする事に致しました。

教室からのお知らせやご報告
ブログには書かないもう一歩踏み込んだ私の考え、
おすすめグッズや動画
生徒さんが出られるコンサート情報等もご紹介していきたいと思います。
よろしければお付き合いください(^^)



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【今月のメニュー】
１．最近の教室から～１０月のグループレッスン
２．コンサート情報
３．注目のブログ記事
４．ブログでは紹介しないおススメグッズ
５．ブログでは紹介しないおススメ動画
６．ブログには書かない私の考え
７．私のアレクサンダーテクニーク修行
８．募集いろいろ
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【最近の教室から～１０月のグループレッスン】
毎回ご好評をいただいています、グループレッスン
前回は1週間で満席でしたが、
今回はなんと、お陰様で募集開始から３日で満席となってしまいました。
今回も「基礎」のそのまた「基礎」をテーマにしていますが
このテーマを学ぶ機会はほぼないせいか、関心の高さを感じています。
内容は、個人レッスンでお伝えしている事が中心ですが
グループで学ぶことによって、相乗効果で学びの質が変わるように感じます。
自分の変化を周りの方の反応でより実感できたり
他の方の音がみるみる変化していくのを見られるのは
驚きと感動の体験です。

見学（無料）はまだまだ受付中ですので
ご希望の方はメールまたはレッスン時にお知らせください。

日時：10月10日（月・体育の日）13時～17時
場所：アートスペースバサック（東西線原木中山駅下車・無料駐車場有）


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【コンサート情報】
発表会等でピアノを弾いてくださる、朝原先生のコンサートのお知らせです。
繊細で表現豊かな朝原先生が出演される室内楽コンサート、
ぜひこの機会に足をお運びください。

★室内楽への憧れ2016★
日時：11月19日（土）14時開演
場所：プリモ音楽工房（東急目黒線洗足池駅）
曲目：
・ブラームス：チェロソナタ第1番（チェロ　大島純）
・ショパン：序奏と華麗なるポロネーズ
・チャイコフスキー：ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」（ヴァイオリン　杉
浦清美）

ご予約お問合せ：Insieme企画　non-kumagorou-asa@qb3.so-net.jp(朝原）


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【ブログ記事紹介】
最近よく読まれている記事、注目記事をご紹介します。

●「苦手な人が気にならなくなるコツ」
最初のテーマから書いているうちに思わぬところに着地してしまいました。
でもきっとお役にたつと思います。
http://clarinet.blog.jp/archives/7429683.html

●「音程改善の為の３つの練習」
アメリカのオーケストラで活躍されていたファゴットの
中川良平先生から聞いた練習法を元に書いています。
本当に基本的な練習なのですが、これが意外と難しいのです。
http://clarinet.blog.jp/archives/1457262.html


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【ブログには書かない、おすすめグッズ】
このグッズが良いよ!と書くと、色々と誤解を生むことも多いので
メルマガでのみおススメをご紹介したいと思います。

今日は、クリーニングペーパーです。
楽器屋さんで色々なものが売られていますが、楽器用とされていながら
濡れると破けてタンポに付いてしまったり
乾きが遅く、水を吸わないものもあります。
私が使っているのは、和紙の脂取り紙です。
こちらのようなものであればOKです。
https://www.yojiya.co.jp/order/index.php/catalogs/details/1#602-009

私はドラッグストアで売っている「京のあぶら取り紙」というものを使っています。
水を良く吸い、乾燥も早く、まず破けません。
半永久的に使えるぐらいの耐久力があります（替えますが(^_^;)

また、私はタンポの水を吸わせるだけでなく、リードケースに敷いています。
すると、リードの乾燥が早くなって、リードが長持ちする気がします。
（リードは水分が中に浸透しない方が長持ちします。）
良かったら使ってみてください(^^)


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【ブログでは紹介しないおススメ動画】
クラリネット動画だけでなく、身体の使い方の参考になる動画など
私なりの視点で、おススメ動画をご紹介したいと思います。

●エマニュエル・パユ（Fl）
世界的なフルーティストです。
音楽の面だけでなく身体の使い方の勉強をする時にお手本になる方です。
クラリネットと共通する要素も沢山あります。
・アゴをとても柔軟に使っている
（アゴが柔軟だとすぐ吸えるし、吹いている時もアンブシュアの調整が簡単にできます
）
・ブレスの前の息の使い方
（ものすごい量使っています。滞りなく吐けていれば、勢いよく空気が流れ込んでくる
のです）
・ブレスの仕方（ほとんど音がしません）
・息の方向性（常に身体の中を通る方向）など、とても勉強になります。
後半は英語でのレクチャーですが、吹いている時と話している時のギャップが無い所も
素晴らしいと思います。（力んでいる吹く方は、吹く直前に力みのスイッチが入るので
すが、それが無いです）
短い動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=glM2EPSYUwA

●ジャック・ランスロ（Cl）
教本でもおなじみのフランスの伝説的なプレイヤーです。
どんな姿でどんな演奏をするのか知らない方も多いのではないでしょうか？
私が大学生の時に、桐朋に教えにいらっしゃいましたが、そのころすでに70代でした。
とても楽そうに吹いていますが、形だけ真似るとNGです。
本来この姿勢で力を発揮するのはかなり難しいので、卓越した技術と
時代的なもの（薄いリードで大きな音を出さない奏法）があったのだと思います。
（日本でもこのような姿勢で吹く大御所の方が結構いらっしゃいますが、
知らないうちにランスロを真似しているのかもしれません）
シンプルで無駄のない音楽は究極に素晴らしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=wTpkvQ4TdZI


皆さんもおススメ動画があれば教えてください。
所属されている楽団の動画等も歓迎します！


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【ブログには書かない私の考え】
ブログよりちょっと踏み込んだことを書いていきたいと思います。
（特定の個人や商品を批判するものではありません）

今日はストラップについてです。
最近ストラップを付けているプロの方が増えたせいか
以前に比べると一般の方のストラップ人口もとても増えていると思います。
色々な商品も出てきて、これを付けるとすごく上手くなるのでは？と思わせるようなも
のもありますね。
ですが私はストラップは基本必要ないと考えています。
腱鞘炎や手根管症候群など、疾患を持っている方は別ですが
疾患が無い方は、身体の使い方、構え方を改善するとストラップが不要になる方がほと
んど。
もちろん無理に「使わずに気合いで重さに耐えろ！」(笑)とは言っていません。
身体の使い方、姿勢を改善していくと、自然と要らなくなるのです。

ストラップが必要になる原因は沢山ありますが
一番は頭の重さを自分で支えられていないことだと思います。
人間の設計として、頭が身体の一番上でバランスするような使い方をしていれば、
身体の機能は十分発揮できるのですが、頭が下がっていたり、後ろに反っているなど、
頭が上手くバランス出来ていない状態で楽器を支えていると
その姿勢を保つ方にかなりの筋力が使われてしまうため
楽器を支える方にエネルギーが向かなくなってしまいます。
特に、頭が前に落ちていると
楽器を通じて指・腕に頭の重さが来てしまいます。
頭の重さは体重の10％ですから、50キロの人だと、単純に考えても5キロ+楽器の重さが
腕や指にのしかかってしまうわけです。
この重さの中で、難しいパッセージなどを練習していれば大体予想は付きますよね。
重さを支えようと、楽器を握りしめるように指を使ってしまうので
指も動きづらくなり、腕や手首の痛みなども出てきて、ストラップ必須となってしまう
のです。
でも、そういう方がストラップを付けても、今度は首が痛くなったり、腕や指の収まり
が悪くなったり、くわえ方が上手くいかなくなったり・・などという二次トラブルが起
こりやすいようです。
それを考えると、やはり根本的に身体の使い方を改善するのが早道だと感じます
どうしてもストラップを付けたいなら、身体の使い方を見直してからでも遅くないと思
います。

また、もう1つの大きな理由として、長時間の練習を続けてしまう事です。
クラリネットは道具なしで十分支えられるものですが
休みなしで何時間も支えられるようには身体は作られていません。
どんなに身体の使い方を気を付けていても、限界があるのです。
練習に夢中になったり、楽団や部活からの習慣で、休みなく練習してしまう方は
必ず適度に休憩を入れて身体を大切にしてほしいなと思います。

ストラップが必要になる原因は姿勢だけでなく、リードやブレスや楽器や目の使い方や
・・
無限にありキリが無いのでまた別の機会に書きたいと思います。
「高価なストラップ買わなくても吹けるのにな～」
「むしろ無い方が自由に吹けるのにな～」と
内心ストラップを付けている方をみて思っている私でした。


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【私のアレクサンダーテクニーク修行】
2007年に個人レッスンでアレクサンダーテクニークを学びはじめ、
その後ＢＯＤＹＣＨＡＮＣＥというアレクサンダーテクニークの学校の教師養成コース
で学び始めてから7年目に入りました。
実は6年目ぐらいまでは、先生になろうとする意欲がありませんでした。
すでにレッスンで学んだことを生かせていたし
資格を取るまでがかなり険しい道なので
アレクサンダーは学ぶだけでいいや、と思っていたのですが
学んでいくうちに、もしかしたら出来るかも・・いやできるのでは？と言う気持ちにな
りました。
そして今年、教える練習を始めたところ、独特の楽しさがあり、
これをやってみたい！と思い始めました。

アレクサンダーテクニーク教師になるためには、
色々な事を学びますが、学びの終盤では模擬レッスンの経験を重ねます。
こんな様子です。
http://clarinet.blog.jp/archives/7183770.html

アレクサンダーテクニークの学校で学ぶ教え方は
全てに通じる根本を学べるので
教室のレッスンでもとても役立っています。
（音大では実践的に教え方を学ぶ機会はありませんでした）
以前は教え方も経験に頼るばかりだったので、今思い返すと
「あの時の生徒さんを今ならもっと上達させてあげられるのに…」と
思う事がとても多いです。
今は教える練習も中盤ぐらいに入ってきました。3月までには試験をパスして
アレクサンダーテクニーク教師の資格を取りたいと考えています。


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【募集します！】
●コンサート情報・団員募集情報
所属されている楽団のコンサート情報や
団員募集情報など、ありましたらぜひお寄せください。
メルマガでご紹介したいと思います。

●アレクサンダーテクニークの生徒さん
時期はまだ未定ですが、アレクサンダーテクニークの教師資格取得試験で生徒さんにな
ってくださる方を募集します。
場所は目黒のBODYCHANCE、時間は15～20分、無料でレッスンをさせていただきます。
楽器、普段の動きなど、テーマは何でもOKです。
ご興味のある方は私までお知らせください。


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【あとがき】
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
初めてのメルマガで、かなりのエネルギーを注いでしまい大変でしたが、
予想以上に楽しい体験でした。
ご感想、リクエストがありましたらお気軽にお寄せください。
次回は11月1日発行予定です(^^)




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