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【藤崎クラリネット教室】メールマガジン2017年3月号

こんにちは！藤崎クラリネット教室　豊永よしこです。
千葉はまだ寒さもありますが、弱かった日差しが徐々に勢いを増してきて
春が近い事を感じています。
以前は寒さには敏感でしたが、日差しの変化をあまり感じられなかった気がします。
大人になると若い頃より感覚が鈍るとよく言われますが
あまり当たっていないのではと感じる今日この頃です(^^)
では今月もよろしくお願いします。


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【今月のメニュー】
１．最近の教室から～アレクサンダー教師・仮免許取得しました！
２．アレクサンダーテクニークのレッスンでは何をするの？
３．実習生レッスン・生徒さん5名募集
４．注目のブログ記事
５．コンサート情報
６．今月のおススメ動画
７．海外の先生から学んだ事
８．色々なお知らせ

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【最近の教室から～アレクサンダーテクニーク教師・仮免許取得しました！】
ブログ等にも書きましたのでご存じの方も多いと思いますが
先月、3人の先生のアセスメントに合格し、アレクサンダーテクニーク教師の仮免許が取得できました。
仮免許が取れると、アレクサンダーテクニークのレッスンを公にすることが出来
必修の実習が終わると正式に教師となります。

アレクサンダーは本当に時間がかかるというか
一生をかけて学んでいくものなので、一区切りにしかなりませんが
やっと殻を割って卵から孵化できた！という気持ちです。

これまでもレッスンでは、アレクサンダー要素はかなり入れていましたが
手で使い方をサポート(ハンズオン）することは
していなかったので、必要なときには手でお手伝いすることになるかと思います。
ハンズオンが出来ると、またレッスンの次元が変わってくると思います。
（抵抗のある方にはしませんのでご安心を）

またこれからは、クラリネット以外の方ともレッスンをしていければ良いなと
考えています。
自己の使い方なので、本当にどんな方とでもレッスンが成立するのです。
生活の動きの探求から、スポーツや芸術系まで。
夫には拠点が近い千葉ジェッツ（バスケチーム）やオービック（アメフト）や千葉ロッテの選手なんかが来るかもよ！？と
言われています…今は考えられないですが、そういう方ともレッスンが出来るんですよね。

色んなことが出来るのを夢見て
今後もまだまだ探求をしていきたいなと考えています。


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【アレクサンダーテクニークのレッスンでは何をするの？】
アレクサンダーテクニークは、流派の違いのようなものもありますが
それ以上に先生の個性がかなり出るものだなと感じています。
A先生は「あなたのやりたい事は何ですか？そこからスタートしましょう」と言われたり
B先生は「まずは椅子から立ったり座ったりする動きを練習をしましょう」と先生の助けで延々と行ったり
C先生は「自分の身体の中で楽なところを探しましょう」と言われたり
根本はみな同じですが、入口や道のりが本当に色々なんです。

私は主に2つのスタイルで学んでいます。
まず1つは、一番最初に門をたたいた先生のスタイル(現在も継続中です）
基本的な動作「椅子から立ったり座ったり」「最も人間の機能を引き出す姿勢の練習」「足の動かし方、手の動かし方」を主に練習する
割とスタンダードなアレクサンダーテクニークのレッスンです。

もう1つは、目黒のBodychanceのスタイル
やりたい事は何ですか？やりたい事があって初めてアレクサンダーでお手伝いができます、というスタイルです。
これまでの自分の習慣を、先生の言葉や手のサポートでより心や身体の仕組みや動きに沿ったやり方に少しずつ書き換えていきます。

どちらも私は好きだし必要だと思いますが
教師になるための訓練は、Bodychanceでしているので
教える方向性としては、
生徒さんのやりたい事をサポートしていく形になると思います。

このスタイルのレッスンはこんな感じで行われます。
たとえばこんな感じです。

先生：今日何かやりたい事、探求したい動きはありますか？

生徒：ビンの蓋を開ける時にもっと楽に開けられるようになりたいんですけど
時々手が痛くなってしまいます。

先生：ではどういう動きをしているか見てみましょう。実際にやってみてください。

生徒：（実際に開けてみる）いつもと変わらないです。もっとスッと開くと思うんですけど…

先生：蓋を回す時に、身体のどの部分を使っていますか？指先だけでなく、手のひら全体を使ってもいいし
手首やヒジ、腕の付け根も動いていいですよ。
また、蓋を回す方の手だけでなく、ビンを持つ方の手もあります。両手が協力して蓋が空く、と考えてみてはどうですか？

生徒：（もう一度開けてみる）あ！楽に開けられました。

先生：もう1つ提案として、身体全体を思ってやってみましょう（と先生が言葉で身体の方向性を与えたり、手で頭や首などをサポートする）

生徒：（先生にサポートされながら開けてみる）あ！また違う感じです。この方が身体全体を使えていると思います。

先生：良かったですね！家でも出来そうですか？

生徒：やってみます。
指先だけでなく、他の部分も使えるというのを思い出したり、片手だけでなく、両手で協力すると考えてみたり
先生が言ってくださった言葉を使って身体全体と思う事をやってみようと思います！

・・・一件落着(笑)


とてもシンプルで上手くいっている例を挙げましたが、もっと複雑なテーマや、心理的なものを扱う事も多いです。
興味がある方は是非体験してみてください。
本や動画でわかるのはほんの一部。
体験しないとわからないのがアレクサンダーテクニーク、多くの方に体験していただきたいと思っています。


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【実習生レッスン生・5名募集】
アレクサンダーテクニークのレッスンを体験したい方を募集します。
正式に教師になるための実習ですので、いくつか条件があります。
こちらを承諾してくださる方にお願いしたいと思います。

・レッスン：30分×10回、出来るだけ5週間以内に10回来られる方
・レッスン料はありませんが、学校（Bodychance）に事務手数料（\15,000）をお支払いいただきます。(レッスンを途中でやめてもお返しできません）
・レッスン10回終了後に感想（A4一枚程度）を書いて提出していただきます。
・場所：Bodychance（JR目黒駅より徒歩13分）か、教室（JR津田沼駅より15分（バス+徒歩）
・アレクサンダーテクニークの経験の有無は問いません。（現在Bodychanceに通っている方は受講できません）

教室生の方は、教室で通常レッスンの前後にアレクサンダーレッスンを入れる事も可能です。
5週間以内が難しいけれど、受けてみたい方は一度ご相談ください。

レッスンは、生徒さんがやりたい事を中心に進めます。
生活や仕事の中での動きや楽器に関する事など、何でも構いません。（楽器は何でもOKです）

受付は先着順ですが、以前アセスメントレッスンの時に申し出てくださった方から
優先的に受付させていただきたいと思います。
スケジュールとしては、1人ずつレッスンをしていきますので
長くお待ちいただくこともあります。長くお待ちいただく方には、
随時レッスン受講までの暫定期間をお知らせします。あらかじめご了承ください。

分からない事がありましたら、お気軽にお尋ねください。
教室生、メルマガ読者の方はもちろん、お友達、ご家族でご興味のある方がいらっしゃっいましたら
こちらのメールをご紹介ください。
よろしくお願いいたします！


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【注目のブログ記事】
最近よく読まれている記事をご紹介します。

●『アイヒラーの隠れた必須練習』
これの存在を知っていますか？これを徹底的に練習するだけでもかなり違います。
http://clarinet.blog.jp/archives/13055676.html

●『眉間のシワを消す方法！？』
意外と人気です。身体の使い方も良くなるかもしれません。
よかったら試してみてください(^^)
http://clarinet.blog.jp/archives/14011048.html


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【コンサート情報】

●生徒さんの所属するオーケストラの演奏会です。
野田市民室内管弦楽団・第３回ふれあいコンサート
2017年03月05日(日) 開場 13:30 開演 14:00
会場 興風会館（千葉県野田市野田250）
入場無料（お子様もご入場いただけます）

曲目：真田丸メインテーマ
J.シュトラウス：春の声
ヴィヴァルディ：春（四季）他
指揮：黒田 尚宏

会場の興風会館は、昭和4年（1929）に建築された、野田市の誇る歴史的建造物。
古いオペラハウスのような独特の雰囲気の中で、春らしい、楽しい曲がたくさんの演奏会をお楽しみください。

お問い合わせ
http://www.nodaorch.jp/
事務局 090?3590-0597


●音大受験の時に習いに来てくれていた、Micinaさんのホールライブです。
2017年5月3日（祝）
Micinaホールライブ5th Anniversary「Clarinet on the BEAT’17」
＠行徳文化ホールI＆I
開場１７：３０／開演１８：００

チケット　一般3000円／高校生以下2500円
※3歳児未満の入場不可。未就学児は膝上鑑賞で無料。ただし席を有する場合は有料。

出演：Micina
サポートメンバー：
Pf伊藤辰哉／Gt那須寛史／Bass白戸佑輔／Perc岡部量平
Vn榊渚／Vn星野沙織／Vla飯顕／Vc篠崎央彡
ゲスト：
Cl.阿部加奈子／Cl.安藤綾花／BassCl.山本茉莉奈 ／Perc＆Pf田村拓也

５th Anniversaryの企画で、初ゲストをお招きします！
これまで演奏家さんのために書きおろしで作品提供してきたアンサンブル曲たちを、
セルフカバーで初披露！

昨年CD全国リリース、iTunes全世界配信、海外での楽曲起用と、ポップスクラリネット旋風を巻き起こすMicinaの、
熱いステージがここに！
史上最高のパフォーマンスでお迎えします！お見逃しなく！！

★チケット発売日：3月3日10:00～
行徳文化ホールI&I　047-701-3011
イープラス　http://eplus.jp
→スマホがチケットになる、手数料０円の「スマチケ」対応！
ぜひご利用ください。


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【今月のおススメ動画】
クラリネット曲を違う楽器で聴いてみよう！
ご存じの方も多いと思いますが、クラリネットで演奏される曲は
他の楽器でも演奏されることがままあります。

他の楽器の表現法、特に弦楽器の弓の動かし方(ボーイング）は
音楽をつくるうえで参考になる事が沢山あります。
今回はブラームスのソナタ第1番の第1楽章を取り上げました。

●フルートでの演奏：Molly Alicia Barth
https://www.youtube.com/watch?v=K9MM2ekwTfU

●ヴィオラでの演奏：Ziyu Shen
https://www.youtube.com/watch?v=DNgg0HvuP18


他の楽器で演奏される曲には
ブラームスのソナタの2番、シューマン、フォーレのシチリアーノなどの小品があります。
興味のある方は探してみてください。


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【海外の先生から学んだこと・チャールズ・ナイディック氏】
指導するようになってからも、時々公開レッスン等で
海外の先生の指導を見学するようにしています。
今回ご紹介するジュリアード音楽院でも指導している、
チャールズ・ナイディック氏のレッスンは
とても勉強になることを沢山学ぶことが出来ます。
来日された際には、出来るだけ足を運ぶようにしています。

今回はその時のメモからのご紹介です。
舌についてなど、部分についての情報も多くありますが
全体の中で部分を考えてみる事をお勧めします。

・息が音楽をリードする
・クラリネットは第1、3，5，7，9，11，13倍音が出る。
・倍音によってアンブシュアを変え、リードを押えるポイントを変える。
・アンブシュアを変える時、見た目はそうでもないが、自分ではすごく動いているように感じる。
・リードに過度の圧をかけることなく、ポイントを確実に押えていれば高音は簡単に出る。
・弱い音でコントロールできれば、なんでもできる。

・舌の後ろ側が下がると、タンギングが上手くいかない
・舌が後ろに下がると、それを直そうとして口を噛んでしまう
・舌は口を閉じて「エー」「イー」「ヒー」という形
・歯に舌が当たっている状態で吹く
・タンギングの時に考える順番は、息→指→舌

全体を通して、ロジカルに考えて吹く事が大事だとおっしゃっていると思います。
私も学んだことをレッスンにかなり取り入れています。

言葉だけでは混乱することもありますが、
良かったら色々試してみてください。


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【色々なお知らせ】

●3月20日・A管のグループレッスンについて
3月20日のグループレッスン、まだお一人お席がございます。
ご希望の方はこちらからグループレッスンのページをご覧の上お申し込みください。
https://www.fujisaki-clarinet.com/
A管でご希望の方がいらっしゃらない場合は、3月6日より、B♭管でのご参加も受け付けます。

●4月からのレッスンスケジュールについて
これまで変則的に木曜日を15時スタートにさせていただいていましたが
4月からは木曜日の午前中もご予約が取りやすくなります。
それと代わり水曜日が15時スタートとなるスケジュールが増えますが
こちらも毎週ではなく変則的ですので、
詳しくはお問い合わせいただけますよう、よろしくお願いいたします。

●6月4日・勉強会エントリーについて
まだご希望の方がいましたら、数人でしたら演奏参加できますので
お知らせください。
見学はまだまだ受付中です。


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【あとがき】
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回はアレクサンダー色が強かったので
最後にナイディック氏のレッスンメモを書いてみました。
この辺りは色々誤解を生むのでブログでは出さない情報です。
分からない事がありましたら、レッスンでお尋ねください(^^)

次回は4月1日発行予定です。



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♪藤崎クラリネット教室　豊永よしこ♪
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