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【藤崎クラリネット教室】メールマガジン2017年6月号

こんにちは！藤崎クラリネット教室　豊永よしこです。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、最近ブログの書き方をちょっと変えま
した。
記事の最初に、内容を象徴するような画像（アイキャッチ画像と言うらしいです）を付
けたのと
モバイル(スマホ等）の方向けに改行等を変えて書くようにしました。

ブログを読者の方がどんな端末で見ているかを調べると、モバイルの方が8割という事
だったので、まだまだですが、
モバイルでみている方に出来るだけ見やすく書くようにしています。

それと、記事に見栄えとインパクトを与えるアイキャッチ画像は必須！とも聞いていて
やらなきゃと思ってはいたのですが、
どうしてもやる気が起こらず(笑)でも最近ふとやってみようかなと始め
てみたら、
結構自分が楽しいのでこれも続けられそうです。

ブログもいつから始めたのか忘れてしまいましたが、最近じわじわとアクセスが増え始
め
月によっては1万PVに届く月も出てきたので、またやる気が出てきた今日この頃です。

では今月もよろしくお願いします(^_^)

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【今月のメニュー】
１．最近の教室から～6月4日は勉強会です。
２．おススメの解剖学の本
３．注目のブログ記事
４．コンサート情報
５．今月のおススメ動画
６．私が指の猛練習に使った教材

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【最近の教室から～6月4日は勉強会です】

6月4日は恒例の勉強会です。
午前中合わせ、午後本番、終了後反省会というハードな一日になりますが
集中力を持って取組んでいただきたいなと思っています。
1つでもご自身の目標や、やりたい事を決めて臨まれると良いかなと思います。

当日まで数日ありますが「どう演奏したいか」を事細かに確認しながらの練習をお勧め
します。

また、超基本的な事の見直し(何拍子？何調？音の長さは？リズムは？臨時記号は？速
度記号は？楽語の意味は？）をする事もお勧めしたいです。
本番って、神経が研ぎ澄まされているので、普段見逃しているものがすごく見えてくる
んですよね。
「あれ？こんなところにこんな楽語が！」とか「こんなところに♯付いてたっけ？」と
なって
予想に反してあわてて演奏に集中できなくなることもあるんです。

そういう意味でも、ピアノパートをしっかり読むことも大事です。
ピアノが弾ける方は出来るだけ音を出して、弾けない方は自分の吹くパートを歌いなが
ら、音源のピアノパートだけ聴くようにして勉強します。
同じく本番では耳も研ぎ澄まされるので
「え！ここにこんな音鳴ってた？」と本番中に新発見してしまったり(それはそれで楽
しいですが）
「ここどっちが先に入るんだっけ？」などと迷う事を減らすためにもお勧めです。

本番対策についてのブログも良かったら読んでみてください。
先月のブログにも書きましたが、私も色々失敗してそこから学んだり
アレクサンダーテクニークでも探求してきたので
何かお役に立つことがあるかもしれません(^^)

本番対策カテゴリ↓
http://clarinet.blog.jp/archives/9659707.html


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【おススメの解剖学の本】

今回は解剖学のおすすめ本を2冊ご紹介したいと思います。

●『世界一ゆる～いイラスト解剖学　からだと筋肉のしくみ』
http://amzn.to/2s1ufc6

最近発見した本です。題名の通り、ゆる～い解剖学の本。絵本感覚で読むことが出来る
と思います。
筋肉や骨は身体のどこにあって、どういう形をしていてどんな動きをするのか？どうい
う時に使われるのか？がイラストで説明されています。
楽器を構える時や、息を出すときはどこの筋肉を使うのか？イメージしながら読むと面
白いと思います。

身体の使い方を学ぶ上で、解剖学も大事な要素なのですが、こだわりすぎても弊害があ
るので
これくらいがちょうどいいのではないかな？と思っています。

身体のつくりについて知りたいけど、難しいのはどうも(^_^;)とか
興味があるけれど骨とか筋肉が怖い（リアル過ぎないカラフルなイラストです）という
方にもお勧めします。


●『肉単（筋肉編）』
http://amzn.to/2s0WJTC

もともと筋肉の名称を覚えるために作られた本ですが
細かい筋肉も詳しくイラストで書かれているので、レッスンで説明するときに使ってい
ます。

アレクサンダーテクニークで重要とされている、首周りの筋肉
クラリネット演奏からは切っても切れないアゴや口元、舌の筋肉も描かれています。
これも、筋肉の名称は覚えなくていいので（私もほとんど覚えていません(^_^;)
吹くときはどこの筋肉が使われるのかな？と好奇心を持って眺めてみると良いと思いま
す。


私は何冊かを併用して良いとこどりして見ています。
教室の最寄り駅の丸善(書店）の３Fに色んな種類がありますから、よかったらレッスン
帰りにでも寄ってみてください(^^)

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【注目のブログ記事】
最近よく読まれている記事をご紹介します。

●『苦手な人が気にならなくなるコツ』
人間関係は悩みの大部分といいます。私が試してよかったコツをご紹介していますが
なぜか楽譜への書き込みの話題に着地してしまいました。
http://clarinet.blog.jp/archives/7429683.html


●『そのリード、自分に合ってますか？』
レッスンを受ける習慣がない方や、部活で吹いている子に良く感じる傾向を書きました
。
http://clarinet.blog.jp/archives/16097191.html


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【コンサート情報】

生徒さんが所属されている3つの楽団の演奏会をご紹介します。

●市原フィルハーモニー管弦楽団　第33回定期演奏会
・2017年6月25日（日）14時開演
・市原市市民会館大ホール
・全席自由　700円

・曲目
シューベルト：「ロザムンデ」序曲
ブラームス：ヴァイオリン協奏曲
シューマン：交響曲第3番「ライン」

・お問い合わせ：http://ichiphil.symphonic-net.com/


●ママさんブラス　アイブラス第8回演奏会
・2017年6月24日(土）13時半開演
・市原市市民会館小ホール
・入場無料

・曲目
エルカミーノレアル
不思議の国のアリス
ウェストサイド物語メドレー他

・お問い合わせ：http://ibrass.web.fc2.com/


●野田市民室内管弦楽団演奏会　2017
・2017年7月9日(日）14時開演
・野田市文化会館
・入場無料

・曲目
ドボルザーク：交響曲第9番「新世界より」
ラヴェル：なき王女のためのパヴァーヌ
ドビュッシー：小組曲

・お問い合わせ：http://nodaorch.jp



※コンサート情報掲載ご希望の方は
お気軽にお知らせください。　


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【今月のおススメ動画】

同じ奏者の、曲調による指の動きの違いをテーマに選んでみました。
力の使い方、動かし方などは他の楽器の方にも参考にしていただけると思います。

今回は世界的に活躍されていて、日本にも頻繁に来日しているイタリアのクラリネット
奏者、
アレッサンドロ・カルボナーレ氏の演奏です。全く傾向の違う2曲の指の動きを見てみ
ましょう。


●『ラフマニノフ：交響曲第2番より』
とても美しいゆったりとしたソロ。この長いフレーズに苦心される方も多いようです。
吸いつくようにトーンホールに置かれた指、指の力みによって響きが消されている様子
もありません。
指の動きと音楽が完全にリンクして、息でレガートを繋げ、音楽を運んでいるのが見え
ます。

また、ブレスにも注目してください。息を吸う速度が特別早いわけではありませんが
音楽の流れに乗りながらブレスのタイミングを取っているので、ブレスしている事を感
じさせません。
https://www.youtube.com/watch?v=Qf1ZChhsl3E


●『Clarinettologia』
アドリブ的な軽快な指さばきが見事です。ラフマニノフと比べると、かなり軽い力で指
を動かしています。
指が軽く、いつでもどんな動きでも出来るような状態なので、あのような素早く正確な
動きが出来るんだと思います。
トリルのような細かい動きもあります。指を速く動かしたい時の参考になると思います
。
https://www.youtube.com/watch?v=_Z-aP2Ie3Xo


アレクサンダーテクニークの先生がおっしゃっていたのですが
体幹の使い方が身体の先端に見事に表れるそうです。
首や背中等が固まって動きづらくなっていると、
そのまま身体の先端（指、舌、重さを支える足の裏など）が動きづらく固まってしまう
とのこと。
楽器演奏ではかなり影響が出てしまいますね。
指や舌が動かないと指や舌だけに注目して訓練しがちですが、
そういう意味でも練習するときは、身体全体の使い方から気を付けるのが大事だと思い
ます。

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【私が指の猛練習に使った教材】
練習は教材というよりは、それを使ってどう練習するか？が重要と感じていますが
たまには使っていた教材を紹介してみるのも参考になるかな？ということで
私が中学、高校～音大時代に指の練習で使っていた教材をご紹介します。
このおかげでレガート、指のバラツキや苦手な音域がほぼ無くなりました。

●『クローゼ：クラリネット教本』
http://amzn.to/2qlXfuL

中学時代に部活に教えに来てくれた先輩(音大生）の
「これが出来たら音大に行けるよ～」の一言ですぐ買って練習しました。

中学時代は、主に技巧練習を毎日練習していました。今見てもきちんと仕上げるのが難
しい教材と感じます。
高校時代は、主にデュエットを仲間と沢山やったのを覚えています。


●『ジャンジャン：ヴァ―デメカム（Jeanjean:Vade-Mecum）』　
http://amzn.to/2s5VSBQ

音大時代、先生に勧められて練習しました。レガートを繋げるのが難しかったですが
これで苦手音域（スロートトーン周辺）の動きに慣れることが出来ました。


他にもエチュードなどやりましたが、やはりスケールを全調覚えるまで練習したのが
今も役立っていると思います。最初から色々なものに手を出すよりも、数を絞って覚え
るくらいまでやった方が
身に付くと感じています。


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【あとがき】
ここまでお読みいただき、ありがとうございました(^^)
今回は文章は少な目、色々ご紹介中心の内容となりました。
またピンときたものがあればご紹介したいと思います。

次回は7月1日発行予定です。




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