【藤崎クラリネット教室】メールマガジン・2017年12月号
こんにちは!藤崎クラリネット教室 豊永よしこです。
発表会も終わり、1週間ぐらいのんびりしていましたが
のんびりしすぎてふやけてきたので、今週初めから再始動しています。
今日は新しいグループレッスン用の会場の下見に行く予定です(^^)
では今月もよろしくお願いします!
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【今月のメニュー】
1.最近の教室から~発表会終了しました!
2.レッスンメニュー「〈単発〉個人レッスン」について
3.注目のブログ記事
4.今月のおススメ動画
5.コンサート情報
6.音大進学に対する私の考え
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【最近の教室から~発表会終了しました!】
先月19日に年1回のイベント、発表会が無事終了しました。
今回も今の実力より少し上の曲にチャレンジした方が多かったです。
憧れの温めていた曲に取り組んだり、仕上がるかが少し心配な曲に取り組む方もいて
レッスンの時は一抹の不安がよぎることもありましたが、練習のかいあって当日は本番のパワーも手伝って
印象的な演奏になった方が多かったように感じます。
また、今年は例年になく家族参加、親子参加がとても多かったように感じます。
お子さんやお孫さん、お父さんお母さんの演奏を親御さんやお子さんお孫さんが見守っていたり
懇親会では親子でデュオしたりと、とても微笑ましかったです。
大人の生徒さんは結構恥ずかしがってお客様を呼ばない方が多いのですが
ご家族に日ごろの成果を見ていただくのは、とても意味があると思います。
実は私の父も来ていました(^^)若いころは険悪な関係のこともありましたが
かなり高齢になってきて、いつまで見てもらえるかわからないので、
ここ数年招待しています。
家族が実際の演奏を聴いたり、参加することで、より理解を示してくれて活動に協力してくれることも多々あります。
ぜひこれからもご家族と参加していただきたいなと思います。
発表会の様子はこちらです。
http://clarinet.blog.jp/archives/22335014.html
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【レッスンメニュー「〈単発〉個人レッスンメニュー」について】
遠方の方を中心に、継続して来られない方のためのメニューを内容再考のため停止していましたが
このたび再開しました。
継続して来られない遠方の方や時々レッスンを受けたい方のためのメニューです。
詳しくはこちらです。
クラリネットレッスンからお入りください。
https://www.fujisaki-clarinet.com/
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【注目のブログ記事】
最近よく読まれている記事をご紹介します。
●『書き込みを公開します!アレクサンダーテクニークを使った本番対策』
「先生にもなると余裕でしょ~」と数限りなく言われるのですが
私もこういうことをしているんです。
http://clarinet.blog.jp/archives/22327377.html
●『本番後に後悔&自己否定が止まらない方へ』
これは本番後あるあるかもしれません。
同じような状況の時にアレクサンダーの先生に相談していただいた言葉です。
http://clarinet.blog.jp/archives/22298070.html
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【今月のおススメ動画】
今回は、難しいことを何気なく、おしゃべりの延長のように吹いている方々をご紹介します。
●『ウェーバー:コンチェルト第2番より 近藤千花子(CL)』
東京交響楽団の近藤さんの演奏です。学生時代の公開レッスンから拝見していますが
その頃から他の方とは一線を画した身体の使いかたで、柔軟に何事もなく難しいことを吹いていたのが印象的でした。
ジュニアオケへの配慮も感じられる手堅い安定感のある演奏で、
丁寧にきちっと、かつ音楽的に演奏されています。和音進行によって音色や音程を微妙に変える という事が
注意深く聴くとわかってくる演奏です。
空間も広くとっていて観客やジュニアオケとのコンタクトも良くとれているように見えます。
https://www.youtube.com/watch?v=AJOYgLi3CtU
●『北村英二 オンクラリネット』
説明が要らないくらいのジャズの巨匠ですが、難しいことを何事もなく
楽し気に吹いている代表のような方です。
私が以前インフルエンザ明けに、力が全く入らない状態で吹いたら
北村さんのような音が出て喜んだものです(笑)
相当なお年ですが「必要な力だけで楽しんで吹くと、ここまで長くクラリネットを楽しめるんだよ」と
体現されていると思います。(お店の宣伝動画のようですが、素晴らしかったのでご紹介します。お店とは関係ありません)
https://www.youtube.com/watch?v=jnfxhpwxAd8
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【コンサート情報】
生徒さんが出演されるコンサートです。
・八千代管楽オーケストラ 第32回定期演奏会
・2017年12月3日 14時開演 八千代市市民会館大ホール
・プログラム
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より
メンデルスゾーン:「6つの歌」より 歌の翼に
Jシュトラウス2世:歌劇「こうもり」より
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調より第4楽章
掲載ご希望の方はお知らせください。
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【音大進学に対する私の考え】
だんだん寒くなってくると音大受験時代のことを思い出します。
中学高校とクラリネットしかやっていなかったといっても過言ではありませんでしたが
特に音大に進むとは考えていませんでした。でも、ある日いつものようにバンドジャーナル(吹奏楽の雑誌)を熟読していたら
突然「音大に行きたい」とひらめき、受験を決めました。
受験を決めてから入学するまでは一筋縄ではいかないことが色々あり、全部は書けませんが
受験を決めて毎日練習を始めた途端に、原因不明の頭痛に見舞われ、色々な病院を回りました。
朝起き上がれないほどの頭痛だったので、大病かと心配しましたが、やっとわかった病名は
片頭痛でした。今思えば100%ストレスです。
ついていた先生は穏やかで、じっくり教えてくださる人格者だったので
先生に対するストレスはゼロでしたが、自分の中のスパルタ先生が必要以上に厳しく
常に自分を見張っていたのでした…それは体壊しますよね。
そんな状態にも徐々に慣れてきたものの、受験から卒業数年後まで、頭痛以外にも体調が悪く
今より老けていたかもしれません(笑)相当なストレスだったようです。
今思えば周りの仲間も色々なストレス、プレッシャーでおかしくなっていたので
その時代の桐朋学園大はそういうところだったのかもしれません。
自分の話になってしまいましたが、本題の音大進学に対する私の考えを書きたいと思います。
私の進んだ大学が演奏家を育てる学校だったせいか、
「音大は音楽の仕事、特に演奏家になる人が入るところ」と考えがありました。
なので「音大に行きたい」と相談されると、ただ憧れで受けるのは厳しく
練習姿勢や才能や自分の置かれた環境が整っていないと難しいことを説明して、色々な角度から考えて難しい子には
やめた方がいい、とお話しすることもありました。
専門的なレベルになると、才能や性格、環境が大きく関与してきます。
好きだから、楽しいからだけでは難しい、
コンクールや留学などでキャリアをつくっても将来の保証がない世界。
なので、気楽にお手伝いすることはできませんでした。
今もこの考えが基本にありますが、でも私も年齢を経るにつれて、大学は音楽を学ぶだけのところではないと思う事が大きくなってきました。
将来的に音楽の仕事に付かないとしても、音楽を学ぶことで将来必要な生き方の土台をつくることが出来る。
そして何より、そこで出会う先生や友人がその人にとって大きな財産となります。
そういうことを考えると「熱意は分かるけど音大に進むのは無理、やめなさい」という私の判断が、
その出会いまで摘んでしまうことになるのかもしれない、と考えるようになりました。
生徒さんの将来を考えて、水際でチャレンジをストップさせるのも先生の役目であるのかもしれませんが、
最後に決めるのは生徒さん自身です。諦めさせて違う道筋をつくったとしても、最後まで面倒を見ることはできません。
勝手に生徒さんの可能性を予想して、やめた方がいいというのは傲慢なのかもしれないと思うようになりました。
色々なケースを体験してきて、今思う私の役割は「生徒さんが自分の望みに近づくサポートをする」だと考えています。
その役目に忠実でいることが私のやることなのかなと考えています。
かといって現実が見えていない、無謀すぎる生徒さんとは話し合いを沢山すると思いますが…
私の今現在の考えはこのような感じです。
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【あとがき】
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
2017年もあっという間に終わりそうです。
2018年もよろしくお願いいたします(^^)/
次回は1月7日配信予定です。
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解除専用ページURL
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♪藤崎クラリネット教室 豊永よしこ♪
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