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【藤崎クラリネット教室】メールマガジン2018年5月号

こんにちは！豊永よしこです。
ゴールデンウイークに突入しましたね。
私は昨日早速都内で一日買い物や気になるスポットに行ったりして
楽しんできました。
仕事や勉強では都内に行きますが
遊びだけで行くのはかなり久しぶりだったので楽しかったです(^^)/
皆様はどんなGWを過ごされているでしょうか？

では今月もよろしくお願いいたします！


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【今月のメニュー】
１．最近の教室から～アレクサンダーテクニーク教師資格、取得しました！
２. 勉強会の曲目が決定しました。
３．注目のブログ記事
４．今月のおススメ動画
５．コンサート情報
６．リペア屋さんに調整に行くときに気を付けたいこと


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【最近の教室から～アレクサンダーテクニーク教師資格、取得しました！】
2010年からBodychanceというアレクサンダーテクニークの学校にコツコツと通っていましたが
この度4月に全ての必修単位を取得し、アレクサンダーテクニーク教師の資格を取得することが出来ました。
その前から個人レッスンに通っていましたが、もっと身体のことを知りたい、
グループレッスンも受けてみたいという思いで、仕事の合間に通い始めました。

最初は先生のおっしゃっていることがよくわからず、でもいつかわかるだろうと思いながら
楽しいクラスの雰囲気に惹かれて長年通っているうちに
ここまで来ることが出来ました。

資格を取らなくても、アレクサンダーテクニークで学んだことはレッスンで使って
これまでにない効果を上げていたので
資格を取るまで学ぶ必要があるんだろうか？と何度も考えましたが（学費も結構かかるので）
先に資格を取る段階になった仲間の、先生になると決めてからの変化が
いつも目を見張るようで「あの先にはなにがあるんだろう」「自分もその先の景色を見てみたい」
という思いが、ここまでの学びを引っ張ってくれました。

資格取得の大きな山場は、教育実習前の仮免許の取得なのですが（生徒とのレッスンを先生にみてもらい、3人の先生から合格を得る＆課題提出）
そこまではやはり色々な変化がありました。
意識の持ち方や考え方が変わったり、体調がおかしくなったりと
「これが噂の…」と納得したのを覚えています。

いまは拍子抜けするほど穏やかですが、
本当のスタートはこれから、とひしひしと感じます。

これまでの価値観が大きく崩れ、さらに変わっていく今の時代には
アレクサンダーテクニークはとても助けになるものだと思います。
まずは自分の身近なところから、アレクサンダーテクニークの輪を広げていきたいなと思っています。

アレクサンダーテクニークをレッスンに使うと
ほぼすべての方が無意識に自分の力を忘れていたり封印しているんだな～と感じます。
「本当はこんなもんじゃないよ！自分を侮らないで！」と思いがわいてきます。
少しずつその方の本来の力が現れてきた時は、アレクサンダーを学んでよかった、教えられるようになってよかったと思います。


6月から本格始動する予定です。
今アレクサンダーレッスン専門のWebページやレッスン体制などを作っている最中です。

今後はアレクサンダーテクニークの個人レッスンや楽器を絡めたグループレッスンなどで
それぞれの方の中にある可能性に出会っていきたいと思います。


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【勉強会の曲目が決定しました】
6月24日の勉強会の曲が決まりましたのでご紹介したいと思います。
10代から80代まで
初参加の方から常連さんまで
13名の方が参加されます。

・ジャンジャン：クレールマタン
・シューマン：3つのロマンスⅠ
・シューマン：3つのロマンスⅡ
・シューマン：3つのロマンスⅢ
・メモリーズオブユー
・モーツァルト：クラリネット五重奏曲より第1楽章
・サン＝サーンス：ソナタより第4楽章
・ピエルネ：カンツォネッタ
・フォーレ：シチリアーノ
・ロッシーニ：イントロダクション・テーマヴァリエーション
・カユザック：カンティレーヌ
・チルジンスキ：Quasi Kwazi
・ビゼー：間奏曲
・グロブレ：ラメント

勉強会は午前中にピアノ合わせ、午後本番というプロでもかなりハードな内容のものですが
1日で全部できる、気軽にピアノと合わせて本番が出来る、お茶会で他の方のお話が聞けるなどの理由で
11月の発表会よりも予約が早く埋まるイベントです。

1発合わせで曲に仕上げるには、事前の準備がものすごく大事になってきます。
そのあたりの準備の練習にもなっていると思います。

また、勉強会がいつも成果を上げるのも百戦錬磨のピアニストの先生方のフォローあってのものです。
本当に親身になって、生徒さんのことを考えてピアノを弾いてくださっている
この先生方のサポートも教室の自慢です。
本当にあのような先生がたに弾いていただける機会って、本当になかなかないんですよ（「本当に」を2回使いました(笑)

自分に出来る準備は万全にして、あとは
大船に乗った気持ちで気持ちよく演奏してほしいなと思います。


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【注目のブログ記事】
最近よく読まれている記事をご紹介します。
●『出来ないとイライラしたりテンションが下がってしまう時、試したいこと』
こんな生徒さんが過去に2人いました。楽しくも不思議なレッスンでした(^^)
http://clarinet.blog.jp/archives/25438352.html


●『音を出す以上に大切な練習～初心者編』
初心者の方は音を出すだけでも楽しい時期ですが
楽譜を使って練習するときは、吹く前に準備をしっかりしてから吹くことをお勧めしています。
http://clarinet.blog.jp/archives/25630759.html

●『今の時期、読んでほしい7つの記事』
新入生が来たらどうする？楽器を買う時はどうする？
生活が変わって練習できなくなったらどうする？ブランク明けの練習はどうする？など
今の時期に必要な知識やアイデアの記事のリンクをまとめました。
必要な方はぜひ読んでみてください。
http://clarinet.blog.jp/archives/15744937.html


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【コンサート情報】

●『CLARINET ON THT BEAT ’18』
Micinaさんの毎年恒例のホールライブです。
最近は演奏だけでなく、作曲した作品がコンクールの全国大会で演奏されたり
ミュージカルを手掛けたりと
作曲家としてもぐんぐん頭角を現しています。

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/micinapr

今回のライブも全作Micinaさん作曲、演奏、演出です。

2018年5月12日(土）18時開演
行徳文化ホールI＆I

一般3,000円　高校生以下2,500円

問い合わせ
http://micina-clarinet.com/


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【リペア（楽器調整）屋さんに行くときに気を付けたいこと】
楽器は買ったら終わりではなく、頻繁に調整に出す必要があります。
調子が悪くなったら即出すのはもちろんのこと、理想的には季節ごとに、最低でも
半年に1度は出してほしいと思います。

吹き方やリードやマウスピースに問題がないのに音が出しづらい
ついつい力んでしまうという方に話を聞くと、調整に出したのはだいぶ前というお返事がよく返ってきます。
クラリネットは少しキーバランスが悪くてもタンポが破れかけていても
頑張れば音が出てしまう楽器なので、調子が悪くなっていることに気付きづらいのかもしれません。

今回は調整に行く～調整が終わり家に持ち帰るまで、どういう事に気を付ければいいのかを
書いてみたいと思います。

まず、調整に行くにはお店を探さなければなりません。
購入した楽器屋さんで調整もしているなら、そこでも良いですが
必ずしもリペアが上手とは限りません。
（楽器の知識が豊富で楽器を売るのが上手なのと、リペアが上手なのは別なのです）
何度か出してみてイマイチパッとしなかったり
逆に調子が悪くなってしまう時は他を探した方が良いと思います。

よく「無料だから」とイマイチなのに同じところに出している人もいますが
調整は上達に本当に大きな影響を与えるので、腕の良いところでお願いした方が
トータルで考えるとお得です。

お店を探すのは、ネットの評判を参考にするのもいいですが、まずはクラリネットの先生がどこに出されているかを
聞くのが一番良いと思います。レッスンに通っていなくても
学校や楽団に先生がいらっしゃることがあると思います。その時にぜひ聞いてみてください。

わからないから近くの楽器店に長期間預けるよりも、直接自分の使っているメーカー直営のリペア部門にお願いする方が
早く確実に仕上がる場合もあります。
（クランポンのサービスセンター（東陽町）、ヤマハアトリエ（銀座）、ノナカミュージックハウス（セルマー、渋谷）等。詳しくは検索してみて下さい）
メーカー独自の部品がそろっていたり、ベテランのリペアの方も多いので、何かトラブルがあってもフォローしてもらいやすいと思います。


また、評判が良くても、自分との相性もあります。
「皆がいいというけど、なんかしっくりこない」という時は別のところに行く選択肢も残しておいてほしいと思います。

私もこれまでにいくつか評判の良いところに行きましたが
イマイチしっくりこなかったり、良いのは分かるけど職人さんの主張が強すぎて好きではないところもありました。

またお店によっては、いきなり高額な修理を勧めてきたり
クラリネットを直した経験が少ないのに無理に直して逆に調子を悪くされたりすることもあるので
慎重にしたいところです。

なんでもそうですが、結局は自分で体当たりしてみないとわからないのが本当のところです。
評判の良いところであれば、イマイチ相性が合わないという事はあっても調子が悪くなることはほとんどないので
気になるところは何度か通ってみることをお勧めします。


調整に行く時は、慣れない方は不安だと思います。お願いする立場ですが、自分の主張もきちんとしておいた方が
あとあとモヤモヤが残らないのではと思います。

調整をお願いするときは、まずは電話やメールで問い合わせ、予約します。
その際に、機種、楽器の状態(使用年、調子の悪いところなど）、調整の希望（全体を調整、タンポ交換など）予算の希望、
希望日時、預けられるか否か（預けられる場合は希望期間）などをきちんと伝えて疑問があれば聞いておくといいと思います。

事前に大まかに伝えておくとお店に行った際に話が通りやすいのでお勧めです。
実際にお店ではより詳しく伝えてみてください。
これはさすがに調整では直らないだろうな…という事も意外とあっさりOKなこともあるので
気になることはなんでも伝えてみましょう。
また、初めてでどうしていいかわからないときは、その旨を伝えましょう。


調整に出して戻ってきたときには、お願いしたとおりに直っているかをその場で試奏しますが
その時はスケールなどで、レガート、タンギング、スタッカート、音量の強弱等を一通り
余裕があればエチュードや曲のフレーズなどを吹いて調子を見ます。

初心者の方やブランク明けで不安な方は
出来れば自分より上手な方と一緒に行っていただきたいですが、
それが難しい場合は、自分の出せる音をゆっくり吹いて、
音が出やすいかどうかを確認してみてください。

この時に気を付けたいのは、周りが気になって緊張して力んで試奏してしまったり
慌てていると本当の様子がよくわからなくなってしまうこと。

緊張すると息が浅くなるので、響く状態になっているのに響かないと感じてしまったり
指が力むので自分の本来の力加減で塞いでもきちんと音が出るのかがわからなくなります。

普段のルーティンをしたり、動作を普段よりゆっくりにしたり、空間を広く感じたり
待っている時に深呼吸して置いたりして
出来るだけいつもの状態で吹くようにしましょう。
（本番対策と全く一緒です。ブログに沢山書いてあるのでよかったら読んでみてください）

試奏して何か気になること(音の鳴りや雑音、キーの重さなど）があったら
遠慮なく伝えて再調整してもらいます。気のせいかな？私が悪いのかな？という事でも
伝えてみましょう。

また、部屋の響き具合によって雑音が聴こえることもあるので
向きを変えて吹いてみるのもお勧めします。

一通り吹いてみて特に問題がなければ一応クリア。
家や練習会場に帰ってもう一度吹いてみて調子を見てみましょう。
それで問題なければ次は数か月後まで大丈夫です。

特にタンポを全交換したり、オーバーホールなど全体的な調整をした場合は
新しい部品が安定するまで楽器の状態が不安定になることもあります。
しばらく経っても様子がおかしい場合は、もう一度調整してもらってください。

楽器はとても繊細で、常に変化し続けているので
特に問題がないと感じてもマメに調整に出し、おかしいと思ったらすぐ調整に出す
でも神経質になりすぎない（神経質になるときりがないので。
楽器の調子にこだわりすぎると、自分の吹き方の問題を楽器のせいにしてしまうこともあります）
という付き合い方をしてもらうといいかなと思います。


ちなみに私が今お世話になっているのは
西日暮里にある「ル・べカール」というお店です。
http://www.lebecarre.jp/

クランポンで長年調整に携わっていた日谷さんが独立して作られたお店。
クランポン時代にはトスカの開発や、フランスの工場に技術指導しに行っているほどの方で
お人柄も良く、沢山のプロの方からの信頼もあつい
安心してお任せできるお店です。
楽器はどのメーカーでもOKです。

もしピンときたらお願いしてみてください。
遠方の方は宅配便で送ることもできるそうです(お店に輸送方法は聞いてください）
私の名前を出すと、初回のみ少し割引になると思います。


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【あとがき】
今回は文章中心になりましたが
ブログでは深く突っ込んで書けないことをここに書くのもいいなと思いました。
毎回色々試していきたいと思います(^^)/

ここまで読んでいただき、ありがとうございました！
次回は6月1日の予定です。

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